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半年ぐらい前にも声をかけていただいたクライアントさん。
ありがたい限り。
しかし、実は、そういうナレーションを入れたDVDを作ると言う作業自体
あまり慣れていないクライアントさんであります。
半年前も結構、アレコレ苦労いたしました。
今回、数日前に原稿が送られてきて、
前回とあまり変わらないナと確認。
それでも、
18時半からの録音なのに、諸々の打合せを兼ねて・・・と
14時に来てくれとの仰せ。
ま、なれてないからな・・と思いつつ、現場集合。
前回と同じ・・・だからこそ、同じ失敗はして欲しくありません。
でも、やっぱり同じように、画面とセリフが合わず。
パソコンで作っている画像なため、
私の原稿を削るのではなく、原稿に合わせて、画像を作り直しています。
う~ん。
そして、その画像を直している間、
急に、ポンっと原稿が渡されました。
へ?
どうやら、違うDVDのナレーションのようです。
聞いてないんですけど?
って言ってみても、私の質問の意味が分からないのか、
ニコっと微笑むのみ。
ケンカしてもしょうがないので、急いで下読みを開始。
すぐに、映像に合わせて読み、またまた 原稿とは違う映像が見つかり、
慌てて 映像を直す作業。
これ、なんですか?????
10分弱と6分強の2本の映像に合わせるナレーション。
結局、ナレーション録りが始まったのは19時半。
終わったのが、22時半。
えっと・・・。
私、よっぽどヒマに見えましたか???
途中、ご飯休憩どころか、お茶休憩さえない。。。この状況。
私がこのクライアントさんの指示に黙って従っていたのは、
その依頼主と知り合いだったから。
ライター関係で知り合ったけれど、
私がアナウンサーだということで ナレーションを頼まれたのが始まり。
素人集団ではあるからにして、いろいろあるだろうとは思ってはおりましたが、
もしも、私以外の 「プロ」と呼ばれるナレーターさんに頼んでいたら、
恐ろしいことになりませんか?
プロを使うということは、それなりに覚悟が必要です。
時間の制約、ある程度の下準備。
当たり前のことが、当たり前に出来ていないと、
ぜったいに上手く進むはずがありません。
前回も、同じような指摘をした覚えがあるのですが、
やれ、担当が異動になって慣れていなかったから、
やれ、忙しくて説明不足でした、
やれ、映像製作者が怠慢でした
と、今回もぐだぐだな結末。
威張っているわけではありません。
こうあるべき!という正しいものがあるわけじゃありません。
でも、最低限のレベルは欲しいですね。
前回は、録音スタジオに、ブースさえ無かったのですが、
今回、発泡スチロールのにわかブースだとはいえ、スタジオには進歩がありました。
つくづく、これまでのクライアントさん、スタジオさんに恵まれていたのだ
と考えずにはいられません。
プロとして、私はある程度言うべきことは言わなければ・・と
今回も箇条書きにし、次回の参考にしてくださいとメールを送りました。
プロとして仕事をする以上、
お金をもらう以上、
どんなことが起ころうとも、それに対処できるのがプロだと考えます。
よって、私は、最後までいいものを創ろうと努力したし、
実際、いいものができたと思っています。
知り合いだから・・融通が利くから・・
そんな考えでは、いつまでたっても、プロにはなれません。
プロの仕事は、生半可な気持ちではデキナイのですから。
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