俵屋吉富、七代目が 相国寺の龍に感銘を受けて
大正時代からずっと守られた製法。
それまで「個」だった和菓子を初めて竿物にし、それがムーブメントとして広まったとか。
パッケージも思いっきり龍だから、来年は凄い需要になりそう。
八代目は「白雲龍」 を、 九代目は「黒糖雲龍」 を考案している。
どれが一番美味しいのかな~♪
さてさて、その雲龍のお味はっと。
外側の薄い色は村雨餡(米粉と餡を混ぜて蒸したもの)。
内側は丹波大納言の粒餡。
2-3個、粒は感じたものの、全体的には粒粒を感じないしっとりさ。
しっかり甘いから、お茶席に合うな~と思う。
うさぎの羊羹 の方が甘さ控えめ。
こちらは山椒もち。
粉粉なので、開けた瞬間息を止めた。
誰もくしゃみしないでよー!
求肥の一口餅だから時間が経っても全然硬くならない+日持ちが2週間なのも嬉しい。
山椒とお餅ってどーなの?って思ったけど、最後の方にほんわり山椒かな?ってわかるくらい。
甘くないし、どんどんイッてしまう危険さ。
美味しい~♪
江戸菓子は写実的でそっくりそのままを求めるもの。
京菓子はそっくりでありながら、お菓子に見えるように作られるのだとか。
それが「菓子」だから。
ほ~、和菓子って奥が深いのだ。
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