Diane de Poitiers　に挑む

「普通、お勤めされている方は光を好まれますが、いいんですね? 

レーザー治療は魔法ではありません。

完全に治る人もいれば、完全には治らない人もいます。

1 ヶ月でキレイになる人もいれば、1年かかる人もいます。

あなたの場合はおそらく6ヶ月、

1年みないと消えない確率が高いです。

魔法ではないことを理解して頂けますね?」

(mmmmmmm　

そんなに簡単に消えるものではないのか。)

「あっ、それとね、

両頬にそばかすみたいのがたくさんありますが、

これはそばかすではありません。 kanpan です。」

かんぱん!? !? !? !?

そんなの聞いたことない　! ! !

 かんぱん !?　

(今でこそ、トランシーノのCMで広く知られることになったが、

去年は一般的には知られてなかった)

「かんぱんはこう書きます。肝斑です。」

「こ、これはどうすればいいんでしょうか?」

「肝斑の治療も行ないますか?　

肝斑はレーザーは使えません。ひどくなるから。

とてもしつこいので1年くらいピーリングしていきましょうか」

「ピ、ピリーングって、あの、皮を剥ぐってやつでしょうか?

3日くらい外にも出られないってやつでしょうか?」

「そういうのもありますが、うちでやってるのはフルーツピーリングで

帰る時にお化粧して頂けますから。

絶対トラブルはないとは言えませんが、たいていの方は大丈夫です」

とりあえず、肝斑についてはレーザー治療の経過を見て

希望があれば始めるということに。

「始めましょうか」

施術室に移動する。

いきなり先生が妙なゴーグルみたいのをする。

白衣にゴーグル。　

私もゴーグル。　　

「一発、あててみて、我慢できないようなら麻酔しますから」

バチン !

うっ、ちょっとびっくりしたけど、我慢できないほどでもない。

「大丈夫そうですね。じゃ、麻酔なしでいきます」

バチン! バチン! (これを何回するかにより、治療費が決まる。)

あ、あのー、

焦げ臭くなってきたんですけど、皮膚焼かれてるの!?!?

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