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2015.10.13
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テーマ: 陶芸(41)
カテゴリ: カテゴリ未分類
どうさい「手順が変われば結果は異なるということはよくあること、今行っていることについてまとめた。
1.素焼き上へイオン性発色剤を塗り、4-500℃に加熱してイオンを水不溶化し、釉薬を施して本焼きする。
2.素焼きに釉薬を施しその上にイオン性発色剤を塗り本焼きする。
 1.は前回(2015.10.3)に記した。」

悪友「釉薬層の上からイオン性発色剤を塗るのは釉薬層が乱れるので、上手くいかないのではないか?」

どうさい「そうなんだ。釉薬層は1100℃まで加熱すると釉薬が少し焼結してきて、確りした釉薬層になるのであるが、あまりにも高温すぎてしたくない。そこで゙カルボキシメチルセルロース(CMC)を使えば多少釉薬層の強度が上がるのではないかと考えた。」

悪友「CMCなら400度ぐらいで完全に燃えてしまい、焼き物に影響を残さないと思うが、それで強度は上がったかね?」

どうさい「期待したものは得られなかった。
1.CMC10gを70度の湯1Lに2日かけて溶解した。CMC溶液を釉薬上へ霧吹きで吹き付けた。その後130℃で20分乾燥した。

こうすると乾燥釉薬1kgに対してCMCは1,2gあることになる。素焼きをこの釉薬中に浸漬し100から300度まで乾燥したがほんの少し塗りやすい強度になっていたのは100から150℃乾燥したものであった。とにかく最適値を得るのは難しそうなので、慎重にイオン性発色剤を塗ることにして先に進むことにした。」

悪友「問題があればまた戻ればいいのだな。」

どうさい「コバルト、銅、ニッケル、クロムを釉薬上に塗って本焼きしたものである。写真1

007.JPG
   写真1 釉薬上にイオン発色剤を塗って本焼きしたもの イオン性発色剤は瞬間的に釉薬層に吸収される

005 (2).JPG

写真2 素焼き上にイオン性発色剤を施し加熱したのち、施釉し本焼したもの(上の小片)、
    (下の小片)釉薬上に発色剤を塗り本焼きしたもの

悪友「写真1からは分かりにくいが、両者を比較すると差があるな。」

どうさい「写真2で上の青は少し赤紫であるが、下はブルーである。”教科書にコバルトイオンが珪酸コバルト(2Co・SiO2) のように酸素イオンが6配位をとればピンク色で、スピネル(Co・Al2O3)のような4配位であれば紺色に発色する。”という記載があるので上のは両者の混合であろうか。理由はともあれ発色してくる色を受け止めたい。銅、ニッケル、クロムも微妙に色が異なるが、手順が違えば結果も異なる例である。」

悪友「両者を使い分ければ色の可能性が広がるな。」













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最終更新日  2015.11.16 23:22:58
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