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2015.11.24
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テーマ: 陶芸(41)
カテゴリ: カテゴリ未分類
どうさい「3価の鉄溶液はpHが低く、他のイオン溶液と混合するとpHが上昇しモヤモヤとした鉄の水酸化物が出来、上手く均一に塗れない。均一に混合色を発色させるにはどうしたらよいか?」

悪友「釉薬上から塗るのでは炭酸カルシウムの発泡があるので表面が乱れる。素焼きの上から異なる溶液を逐次塗るというのは後から塗った金属イオンの色が出るというのがこのイオン性発色剤の特徴であったな。」

どうさい「素焼き上への溶液の逐次塗りの際、そのつど500℃まで昇温しイオンを酸化物に変え水不溶性にしておくと、次に塗った別のイオン溶液によって流されることもないであろう。一度目、二度目に塗ったイオンはほぼ同じところに浸み込んでいくと思われる、この塗る順序を変えても同じ色なら、初めから混合して塗ったものと同じことになるとしよう。」

悪友「二度加熱するという面倒を抱えることになるがやるだけの意味は十分にある。発色する色が異なればまた面白い世界が広がるな。」

どうさい「マトリックスを作り、まず横に異なる金属イオン溶液を塗っていく。そして500℃まで加熱する。写真1

012.JPG
  写真1 横にCr,Co,Cu,Ni,Feのイオン液を塗って500℃まで加熱

次いで今度は縦に金属イオン溶液を塗っていき、500℃まで加熱する。こうすると塗るイオンの順序が交互になる。ワラ白、白マット釉の2種の釉薬を施し、1230℃で本焼きしたものである。 写真2

016.JPG
  写真2 二度塗りの発色

右下へ行く対角線上は同じイオンなので右半分のみ2度塗りしている。色の強度が倍増されているので重ね塗りされていることになる。」












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最終更新日  2015.11.29 07:37:51
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