PR
Comments
Calendar
Keyword Search
Free Space
知的障害者の自立を支援 大阪の福祉事業型学校で公開授業
知的障害者が高校卒業後、
新たな進路として選択できる大阪市浪速区の福祉事業型の学校
「エルズカレッジおおさか」で、生活社会科の公開授業が行われた。
http://l-challenge.or.jp/ls-college/osaka/study_more/
知的障害者の自立支援のための試みで、
生徒たちは電子黒板を使い、
自宅から学校までの通学路を来場者に説明した。
障害者総合支援法に基づき、
2年制の福祉事業型の学校として4月1日に開校した。
これまで知的障害者は府内でも、
高校卒業後の進路選択が福祉作業所などに限られていた。
そのため「もっと学びたい」「学ばせたい」
という生徒や保護者の声を受け、
障害者の就労移行支援事業所などを運営する
一般社団法人「エル・チャレンジ」(大阪市中央区)が母体となって開校した。
在学期間は2年。
知的障害者が社会生活をするうえで必要な広範な知識を学ぶ
「生活社会」などの授業がある。
公開授業では、1期生8人が自宅からの通学路について資料などを使い、
保護者ら約60人の来場者に分かりやすく説明した。
通学路の理解に役立てるほか、発表力を高める狙いもあり、
発表を終えた生徒たちは
「緊張した」「うまくできた」などと感想を話していた。
同校は授業を主体とするカリキュラムを組んでおり、
校外学習や水泳大会なども計画している。
辻行雄校長は
「知的障害者の特性を考えると、
落ち着いて人の話が聞けるようになるのは
20歳ぐらいになってからの生徒もいる。
さまざまな活動を通して、
自立するための力を
身につける場を提供していきたい」
と話している。
[産経ニュース http://www.sankei.com/region/news/150421/rgn1504210080-n1.html ]
高校卒業後の進路選択、
こういう形で選択肢が広がるのはありがたいことです。
🌠