日本酒類文化振興会

日本酒類文化振興会

2009/06/04
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カテゴリ: 焼酎
いくら飲み方自由とはいえ、森伊蔵や魔王ばかり飲んでいるのも卑しいので、それぞれ2,3杯飲んで他の銘柄に移ります。

前回お伝えした「薔薇の贈りもの」は大海酒造の焼酎で、バラのツボミを芋と一緒に仕込んだものだそうです。
baranookurimono.jpg
そういう知識はなかったので、飲んでいるときは薔薇の香りに気がつかなかった・・・。

さて、次に飲んだのが神川酒造の「瀞(とろ)とろ」。
toro.jpg
象形文字のようなラベルのデザインは、数ある銘柄の中でも目立っていました。
「とろとろ」というと、舌の上をとろりと流れていくような飲み口を想像しますが、「とろ」とは鹿児島弁で「良い」という意味だそうです。
それと川の流れの有様を表す「瀞(とろ)」。関東だと秩父の「長瀞」なんかは有名ですね。

この黄金千貫と黒麹を使った芋焼酎は、香りも芋っぽくてガッツリくるタイプですから飲み応えがあります。いいんじゃないでしょうか。

次は「蒼々」で大海酒造の造り。
sousou.jpg


さてお次は八木酒造の「八千代伝」。
白と黒があります。もちろん、白麹と黒麹の違い。
yatiyoden.jpg
杜氏歴50年の吉行 正己(よけ まさみ)の手によるものだそうです。
香り、コク、キレともにバランス良いのではないでしょうか。

こうして飲んでくると、大隈半島の芋焼酎はそれぞれ個性豊かに旨さを主張していて、どれが良いとか悪いとか言うのは大変失礼で、「自分はこれが好き!」というのが一番素直な気持ちの表し方ではないでしょうか。

そのほかにも飲みましたが、写真を撮っていない!

加えて、この試飲会の冒頭に幹事から、「前回の会では救急車を呼び出す事態となりました。皆さん、決して飲み過ぎないように!!」との強いお達しがありましたので、森伊蔵、魔王を含めてまだまだ余っていましたが、仕上げの蕎麦を喰うこととしました。

soba.jpg

豊後高田産手打ち蕎麦ですが、さすが会場が蕎麦屋さんだけあって、これも美味かったなあ!

さて、この試飲会は最後に必ずお土産のジャンケン会があります。
蔵元のグッズと残った焼酎が配られますが、ジャンケンで勝った順に好きなものを選べます。

酒はいつでも買えると思ったので、私は大海酒造のTシャツをもらいました。

これは家で飲んでもいますが、チャーシューを作る時のタレに入れると、とっても美味しく出来上がります。(豚肉は肩ロースの塊りがお勧めです。)

なお、参加者20名ほどの試飲会でしたから、全員にお土産は行き渡りました。
幹事は優しい人で、ジャンケンで一番負けた女性に、なんと封切り前の「森伊蔵」を渡していましたよ。
5000円会費の満足感は全員高いものだったようです。





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Last updated  2009/06/04 11:45:37 AM
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フジイ@ Re:瀧鯉・純米酒(神戸市東灘区・昔は木村酒造、今は桜正宗)(03/21) 震災前、酒蔵の門で眺めていたら杜氏のか…
よしたか@ Re:若竹・プレミアム純米大吟醸(静岡県島田市・大村屋酒造場)(11/05) 息子と静岡の娘さんとの婚約の席で、若竹…
星野 勝@ Re[2]:名人 安東焼酎のこと(08/09) 北岡さん ご丁寧にありがとうございます。…
北岡慶太郎@ Re[1]:名人 安東焼酎のこと 星野さん 色々と有り難うございました。近…

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