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March 22, 2007
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カテゴリ: 思わず納得!



このところ日本でも紹介されることが多いこの超ド級の大型ジェット機。こんなでかくてデラックスなものが空を飛ぶようになったのか・・・と感心する方向の取材ばかり目にしますが、実はこれ、航空工学的には「?」なところの多い飛行機なんですって。

話を単純にするために、例えば長さが2倍の飛行機を造るとします。すると体積としては2の3乗で8倍の大きさになるわけですよね。重さも当然重くなる。と、それを飛ばすには大型の羽根と大型のエンジンが必要になるわけで、燃費も悪くスピードも遅い飛行機になってしまう。しかも滑走路が長くなるので、着陸出来る飛行場も限られ・・・というふうに、航空力学的にはどんどんドツボにはまっていくわけですよ。

しかも、この飛行機の素材はアルミ合金なんです。これが最大の時代錯誤。

これからの飛行機の素材、それは「非金属コンポジット」なんですな。丈夫で軽く、加工が楽。価格はアルミ合金より高いですけど、アルミ合金に特殊加工(ものすごく面倒臭い削り出しをやるそうですが・・・)を施す費用まで含めれば、その差はきわめて小さくなるので、これからの飛行機は皆、このコンポジット製になると言われている。ちなみに、このコンポジットの技術を持っているのは、東レをはじめとする日本の繊維産業なんだそうです。あと、三菱の技術も随所に活かされているんですって。

で、賢いボーイング社はこうした新しい日本の技術を駆使しながら、世界初のコンポジット・ジェット、「ボーイング787」をもうじき完成させるそうです。もちろん、大きさは、小回りの利く常識的なサイズ。

つまり、昔ながらの金属製ジェット・エアバスA380と、先進のコンポジット・ジェット、ボーイング787が、今年、ほぼ同時に発表されることになる。となれば、もうどちらが先進的かは目に見えているので、かくして憐れエアバスA380は、専門家たちからは「最後の金属製飛行機」「空飛ぶ恐竜」などと呼ばれているのだとか・・・。

というわけで、飛行機産業においては、アメリカ・日本の連合軍(=ボーイング)の方が、フランス・ドイツ連合軍(エアバス)より、どうやら上を行っているらしいんですな。そんなこと、我々日本人はあまり気づいていませんけどね。

そんな話をF博士に伺ったら、何だかエアバスのスーパー・ジャンボのニュースに感心することがアホ臭くなってきました。日本の報道機関も、スーパー・ジャンボについて単に「すごーい!」なんて感心してないで、ちゃんと内実まで報道して、あれが本当はどういうものなのか教えてほしいですよね・・・。




さて、私の大学では明日はいよいよ卒業式。一年納めの日ですから、気合入れて過ごしたいと思います。その模様については、明日また。それでは、お休みなさい!





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Last updated  March 23, 2007 03:00:15 AM コメントを書く
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釈迦楽@ Re[1]:スペイン優勝、そして早くもW杯ロス(07/20) ゆりんいたりあさんへ  いやあ、メッシ…
ゆりんいたりあ @ Re:スペイン優勝、そして早くもW杯ロス(07/20) 釈迦楽さん、 ご無沙汰しております。 お…
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