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2026年08月23日
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カテゴリ: ニュース



発達障害がある折り紙高校生の挑戦 
鳥取県内の高校生ではただ一人の折り紙講師に 
折り紙教室で子どもたちに折り紙の楽しさを伝える 鳥取県



可能性を引き出したのは、1枚の紙。

折り紙に夢中になった
青年の初めての挑戦を追いかけました。

タコに、フクロウ、首をつままれたネコなど…1枚の紙から生まれる、精巧な作品。

黙々と折り紙に向き合うのは、鳥取県北栄町の高校3年生関本透也さん17歳です。

関本透也さん

「今はオリロボ(折り紙ロボット)っていう作品を折ってます」

透也さんのこだわりは、作品を1枚の紙から作ること。

一見すると
何枚もの紙を組み合わせているように見える作品も、
1枚で折り上げています。

関本透也さん

「やっぱり1枚でできる方がすごいっていう感じも出る」

透也さんが本格的に折り紙を始めたのは、
小学4年生の頃でした。

発達障害があり、
学校生活で悩むこともあったと言います。

関本 透也さん

「結構やんちゃしてたと思います。 授業が嫌だった、勉強が嫌いだった」

母・関本典子さん

「支援級(特別支援学級)にいたんですけども、教室の中で みんなが授業するんだけども、 教科書は絶対開くことはできないし、教科書はイライラすると破っちゃったりしてすごく大変でした」

そんな中、支援学級の先生が透也さんに渡した、1冊の折り紙の本。

先生は、
授業中に折り紙を折ることも認めてくれました。

それをきっかけに、いつしか折り紙は、
透也さんの日常の一部になっていました。

関本透也さん

「最初は『なんだこの部分』とか 『どうやって折るんだよここ』 とか、わけが分からないところ ばっかりでイライラしてばっかりだったと思います」Qでもここまで続いているというのはなぜ?「諦めるのが嫌い、負けず嫌いみたいなところがあったと思います」

母・典子さん

「集中できるものがある。発達障害の子って得意なものを 伸ばすとすごく良いと聞くので、折り紙がその一つだったのかな」

これまでに手に入れた折り紙の本は約30冊。折ってきた作品は、数え切れません。

Q連続でどのくらいの時間長くてやったことある?

関本透也さん

「おそらく2〜3時間くらいかな」

Q飲まず食わず?

関本透也さん

「基本はもう折り紙のことに集中して飲むことはないです」

「(完成後は)疲れて寝込むような感じ」

折り紙への情熱は、
中学に進んでも変わりませんでした。

母校の中学校には、
透也さんの作品が今でも飾られています。

渡り廊下には、約2mの恐竜の骨格標本のような作品。

そして校長室には、
1枚の紙で作った立体的な龍や大きなカマを持った死神の作品も。

大栄中学校 清水元気 教諭

「粘り強く集中してやっていて、ひとつひとつ丁寧に折りあげているなというのが印象的でした」

中学を卒業したあと、
日本折紙協会が認定する「折紙講師」
の資格を16歳で取得しました。

現在、鳥取県内の高校生では透也さんただ一人。

最年少の折り紙講師です。

折り紙の技術を身につけていく一方で、両親にはある思いがありました。

母・典子さん

「社会に出るからには、人とのコミュニケーション、人としゃべることは大切になってくるので、そこも 社会性を身につけるための一歩として考えてはいます」

そんな透也さんに、この夏、大きな挑戦の機会が訪れました。

折り紙講師の資格を取得してから初めてとなる
「人に教える活動」。

倉吉市内の保育園で、
折り紙教室を開くことが決まったのです。

この日は、園の先生たちとの事前打合せです。

関本透也さん

「打ち合わせについて・・・・・・お時間いただきありがとうございます」

園長

「これって1枚の折り紙?」

関本透也さん

「これは1枚です」

園長

「1枚!?」

折り紙教室を目前にした透也さんに、園長先生がアドバイスします。

ババール園 村岡将範 園長

「話す時に少し意識をしてゆっくり話す。すると、聞く方もゆっくりな方が入ってきやすい」

本番に向け、準備を重ねる透也さん。子どもたちが分かりやすいように、途中の工程を、ひとつひとつ大きな紙に貼っていきます。

そして、伝える練習も。

関本透也さん

「下げる範囲は1番横から適当なくらいの…なんて言うんだろこれを」

父

「そうだなぁ」

母

「『こんな感じで』って言って 見せたら良いんじゃないの?」

父

「『こんな感じで折れば良いんだよ』

関本透也さん

「『こんな感じに下に向かって折ったらいい』」

父

「『羽を広げるよ』って」

関本透也さん

「分かりやすく伝えるっていうのが苦手で、特に細かいところとかを『こうやって折るんだよ』って いうどういう風に伝えたらいいのかが分からなくなるんで」「折り紙の魅力、良さが伝われば 良いと思っています、伝わる会になればいいと」

「おはようございます〜」

透也さん、折り紙講師デビューの日がやって来ました。

関本透也さん

「関本透也といいます。今は高校3年生です」

先生

「関本先生です」

関本透也さん

「きょうは『透也くん』って呼んでくれたら」

この日は、年長クラスの園児8人に向けて折り紙教室を行いました。まずは、これまでの作品を見てもらうことに。

園児たち

「お〜!これ見てすごい!!」

「こんなんどうやって作るんだろ!?」

「透也くん何枚使ってますか?」

関本透也さん

「ここにあるやつは基本全部1枚」

園児たち

「・・・!(驚き)」

日ごろから折り紙が大好きな子どもたち。

「透也先生」に習いながら、
セミと小鳥とネコの折り紙に挑戦しました。

関本透也さん

「ここ半分くらいまで折ったらいいと思うよ」

園児

「こう?」

関本透也さん

「もうちょい下かな?」

「ここにちょっとすき間ができるくらい、こんな感じ」

入念な準備のおかげで、折り紙教室は順調。

しかし、ここである問題が…

関本透也さん

「どうしようか、どうしよう…」

あまりにも順調に進み過ぎて、時間が余ってしまったのです。

関本透也さん

「なんか…リクエストされたもの 1個作ろうか?」

そこで、急遽、教室にあった折り紙の本の中から、
リクエストをもらい、即興で作品を折ることにしました。

子どもたちが選んだのは、「ドラゴン」。

園児たち

「もしかしてここ?」

「たぶんここらへん」

「たぶんここ」

「今ここ」

子どもたちも追いつけないスピードで、ドラゴンを初見で折り上げていきます。

「すげー!」

想定外のことも乗り越え、教室は無事に終了。

園児たちが折った作品。

その一つ一つが、
透也さんの挑戦の証です。

関本透也さん

「とりあえずやれることは全部やったんで、今回は良い感じに大成功、満足」

父・関本和昭さん

「自分で折り紙の楽しさを子どもたちに初めての折り紙教室で伝えることができたということが何よりも息子自身の心と体の成長をすごく今回で感じることができた」

自分のために続けてきた折り紙。

勇気を出して踏み出した一歩は、
誰かの笑顔につながっていました。



[dmenuニュース] ​





子ども達を相手に折り紙を教える、

素晴らしい先生ですね。 ☄


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期間限定記事だったようで、悪しからずです








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Last updated  2026年09月23日 18時26分50秒
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