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January 11, 2006
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カテゴリ: わけ分からん

先日の酷寒の城ヶ島ドライブ以来、なんとなーく風邪気味だったのですが、ここへきて症状が悪化。今日は授業も会議もない日だったこともあり、大学をこっそり休んで自宅に籠もることに。すみませーん。

もちろん休むったって、ずっと寝ているわけには行きません。実は今、書評の仕事を一つ抱えているので、それを今日中に書かなきゃなりませぬ。うーん、ブログだといくらでも書けるのに、仕事となるとなかなか筆が進みませんなあ・・・。

というわけで、今日はベッドでぐったりしたり、気を取り直してパソコンに向かったりの繰り返しですけど、そんな中、頭を休めるために時々ベッドの周辺にとっ散らかっている雑誌の類をパラパラめくったりしています。ちなみに雑誌というのは、私が愛読している自動車関係のE誌やライフスタイル誌のP誌、あるいは家内が愛読しているファッション関係のO誌やB誌なんですが。

しかし、男性誌と女性誌、読み比べると、その違いは興味深いですなあ。

男性誌というのは、結局、その大半が「モノについての雑誌」です。そのモノは、車だったり、時計だったり、パソコンだったり、ライフスタイルだったりするのですが、男性誌はそのモノを解説し、それがいかにいいものであるかを情報として紹介するわけ。で、それを読む男は、そういう「いいモノ」に憧れ、いつかそれを入手したいと思い、それを入手したアカツキのことを想像して楽しむわけですよ。ま、単純です。

ところが女性誌は、そうじゃないですね。女性誌というのは、基本的に「モノ」についての雑誌ではなく、「自分」についての雑誌ですな。関心は常に「自分」にある。いや、もっとはっきり言うと、女性誌というのは「自分をいかに変えるか」のノウハウ集ですね。

もちろん女性誌の主な関心事である「ファッション」や「メーク」といった話題にしても、それらは結局、ファッションやメークによっていかに自分を変えるか、ということなわけですけど、それ以外でも女性誌の話題って、みんな「自分を変える」ということに収斂するような気がする。現に、今私が見ているB誌にしたって、「恋愛力のある女になるには」とか、「新しい私になるヒント」とか、そんな特集ばっかりですもん。

それにしても、「新しい私になる」って・・・なんじゃ、そりゃ?

ま、結局、こういう女性誌が提案する「自分を変える法」っていうのは、別に大層なことではないんですね。たとえば、「毎日ちょっとでも日記をつけよう」とか、「電話を切る時には『バイバイ』ではなく『ありがとう』と言おう」とか、「睡眠時間を8時間とろう」とか、「和装を見直そう」とか、「自分に意見してくれる友人を作ろう」とか、せいぜいその程度のことなのであって、別に難しいことではない。とにかく、生活の中のちょっとした部分を変えることで「新しい私」になれますよ、というような提案をする。それが女性誌なんですな。



それに、かく言う私も、そういう「新しい私」ごっこが結構好きだったりして・・・。気分ですよ、気分。

よーし、今日から私も「新しい私」になるべく、「お手本となるロールモデルを探し」たり、「好奇心旺盛に、新しい場所に行って」みたり、「今日の課題をこなし、未来の自分像を想像」したり、「オーガニックに凝って」みたり、「自分へのご褒美にプチ・リゾートに行ってプチ・ハッピーになって」みたりするぞ! おお! 何だか楽しくなってきた! 新しい私の誕生だ!・・・・

・・・さ、仕事しよう、仕事。





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Last updated  January 11, 2006 03:33:20 PM
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まず自分。  
紅ずきん  さん
女性にとって大事なのは「まず自分」ということなのかしらΣ( ̄▽ ̄;)
確かに「自分」を「磨く」テーマが多いですね~
逆に男性誌を見ると、
なぜパンフレットのような雑誌にお金を出すのだろう?と不思議に思っていました。
「夢」を「楽しむ」ための雑誌なのですね~ナゾが解けました。
(January 11, 2006 03:58:56 PM)

パンフレット  
釈迦楽  さん
紅ずきんさん
レスポンス早過ぎー。
ところで、男はパンフレット、好きですよ。私なんか子供の頃から好き。たとえば、ラジカセ(時代が分かる!)買う、なんて時、とりあえず電器屋行って山のようにパンフレットもらってくる。で、これを舐めるように見て、性能などを比較する。これが至福のひとときなんですね。ですから、ある意味、男性誌作るのって簡単かも知れませんね。男の好きそうなもののパンフレットを並べればいいのですから。私の場合になら、車と古本と映画と別荘ライフ・・・。これらの事柄に関するパンフレット的雑誌があったら、絶対定期購読するな。
でも、私が察するに、紅ずきんさんもやや男性的な感性の持ち主なのではないかと・・・。「新しい私」になるためのノウハウ集より、ブライス・カタログの方がいいでしょ? (January 11, 2006 04:13:56 PM)

そういえば  
最近、あまり雑誌を買っていないなぁ。
モノにも自分にも興味がなくなってきたからかしらね。週間文春だけじゃ、いけませんなぁ。 (January 11, 2006 06:15:31 PM)

何言ってるンですか!  
釈迦楽  さん
Mike23さん
マイクさん、何言ってるンですか! マイクさんは、雑誌買う前に現物買うじゃないですか! (January 11, 2006 06:24:19 PM)

女性誌って本当は  
AZURE0702  さん
 女性誌の編集方針は女性が決めているのでしょうか。私は最近、女性誌の編集部と縁がないのですが、昔は、男性編集長でしたよ。もちろんたくさんの女性部員はいましたけれど。女性誌は本当に女性の意識の反映なのでしょうかね。現在もあるのかどうか知りませんがアメリカで『PLAYBOY』に対抗して 『PLAYGIRL』という雑誌がありましたでしょ? 男性ヌード写真なんかを入れて。あれはたしか女性編集長ではなかったでしょうか。ああいう女性意識の表出というのは、日本の雑誌界ではありませんね。フェミニズム横行でも、そこまでは捌けてこないのでしょうかね。 (January 12, 2006 03:37:32 AM)

うーん、どうなんでしょうか?  
釈迦楽  さん
AZURE0702さん
なるほど、そうですね、女性誌といっても、必ずしも女性が運営しているとは限らないわけか・・・。すると、「女性はこういうのが好きだ」と男性が勝手に思っている、それが反映してしまうこともあるかも知れませんね。うーん、どうなんでしょうか、実際? さすがに、そこまでは私にも分かりませんが・・・。

そういえば、『Playgirl』というのがありましたね。あまり大きな読者を獲得したという話は聞いていませんが、いかにもアメリカで行なわれそうな実験的出版ではあります。
ちなみに本家『Playboy』の方ですが、創刊者ヒュー・ヘフナーの後を継いだのは、彼のお嬢さんですよ。クリスティ・ヘフナーという人ですが、彼女がまた非常に有能な経営者で、赤字に陥っていた同誌を見事に建て直しました。30歳そこそこのお嬢さんとしては、すごい手腕です。この場合、男性誌のトップが女性だった、ということになるわけですな。ま、その結果、同誌はヌード雑誌からライフスタイル誌へと変貌を遂げ、名物だったセンターフォールドのプレイメイトのヌード・グラビアもなくなってしまいました。男性読者諸氏としては、喜んでいいのやら、悲しんでいいのやら・・・。 (January 12, 2006 11:38:33 PM)

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