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2014.12.10
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どうさい「葉っぱを描く予定であったが適当な葉が見つからず、これから表示する4枚(カラー、どくだみ、睡蓮、夕顔)は数年前から課題としていたものを今回作品としようとしているものである。一部花を含むが悪しからず。」

悪友「葉っぱのみではないのだな、君子豹変と言えば聞こえは良いが、何時もの朝令暮改だな。」

どうさい「葉っぱを中心にし、一部花を添えた絵を描くこととする。銅による発色を検討していた時、緑色を出すには酸化銅を5%程度含有させるとよいことを見つけ葉脈を描きながら酸化焼成(1230度)すると、釉薬がうまく流れ葉脈がそれらしく表現できた。一般的に銅を発色剤として使う場合は、発色剤をかなり厚く塗る必要があるが、銅の含有量が少ない時は流れにくく、多くなると流れやすくなる。銅含有釉薬では織部釉が有名であるがこれの酸化銅含有量は3%程度で結構流れている。織部釉より酸化銅を多く入れているので、よけい流れやすくなっているのであろう。
釉薬を化学の一般式で書くとaRO.xAl2O3.ySiO2つまり(アルカリ)・(アルミナ)・(シリカ)で表されアルカリが増加すると釉薬は溶けやすくなる。酸化銅はアルカリでありこれが増加するとガラス化しやすくなる。」
*一般式の詳細は「ゼーゲル式」などで調べてほしい。

001.JPG
       夕顔   21×21 H0.5 (cm)

悪友「なるほど葉っぱの部分は溶けて流れているようだが、花弁の中のブルーの部分はそれほど溶けて流れているとは思えないな。しかし、夕顔の青色は可笑しいと思うが?」

どうさい「確かにブルーではなく実際は何とも言えないグラデーションが掛った黄緑なのだがブルーの方が画面が引き締まるのでそうしたよ。夕顔は夏の夕方から明け方まで花が開いており、暗がりの中で沈みがちな葉っぱに比べて白い花びらは浮かび上がる、ブルーは画面を一層引き立てると思わないか。花弁は何とも言えない陰影があるのだが私には描けない。中ほどの花弁は白い顔料を少し施してあり、右上の花弁は地色そのものである。」

悪友「葉っぱが機能しているから花びらも役目を果たしていると言いたいのかな。」





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最終更新日  2014.12.12 09:31:32
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