ぽるとがる日記

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2006年07月28日

長老洗濯機

(10)

カテゴリ：独り言

今月の初めに、洗濯機が壊れた。

食器洗浄機が壊れても、手で洗えばいいので、我慢出来る。
でも、洗濯物は、そう言う訳にはいかない。
主婦の家事を楽にした、魔法の機械が、洗濯機だと思う。

アンソニーが、修理屋に持って行くことにした。
家に出張で修理屋を呼ぶと、値段を吹っかけられる事があるので、自分たちで持って行くことにした。

しかし、かなり重いので、我々二人で車に乗せるのは大変だ。
荷台もないし、、、

洗濯機を下から覗いたら、板状の石があるではないか！！
どうやら、脱水時の振動を防ぐ為のものらしい。
石が入っているなんて、知らなかったー。
道理で重いはずだ。
アンソニー曰く、１００キロはあるな。
げげっ！

一週間後、修理屋から電話があり、洗濯機を受け取りに行った。
小さな部品を一つ交換しただけでよかったそうだ。

『で、一体何年持ってるの？この洗濯機。。。』と、私。

『うーーん、１８年かな。。。』

１８年！すごい！！

過去に何回か修理して、今まで使っていたようだ。
さすが、Bosch。

電化製品って、日本じゃ１０年もしないで、交換していく。
壊れたら、修理費が高いと言われ、新しい電化製品に換えていってしまう。
でも、実は、小さな部品交換だけで、ずっと持つものなのかもしれない。

この洗濯機、アンソニーが田舎から出て来て、元パートナーと住み始めた時に買った思い出の品らしい。
よかったね、アンソニー。
思い出の品が復活したよ。

新しい家には、少々不釣り合いな古びた洗濯機。
この洗濯機とアンソニーの歴史に比べれば、私との歴史は、ほんの一部にしか過ぎないな。。。

もう少し頑張ってもらおう、この長老洗濯機に。

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