Diane de Poitiers　に挑む

5月の診察。

先生ー、お化粧してもわかるくらい黒くなって来ましたので、この間の・・

「んー、そうですね。どうして顔だけ焼けるんでしょう、お首と色が全然違うんですよね」

ここでもう一度、IPLについての説明があり、元々今回はやらねばならぬと意を決していた私は

今日、やります。

「レーザー治療の時からみればダウンタイムは全然ありませんが、レーザーをあてた部分はゴマをくっつけたみたいになります、お化粧はできますが、ちょっと目立つかもしれない。お仕事大丈夫ですか?」

大丈夫じゃなくても、気になって、気になって憂鬱なのでやります!

ここで同意書にサインし、準備を待つ。

まず、麻酔効果のある目薬を点眼し、コンタクトのお化けみたいのを入れ、目を保護。

ごろごろして気持悪いなー。

IPLの光もいくつか種類があるらしく、(ライムライト、アキュライト、タイタン、オーロラ)

まずは顔全体を4回に分けてピカっ、ピカっ。(何も感じない)

肝班のある辺りは、弱い光で何度かピカっ。(何も感じない)

それから、顔全体にある、いろんな白くない部分を丹念にピカっ、ピカっ、ピカっ。

(ちょっとチリっとするが、痛いというほどでもなし)

時折、先生の深呼吸が聞こえる。

結構ピカっ、ピカっと来るがそんなにあるのか・・・

痛かったら、すぐに言うように何度も言われる。

(多少のことは我慢しようとしている私をお見通し)

随分時間が経って、コンタクトをはずされる。

先生は深く息を吸って、「ふぅっ、138箇所打ちました。」

え!??? 138??

「全部しみです。」

。。。。。。。。。。

先生は爽やかに微笑み、「Belgische_Pralinesさんはお顔全体のコースがお得だったんですよ」

お得よりも138もしみがあったことの方がショックなんですけどー。

「僕の携帯の番号書いておきますから、何かあったらすぐに電話ください」

え?!　レーザーでしみを取った時にはそんなこと言いませんでしたよぉ、これから何か起きるんですか?

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