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映画視聴記録2015〜2016

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1998年【米】Saving Private Ryan
スティーヴンスピルバーグ監督(「インディ・ジョーンズ/クリスタルスカルの王国」「宇宙戦争」「ミュンヘン」「ターミナル」「キャッチミーイフユーキャン」「Ａ．Ｉ．」「アミスタッド」「ジュラシック・パーク」「シンドラーのリスト」「フック」「インディ・ジョーンズ/最後の聖戦」「Ｅ．Ｔ．」「レイダース/失われた聖櫃」「未知との遭遇」「ジョーズ」「激突！」)

『1944年。ノルマンディ上陸作戦を生き延びた連合軍の米兵ミラー大尉(トムハンクス)は、ライアン二等兵(マットデイモン)救出の任務へ。米軍上層部は、3人の兄が戦死した兄弟の末弟であるライアン二等兵を母の元へ帰国させようとしていた。ミラーら8人の部隊は、1人の二等兵を救うため8人の命をかけることに疑問を抱いたまま前線へ。そこでは指揮系統が分断され、ライアンの行方も生死も確認できない。過酷な戦闘の中、ミラーの部隊は次々と敵弾に倒れていくが!?』(wowow online より)

苛烈でリアルな戦闘シーンは、当時画期的だったらしい。

軍のタイプ室で、偶然おばちゃん職員さんの目にとまった
「ライアン」という名の兵士の死亡通知、
兄弟次々に、という家庭はきっと他の家庭にもあった悲劇なのだろうが、
さすがに同時に3人の訃報を実家に届けるというのは、
届ける士官としても胸が痛むことであったろうな。

軍の車に気づいた母の背中が、
きっと「一体、どの子が…」と目の前が真っ暗になっていることを想像させ、痛々しい。

残った1人の末息子を連れ戻せ、というのは美しい心遣いだが、
どこにいるかもよくわからない、1人を連れ戻すために8人のチームが、
命をかける、という皮肉。

「これから助けに行くライアンってヤツが、(亡くなった兵)こいつの10人分は助ける価値があるやつだったらいいが」ってミラー大尉が言うのだが、
せめて、ライアンが誠実で好感の持てる若者で良かった。

時間がたってから観るので、
当時知らなかった俳優ウォッチングも楽しめた。

「コンフィデンス

狙撃の腕が優秀で、塔の上の活躍が泣かせたジャクソン二等兵役は、
「七つの贈り物」で好きなバイプレイヤーになったバリーペッパー。

「これ、ヴィンディーゼルじゃんか～(^_^)」と思ったお兄ちゃんは、
「姪に似てるんです」とか言って小さい女の子を預かろうとしたとたん撃たれた。(T-T)

「グリーンマイル」のビョーキの職員ジョバンニリビシはいつも印象強い役で出てくる。

「レディインザウォーター」の管理人さんポールジアマッティもいた。
(「コンフィデンス」にも出てたんだ…)

中盤、ミラーが半ばやけくそで「ライアン二等兵はいるか？！」と叫んだ時に、
耳元で爆弾が炸裂したせいで耳が遠くなっている兵士は、
「ミディアム」でアリソンデュボアの弟マイケルおじさん役の人だった！

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