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ぴけっと

ぴけっと

2004/04/04
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カテゴリ: JAZZ
■The Greate American Songbook/Carmen Mcrae(1971)


こんヴぁんわ。
ノートPCを物色中のピケです。
今のタワーだけでいいと言えばいいんだけど。
サブのノートがどんどんご老体になってきてるので、とりあえず何かないかな。
ただのROMドライブをマルチドライブに換装して使おうかと試してみたが、47ピンの問題でか、認識しない。
無理やり半田付けしてしまうか。

メイン機のほうもPCアンプとの併用で、オーディオカードを試そうかと思っている。
SOUND BLASTERの前に一時期EGOSYS社の製品を使っていたが、ドライバの不具合に耐えられずにブラスターに交換、→ブラスター節に耐えられず、PCアンプ、と来て、再度オーディオカードを試そうかと。

さすがプロも使うだけある。
ブラスターあたりの”サウンドカード”と"オーディオカード"の違いは明確にある。

ソフトはONKYO CarryOn Musicがver4.00になったのでこれを買うかな。
音質的にはこれが一番いい。
メディアプレイヤーやリアルワンなんて使う気にならない。
以前に使っていた、MUSIC MATCHもよかったのだが、イコライザが別になっていたのが、ちと気に入らなかった。
あと、MUSIC MATCHもCarryOn MusicもMP3エンジンは同じFraunhofer llSだったはずなのだが、MUSIC MATCHの再生音はどうも自分には合わないような。
Ver4.0はLPのリッピングをする際に、音楽ファイルの波形情報を元にインターネット上のデータベースを使いタイトル情報を取得してくれるとか。
いちいちタイトルを入れる手間が省ける。

ただ、ONKYOの弱点はバグ。
ライブラリの曲数が10,000を超えているのが影響してるのかも知れないが、途中でフリーズすることがあり、その時に作っていたプレイリストも消えてしまう。

それでも壊れることもあるので、別フォルダにバックアップを取らなくてはならない。
今回それを怠ったが為に、1週間近くかけて整理したプレイリストがおじゃんに・・・
それともうひとつ、直してほしい点が。
アルバムで同じ曲名のものがCDDBに登録されていると、録音の際にあとの方のものに上書きされてしまうのだ。
最初のほうの曲は残らない。

NetTUNEとか今後の拡張を考えていくとやっぱりONKYOブランドで統一したほうがやりやすいかな。
アンプ単体では今のマランツに勝る国産品はないと思うのだが。
マルチチャンネル=高音質化と捉えているメーカーの姿勢についてゆくのは疑問が残る。
だから、はなからマルチを捨てているMAー700Uに飛びついてしまったのかな?
”良い音”とはマルチチャンネルと同義語ではないのだ。

ニュースステーションが先日終わった。
最後まで久米さんらしい、終わり方だ。
一流のスタイリストとして、あそこで落涙することはできなかったのだろう。
番組の一番のスポンサーであったトヨタに圧力をかけて、スポンサーから降りさせた、梶山静六とのインタビューが一番久米さんらしくって面白かったな。
岡留安則さんもご苦労様、である。
言論の自由、表現の自由といった、曖昧模糊なものはもはやいつの間にか消え去ってしまった。
それを感じとる感性もないままに、権利を主張する人々と接することにも疲れた。
すぐに論じたがる方々も。
もう評論の時代は終わったことに気がつかれたほうがよかろう。
論ずる前に、事実をきちんと見つける努力をしたほうが、いいだろう。

いつも以上にうだうだと書いてしまった。


カーメン・マクレエ
この作品は”ライブとはこうあるべし”というひとつの姿だろう。
もう亡くなられて10年の月日が流れようとしている。
このアルバムを聞くと、『ああ、ライブっていいな』とつくづく思う。
意外性の塊のような即興もあり、ひげおやじ(ジョー・パス)のにやにや笑う顔が浮かぶようでもあり。
ジミー・ロウズのピアノでおとなしく歌っているかと思えば、自らの弾き語りでバラードを詠ったり。
元はベイシー楽団のピアニストから始まっているのだから当然だが。
ヴォーカルに転向して、54年のリーダー作『イージー・トゥ・ラヴ』でデビュー。日本ではエラ・フィッツジェラルド、サラ・ヴォーンと共に御三家と称されていたな。
ビリーに可愛がられ、その影響を受けたマクレエ。
ビリーへのトリビュートライブも残している。その作品はまたいずれかの機会に。
男性ヴォーカルの大御所シナトラがビングの影響下から脱するのに苦労したのとは違い、自分の世界を簡単に築きあげたようにも見える。
決して簡単ではなかったんだろうが。
自分の心を観客に向かって詠い上げるかのようなトーキング・スタイル。
前述の3人の中では一番デビューが遅く、30歳を過ぎての歌手デビューだった。


この作品はそんな彼女のスタンダードだけではない魅力を感じさせる作品だ。
1971年にハリウッドのクラブ「ダンテ」に出演したときのライヴ盤でコンテンポラリーにも積極的に取り組んでいる。
アーヴィング、グリーン、ポーターといったティンパンアレーのものから、天才バカラック(笑)、レオン・ラッセルまで。
ジョー・パスやジミー・ロウズを含むコンボをバックに、歌もしゃべり(笑いともいう)も絶好調のマクレエ。
文化や言葉といったものを超えて、伝わってくるものがある。
それは彼女の情熱といえるのだろうか。

先ずはベースとのデュオから始まる『Satin Doll』
ひげおやじが途中のソロから加わる。
『If the Moon Turns Green』で、オーディエンスに問うように詠いながら笑わせもする。このあたり綾戸さんと似てるなあ。
軽快なヴォーカルとギターがいい『Day by Day』
ロウルズってこんなに渋いプレイも出来たのか。
私の一番好きなスタンダードナンバー『The Days of Wine and Roses』思わずボリュームを上げたくなる。
そのままメロディアスな『It's Impossible』へと。
この流れが心地よい。
”オーディエンスを前に歌っている”という情景が良く伝わってくる。
いろんな人がカバーして、もはやスタンダードともいえる『Song for You』
マクレエの歌い方に良くあったナンバーと言えるだろう。
パスじいさんのギターが光る『I Cried for You』
陽気にオーディエンスを笑わせ、一体感を盛り上げる『Behind the Face』もいい。
バカラックのナンバー『(They Long to Be) Close to You』も。
この曲も『Song for You』と同じく、カーペンターズもやっているナンバーだ。
最後の『I Thought About You』まですぐに時間が過ぎる。
何度でも繰り返し聞きたくなる作品だ。

彼女の歌を形容する言葉がなかなか見当たらないで、人には勧めにくいが、それでも『まあ、聞いてみな』といえる作品だ。
しいて言うなら、”エンターテイナー”といえるだろうか。


1.Satin Doll
2.At Long Last Love
3.If the Moon Turns Green
4.Day by Day
5.What Are You Doing the Rest of Your Life?
6.I Only Have Eyes for You
7.Medley: Easy Living/The Days of Wine and Roses/It's Impossible
8.Sunday
9.Song for You
10.I Cried for You
11.Behind the Face
12.Ballad of Thelonious Monk
13.There's No Such Thing as Love
14.(They Long to Be) Close to You
15.Three Little Words
16.Mr. Ugly
17.It's Like Reaching for the Moon
18.I Thought About You

私の持っているものは、18曲のバージョンだが、このあとコンプリート盤(20曲!!)も出ていた。

さてさて、4月もぼちぼちと行くか・・・
出張出来ないくらい予定が入ってるんだが(汗)









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Last updated  2004/04/04 10:45:12 PM
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