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January 21, 2021

友人の犬

(4)

カテゴリ：健康

シニアになった犬2匹を飼っている友人がいる。

ヨークシャーテリアの姉弟。

今14歳くらいで2匹同時に介護が必要になったという。

友人は平日、働いているのだけど

夜は3回起きて犬のおむつを変えなくてはならない。

とても大変そうだ。

大量に水を飲むから尿の量も多いのだという。

それを聞いて

もしかしたら、犬の糖尿病かもしれないと思った。

（私はそこまで悪くなったことはないけど

母はそうだった。）

近所のミニチュア・シュナウザーも糖尿病だった。

人間のようにインスリンの注射を打っていた。

友人のヨークシャーテリアは認知症も出ていて

同じところをぐるぐる延々と徘徊したり

細いところに入って出られなくなっていたり

カーテンと一緒に回ってしまって

動けなくなっているという。

犬も年をとると人間と同じように

老いていくのだ。

ドーナツとか食べていたという、、、。

野生の動物には肥満や生活習慣病には

ならないと聞くけれども、人間と生活している

ペットは同じように心臓病、糖尿病、

認知症などになるのだ。

やっぱり飼い主がキチンと健康面でも

気を付けないといけないと思う。

そして動物を家族に迎えるということは

最後まで看取れるという自信が

ないといけないのだ。

動物との暮らしは楽しいし、癒される。

でも病気になったり、怪我をしたり

することだってあるし、

人間よりもずっと早く年をとるのだから。

私はポメを2匹見送った。

両方とも介護期間は短くてあっという間だった。

それはそれでとても寂しかったけど

何か月も介護している友人を見て

ほんとに大変なのだとあらためて思う。

やんちゃで若い若いと思っていたマロも

いつのまにか10歳になった。

まだまだ元気で二階に駆け上ってくるし、

椅子にもソファの背もたれにも上手に乗る。

でもそう遠くない日にお別れはくる。

毎日「大好きだよ～」って声をかけよう。

いっぱい撫でてあげようって思う。

友人が去り際に言った一言。

「人間の介護はもっと大変だろうなと思うよ。

今、私はその練習をさせてもらってる」と。