日本語はダメか2

日本語はダメか2

2007.09.18
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ハート

 さびしげな まち ね このまーちは手書きハート

 などと歌い出しそうだった。

 夕方、地元の駅に帰り着いた。エスカレーターに向かいながら、一人の男に眼が行った。両手にいくつかのビニール袋を提げている。

 ごみ箱をあさりはじめた。頭に巻いた手拭いといい、背格好といい、まさにY君だ。衝撃で声をかけられなかった。疲れていたせいもある。だが、びっくり不意を打たれた感じに負けてしまった。「自分的には」君、びっくりついに究極の「自分的」生き方を選んだのか。

 他人のそら似であってくれれば、とも思う今。

  うたたねに 恋しき人を見てしより 夢てふものは 頼みそめてき

                          (古今和歌集 小野小町)ハート

 仮寝の夢の中で恋しい人に逢った!! それ以来、夢だってあてにできる、と固く思い込んでしまうようになってしまったわ手書きハート。うたたねが待ち遠しい、うたたねが怖い。ああ、逢わないまま、何か年、何か月が、何週間が過ぎてしまったのだろう。ククク。く く く。

 ふと見た「自分的」君らしき君(きみ)、今は何をしている、星今日は電話をしてみようか電話、いやいや、なかなかに厄介だ、その話題に触れるのも、物憂い、何も改めて確認するまでのことでもない、 あれは一瞬の夢だとそう思ってしょんぼり忘れることにしよう、夢なんて、どだい、そんなもの。あてになんか出来ないんだから。

 でも、ねえハート

 ふと思う。夢で逢った女(ひと)に早く会いたいなあ。






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最終更新日  2007.09.18 06:15:15 コメント(2) | コメントを書く


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