ぽんぽんだより

COLOR WANDERのうきうきぬりえ

カテゴリ：子育て

うちの娘は４歳近くになるまで塗り絵やお絵描きをあまりしなかったんです。
何度もクレヨンや紙、塗り絵を与えてきたのですが「めんどくさいからいや！」と言うので、この子はあんまり絵に関心がないんだなと思っていました。
ですが、３歳も終わりに近づくころ、お絵描き熱が急に上がってきたようで、ほとんど一日中絵を描いたり塗り絵をしたりするという日が出てきました。幼稚園に行く前にも少しでも時間があればお絵描きか塗り絵、帰宅してからもおやつも食べずにお絵描きか塗り絵。
熱中してもらう分にはいくらでもということで、たくさん紙をあたえ、塗り絵も買いました。

塗り絵をインターネットで調べている中で夫が発見したのがこちらの「COLOR WONDER　うきうきぬりえ」です。

プリキュアの塗り絵が欲しいとのリクエストで探したら出てきたそうで、はてこれはいったいなんだ？ということになりました。
今までも、いわゆる水ぬりえは持っていたんです。

こういう絵の方に色がついていて、水でその色が浮き出てくるタイプですね。乾くとまた使えるという優れもので、飛行機に乗るときなどに大活躍していました。
でも、どうもそれとも違うらしいと。水を入れなくてよいし、そもそも一回塗ったらもう元には戻らないということでした。

水塗り絵のように紙の方に色がついているわけではなく、ちゃんとペンの方の色が発色しますので、出来上がりは普通の塗り絵と同じです。
ただ、真っ白の背景に絵が隠されていて、それを専用のペンで塗りつぶすと模様が浮き出てくるという仕掛けがあり、娘はそれが気に入った様子でした。

塗り絵を持ち歩きたいけど、ペンや色鉛筆でいろんなところにラクガキされたら困る！という親御さんたちの悩みを解決し、かつ絵が浮き出てくる楽しみを子供にあたえる、というグッズですね。
それにしてもどういう原理なんでしょう？不思議な塗り絵です。

以前デイヴィッド・リンチが「母が私に塗り絵を買い与えなかったことに感謝している（そのおかげで自由な創造性が育ったから）」と語っており、本当に感謝しているのか実は恨みに思っているのかわかりませんが、少なくとも彼の母親は絶対に買い与えないタイプのおもちゃだなと思いました。