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パパが言うには
「きっと、その犬はうちの母親(もう亡くなっている)だと思うよ。戌年だったし、子供大好きだったからね。かわいい孫に会いに来たのでは?」
「え~、お母さんならあの世で修行中だよ~、きっと。わざわざ犬の姿になって孫に会いに来るかな?なんかヘンだよ。犬にならなくてもいつも見守っていてくれてるよ。」
それより、気になったのは、もう10年位前に買った小さな動物の置物。
その名も、ブリンギングアニマル。
あるストーンショップで通信販売をしていたのですが、どうしても欲しくなって買ったやつ。
三体セットで、買った当初はかわいがっていたのだけど、子供たちが大きくなるにつれ、
放置気味にしてテレビの上にあったり、二階の子供部屋に無造作に置いておいたりしてた。
ブリンギングアニマルにはストーリーがあって、もともとはネイティヴインディアンの精霊だそうです。
背中に水晶を背負っていて、誰でも会いたいと思えば会うことが出来る、不思議な動物。
詳しくは、 ストーンズバザール
さんの「 精霊からの伝言
」と言うページに書いてあります。
こちらのページ
に写真が出てきます。
もともと、北出幸夫さんの宝石の本が好きでして、ブリンギングアニマルの話になぜか心惹かれてしまい、
思わず買ってしまったのです。
王子の話を聞いて、「これかも。」と思ったのも、その幻想的なお話を思い出したからです。
王子が言う犬アニマルは黄色。その3体のうちの1体は黄色でした。
そこで、慌ててブリンギングアニマルを探しました。
黄色いのはテレビの上にあったのですぐに見つかりました。
「ね~ね~、もしかして、その犬ってこれから出てきた?」
「わかんない、でもそうかもしれない。」
王子の話はいつもこう。「わかんない。」が多い。
「でもね、形はこの水色のほうに似てるかな。」
へ~、じゃあ、まんざら違うわけでもないのか。
昔、この3体に名前をつけていたのを思い出した。
ドラゴンクエストが好きだった私たちは、その中のベビーパンサーの名前から、プックル、シルドラ、ゲレゲレと名づけました。
「黄色はなんだったかな~、確か、プックルだったな。」
よし、じゃあそのワンコの名前はプックルにしよう!
それからと言うもの、不思議なアニマル、プックルと王子の生活は始まったのです。
ホントにプックルがブリンギングアニマルから出てきたのかどうかは定かではありません。
それまで、家にあっても王子のお気に入りと言うわけでもなかったし。
お話を自分で作ったり、想像して遊ぶようなことをするのが好きな子供ではなかったです。
どちらかと言うと、お兄ちゃんのほうが不思議なことが好きだったりします。
なので、何で王子がこんなこと言うの?と意外な感じがしました。
それでも、言うことを否定しないで、たくさん聞いてあげることにしようと思いました。
こんな世界があってもいいのでは?
一日中夢見てるわけでもないし、現実生活がしっかりと出来ていれば問題ないよね。
そんなわけで、悪い影響がないかしばらく様子を見てみることにしたのです。
でも私は、否定はせずとも、疑いの念は消えませんでしたけど。
だって、見えないんだもの、仕方ないよね。