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久しぶりに、本を読みました~
ヤーナ・フライという人の、
「14歳、妊娠、あともどりできない」
というもの。11月20日に図書館で、これともう1冊借りてきて、
貸し出し期限の2週間で読むことができなかったんだけど
貸し出し延長してもらって、
こないだの夜、2時間くらいでいっき読み。と乱すとスイスイ進むんだけど、ペースをつかむまでがなかなか・・・
内容は、タイトルどおり。
14歳の主人公の少女は、母親と二人暮らし。
写真が縁で知り合った男の子と恋に落ち、妊娠してしまう。
周囲はもちろん、出産には反対するのだけど、
少女は頑なに、出産し、自分で育てると突き通す。一方、父親の少年には、自覚が芽生えず、
趣味に明け暮れてばかり。そして、無事に出産するのだけど、父親である男の子の浮気が発覚、
少女はなれない子育てと、だんだん離れていくふたりの関係に悩み、
また、お腹を痛めて産んだわが子に、愛情が持てず・・・少女は、自分の選んだ道が正しかったのだろうかと悩み始める。
・・・といった感じのもの。
人生の岐路に立ち、気体と不安に押しつぶされそうになる
少女の気持ちのゆれを繊細に描いた、思春期ストーリー。
著者のヤーナ・フライは、ドイツの方だそうで。
今までに読んだことがあるとか、そういうんじゃなくて
図書館で、新書で入ってたこの本が気になって
たまたま手に取ったんだけど。なかなか、面白かったです。
少女の、出産までの気持ち。
いざ出産した後の、わが子を大切に思えない葛藤。
その後の、少女の気持ちの変化。どうあらわしていいのかわからないけど・・・この方の、他の本も読んでみたいなーと思った。
窮地に立たされた女の子をテーマとするシリーズ。
思春期の女の子の、気持ちの揺れをうまく表してると思います。
また機会があれば、読んでみたいな。
今は、借りてきたもう1冊の
「午前零時のサンドリヨン」
というのを読んでます。これがまた・・・
なかなか気が乗らず、ペースが遅い返却期限は、12月18日。
何とか読み終われるよう、がんばるぞ~