
冬の散歩道にて
最近、鳩の生態に少し興味を持っているぽこ田氏。
数ヶ月前のある出来事がきっかけだ。
とある駅のプラットホームのベンチに座り、
線路をはさんで向こうのプラットホームをボーっと眺めていたところ、降り立つ2羽の鳩あり。
とくに珍しい動物でもないので、さらにぼんやり眺めていたところ、目を見張り、絶句する出来事あり。
やけに仲むつまじい2羽だ、と思っていたら、ボーっとしているすきに、なんと1羽が1羽の背中に乗り・・・、
その時間わずか数秒だったが、それは間違いなく、まぎれもなく、
こ・う・び。
Make Loveなのであった。
人知れず頬をポッと染めたぽこた氏。
なぜこんな年齢にもなって、鳩のMAKE LOVEに動揺せねばならないのか・・・。
以来、鳩を見かけるたび、その行動にいやがおうにも注目せざるを得なくなったぽこ田氏。
やがて気付いた。
そうなのだ。
鳩といふものはところかまわず、愛を交わす生き物なのである。
あるときは道路の真ん中でチュー、またあるときは屋上でチュー、人目もはばからず(驚くことに鳩目もはばからない)、いちゃつく鳩カッポー(COUPLEの英語風発音)たちを発見。
さすがは、「愛と平和の象徴」と呼ばれる鳥である。
彼らは、食べることと愛を交わすことを中心に生きているのである。
(街中でよく見かける鳩以外の鳥といえば、カラスとスズメだが、彼らは鳩のように欲情的ではないようなのだ。)
「恥を知れ、鳩」と思ったが、
しかし、これこそ本当に「生きている」ってことでないのか?と、そっとわが心に問いかけたぽこ田氏。
いままでは、これっぽっちも鳩に対して特別な感情はなかったが、最近はちょっぴり「鳩になってもいいな」と思うのであった。
鳩になったら、そっと知られないように飛行機に乗って、世界中を旅することだって、
そっと知られないように映画館にしのびこんでタダで映画を観ることだって可能なのだ。
夢は広がるばかりである。
こんな夢を広げてもしょうがないのである。
ノーコメントでけっこうです(爆)
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