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September 10, 2018
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カテゴリ: 教授の映画談義
大坂なおみさんの全米オープン優勝、素晴らしかった! 圧勝でしたね。それに比べて、負けたセリーナ・ウィリアムスの試合態度の見苦しかったこと・・・。

 まあ、それはいいや。

 しかし、大坂なおみさんの活躍にあやかるものまね芸人「小坂なおみ」さんの芸も、ワタクシは決して嫌いではない。

これこれ!
 ↓
​ 小坂なおみの、「誰かラケット貸して!」 ​

 いいよね~。ま、この芸が成立するのは、元の大坂なおみさんのキュートさがあってこそ、なんですけどね。


 さてさて、話題変わりまして、ポール・バーホーベン監督のフランス映画『ELLE』をWOWOWで観たんですけど、もう、仰天・驚愕でございました・・・。



 で、そのベンちゃんがフランス映画を撮り、それがまた超問題作であり、すごく評価が高いという話だったので、とりあえず観ておこうかなと。

 で、観た。仰天しました。

 まあ、こんな映画観る人居ないと思うので、ネタバレだろうがどんどん筋書きをばらしちゃいますけど、主人公はあるゲーム制作会社の社長さんのミシェルという中年女性(演じた女優さんは60代でしたけど、一応40代後半という設定)で、今は離婚しており、高級アパートに1人暮らしという設定。

 で、ある日、ミシェルは侵入してきた暴漢にいきなりレイプされちゃうと。

 だけど、そこはフランス女性だから、病院に行ってHIV感染の有無なんかは調べるものの、警察には行かないし、友だち連中にも食事中の会話の中で「私レイプされちゃった」と、何事でもないように話したりする。

 だけど、一応、芥子スプレーと斧と、銃は手に入れる。ミシェルは、このレイプ犯が、通りすがりではなく、身近な人間の誰かだと思っているわけ。

 特に、ゲーム会社の社長として社内に若いコンピュータおたくを沢山抱えていて、そいつらがまた自分のことをあまりよく思っていないのを知っているので、そいつらのうちの誰かかも知れないと疑っていて、秘かに社員のパソコンの内容を調べさせたりしたりもするんですな。

 いや、実はそれだけじゃなくて、実はミシェルの親父さんってのは変態殺人鬼で、40年近く前に近所の人達27人くらい(それにペットも沢山)惨殺して、今は終身刑で刑務所に入っているわけ。で、その時のことを覚えている人ってのがそこそこ居て、そういう連中が時折、ミシェルに嫌がらせをしたりする。だから、ミシェルのレイプ犯も、そっちがらみかも知れないと。つまり、ミシェルってのは、案外人に恨まれるタイプなわけですよ。

 と、ここまで観ると、これはバーホーベン映画なんだから、ここからミシェルの反撃が始まるんだな、彼女はレイプ犯を探し出して血祭りにあげるんだな、と思うじゃん?

 ところが、全然違う。基本、何にも起らなくて、ただミシェルの日常が少しずつ明らかになっていくだけ。

 それによると、ミシェルの元夫というのは、今、どこかの大学院生の若い娘とお付き合い中。



 ミシェルの職場での唯一の味方ともいえる親友のアンナにはロベールという夫が居るのですが、ミシェルはロベールとたまに寝る仲。

 ミシェルのおふくろさんは、もう相当な歳なんだけど、ミシェルに金をせびっては若い男と付き合い、今はそいつと結婚することを目論み中。

 ミシェルの隣人にカトリックの信仰の深いレベッカと、その夫で銀行員のパトリックってのがいるんだけど、ミシェルはパトリックに気があって、彼の姿を双眼鏡で眺めながらオナる日々。またパーティでパトリックとレベッカを自宅に招きつつ、パトリックに色目を使う始末。

 何コレ?

 で、結局、ミシェルのレイプ犯というのは、パトリックだったというオチ。だけどパトリックには特殊な性癖があって、レイププレイじゃないとダメなのね。だから、もちろん信心深いレベッカ相手にそんなことできる訳ないから、ミシェルを襲ったと。



 だけど、ある時、プレイ中に息子のダメ息子が帰って来て、おふくろが危ないってんで、パトリックの頭を棒でゴン! で、パトリックは死にました。もちろん、レイプ犯だから正当防衛ということにされて。

 しかも後日、引っ越すことになったレベッカと話をすると、レベッカもパトリックがミシェルをレイプし、ミシェルもそれに応じていたことを知っていて、「短い間だったけど、夫がお世話になりまして、ありがとうございました」って去っていく。

 あと、ミシェルは親友のアンナに、「実はあなたの夫と寝ていたの」って唐突に告げ、アンナを絶望させる。

 それとミシェルのおふくろさんは、卒中で死ぬ。

 牢屋に入っていたミシェルの変態親父は、40年ぶりくらいに娘が面会に来るという日の前の日に自殺する。

 ミシェルの元夫は、若い恋人に振られる。

 ミシェルのバカ息子は、バカな嫁とよりを戻す。

 で、最後、ミシェルはアンナ(二人は軽いレズ関係でもあった)と仲直りし、ロベールなんて馬鹿な男、とか言いながら二人で腕を組んで歩いて行く。

 それで終わり。

 何コレ?

 なーにーこーれーーーー?  

 何なんですか、一体全体?  もしもーーーーし!?  

 もうね、完全に意味不明。

 フランス映画って、いつも大体、こんな感じだよね~! 何なの、一体? この映画のポスターに「世界が衝撃!」って書いてあったけど、まさに衝撃だわ。

 これはさあ・・・フランス人の日常なの? フランス人の性的モラルって、こんな感じ? 

 っていうか、モラルがないんじゃん。カオスだよ、カオス。「禁断の」っていう意識がなくて、何でもありなんだから、葛藤もないという。

 しかも、ミシェルと変態殺人鬼親父との関係も、別に特に意味もなかったし。

 2時間半も60歳のエロ女映画観させられてさあ、俺の時間を返してくれって感じ。

 これがフランス映画の傑作なら、もう、フランス映画一生観なくていいわ。ワタクシにとってのフランス映画は『太陽がいっぱい』で終了だ。


 というわけで、フランス映画『ELLE』、ワタクシには何が何だかさっぱり分からない、最低レベル評価の映画だったのであります。ええ、ええ。映画通のフランス映画通は、「これの良さが分からないなんて・・・」って言うんでしょ? よござんすよ。分かりませんとも。はい、フランス映画とは縁切り。以上~。

これこれ!
 ↓
​ 衝撃的につまらない映画『ELLE』 ​





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Last updated  September 10, 2018 03:42:38 PM
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ゆりんいたりあ @ Re:スペイン優勝、そして早くもW杯ロス(07/20) 釈迦楽さん、 ご無沙汰しております。 お…
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