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森の中の海

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2005.01.31
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カテゴリ: スピリチュアル
かもめのジョナサンの悲劇があった日,町の教会で,ヒーラーであるカソリックの神父さんの姿を見に行った。

物見遊山な部分もあったのだが,情報をもたらしてくれた瞑想仲間が,とても素晴らしい人らしいと言っていたので,「なら行くべし。」 と気軽に出かけたのだ。


私はクリスチャンではない。

何の宗教にもはいっていなし,既存でも新興でも,およそ現代社会で宗教と言われるものには入信する気がない。

仏教徒だともいえない。

葬式や墓に入るということを今から拒否してる状態だから,生活一般に浸透している習慣として以上には,捉えていないと言ってもいいだろう。

だからと言って否定しているわけでもなく,無神論者だとは口が裂けてもいうつもりはない。


だって,神様仏様と一般に呼ばれてる存在については信じてるもの☆  (#^.^#) エヘッ



でもそれは,一つの宗教の枠には収まりきらない,もっと大きな何かとして。




日本古来のアミニズムとか,そういうほうがしっくり来るのだから,その意味では私は典型的な日本人なのだろうなぁ。


さて,そんな私が,由緒正しいカソリック教会へ潜入してしまったわけだ。

お昼から始まっていたミサがちょうど終わる頃で,皆さん列になっておせんべみたいな物(正式な呼び名がわからず・・・失礼★)を神父さん達からもらっている最中だった。

教会のステンドグラスが光を通して映えているのと,天井から下がった十字架に磔にされたイエスの姿があいまって,厳粛な気持ちになってくる。


教会自体は嫌いではない。

ただそこに渦巻く,「維持するための策略」がどうしてもカンに障るのだ。

主のための家が,どうしてあんなに華美である必要があるのだろう? (大体主は,家なんて欲しがるのか?)

それを主が本当に望んでいると,人は心の底から信じているのだろうか?


人の列が引き,ミサのしめくくりにと,私のお目当てだった神父さん―フェルナンド神父―が挨拶をした。

この後に,彼のヒーリングが始まる予定だった。


彼はこう言って一旦その場を去った。





まだ彼が言葉を継ぎそうだったその時,割って入ったのが,その教会の信者か管理関係者であろうアジア系女性。 

彼女は神父さんの後を継ぐようにして二言三言述べた後,「皆さんが,どれだけ与えることができるかによって,違ってくるのです。 与えることはとても大事なのです。 なるべく多くのものを与えましょう。与えれば与えるほど,貴方には神より更に与えられるのです。」 というようなことを語った。


話の途中で,私は奇妙な違和感を覚えだした。


彼女の言う「与えましょう。」との呼びかけは,どうもただ一つのことをさしているようなのだ。



そう,お金。





そして皆さんは,当然のことのように静かに寄付をしている。


むっとしてしまった。


教会で集められる寄付金は,多くの慈善活動に使われることは知っている。


それにしても。


あの言い方では,たくさんお金を出した人が救われると言ってるようなものではないのだろうか?

クリスチャンでもない私が,教会の最後尾に紛れ込んで,こんなことで憤慨していることのほうが冒涜なのだろうか?  
(ー'`ー;)ムー


寄付金集めも終わり,またフェルナンド神父が戻ってきた。

ようやくヒーリングが始まるらしい。


彼が一人ひとりに手を触れたりかざしたりし,それを受けた人は静かに居住まいを直したり,イエスの像に片膝を落としてお辞儀をしたのちに去ってゆく。

それが繰り返される中で,2階にいたらしい聖歌隊の歌声が響きだした。



賛美歌って,きれいだよねー。  

人の肉声って素晴らしい楽器だ♪


うっとりと聞いていたら,突然スピーカーからまったく違うハレルヤの曲が,しかもかなりなボリュームで流れ出した。


だ――――――――――――――――!!!!! 

(ノToT)ノ ┫:・'.::・┻┻:・'.::


どうしてこうやって,傍若無人に美しいものを踏みにじる行為がなされるの??

たとえそれが善意からの行いであったとしても,踏みにじられた美は消え去るしかないんだよね。


ああ,悔しい。  (~_~)ムス~








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Last updated  2005.02.01 06:24:44
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