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2015.10.03
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テーマ: 陶芸(41)
カテゴリ: カテゴリ未分類
悪友「題の”素焼きの適温は”にそぐわない内容が続いているが何とかならないか?」

どうさい「申し訳ない”素焼きの適温は”はどう収束するか結果が分かって書いているのではないのだ。いろいろ検討項目が増えてくるので、最後は”室温から1230℃の間です”となるかもしれない。”素焼きの適温は”の次にくる言葉が見出しと思っていただきたい。
前回(2015.9.26)にアップした”色と色の境界に線を引く”の実験では油性マジックで線を書きその中にイオン性発色剤溶液を塗ってゆき800度まで加熱した。しかしこんなに加熱しないで良いのではと思っていたので今回は300~600℃を検討した。電気窯にサンプル小片を並べ毎分2.5℃で昇温してゆき一定の温度に達した時蓋を開け素早く炭ばさみで取り出していった。写真1.

002.JPG
   写真1 一定温度加熱して取り出していった小片

300℃で取り出した小片からは金属イオンがあったところは黒く、または灰色に変色していた、マジック線は一部残ったところもあったが、400℃以上ではそのマジックの黒色も見られない。予め割れやすく溝を入れているところで割り、釉薬に1秒ほど浸したところ、加熱しないサンプル(RT)はマジック線が撥水性のため釉薬が載っていない部分が見られた。300℃加熱の小片は加熱の際マジックが一部焼けて親水性になっていたためか釉薬が全面に載っていた。今回使用のイオンはコバルト、銅、ニッケル、クロムでありこの順に塗った。

乾燥後1230℃で本焼きした写真2.
004.JPG
   写真2 写真1の半分に釉薬を施し1230℃で本焼きしたもの

RT即ち室温放置したサンプルは色が薄い、つまり釉薬に浸漬した時水によって発色イオンが移動してしまったことになる、このイオン性発色剤の特徴として、最後に接した液が残ることである。どんなイオンと接していても最後に水と接すると水、つまり無色になるということである。ダミで薄いゴスを塗っているとき長時間同じところを塗っているとゴスが蓄積してくる。ゴス粒子はコロイド程度に小さいとしてもコバルトイオンの1000倍は大きいであろうから素焼きの中に入ってゆけないのである。イオン性発色剤は筆で塗っても筆跡が残らない、筆使いが下手なものにはありがたい発色剤である。」

悪友「そこに注目して一連の試行をしているのだな。技量の無いものは苦労するな。」











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最終更新日  2015.11.16 23:21:47
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