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森の中の海

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2006.08.30
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カテゴリ: スピリチュアル
そんなこんなで ,怒涛の富士山返り咲きだったわけである。

28日はゆっくりと休んで,29日の始発で出発。

なにやら,しゃきん☆とした気分になっている海。  

だってね,これは「オシゴト」なのだ。 

それに,海個人にとってかなり意味のあることでもあったりした。  これはまた後日,ことが確実になったときにお話したい。  

富士山に行く前・・・いや,もっとずっと前からも感づいてはいたのだけれど,確信にいたる行動を避けておいたこと。 なぜなら確信してしまったら,一気に行動しなくなるだろうから。


それはまぁさておいて,始発に揺られバスにも揺られ,乗り継ぎも全てスムーズでこれまた後押しされている感たっぷり。


おお~! と目を輝かせて笑ったのは,富士宮駅から富士五合目に向かうバスが,なんと2日前に竹ちゃんに案内してもらった浅間神社に寄ったこと。

海はバスがどんなルートをたどる予定なのかなんてまったく知らないから,こういう偶然は必然以外にありえないのだよ。







その前にここによらされたんだよ~!!

ここには禊の場があるんだよ~~!!!



ちょっぴり気が引き締まる気がして,お水を使う。  

先日つばさちゃんが禊をしたときは眺めていただけだが,まさか自分がすることになるとは☆


手順もしきたりもわからないが,手足を洗い,頭にも水をかけるつもりで顔も洗う。


感じることを感じる。  地球の涙をしっかり手に握って。


その後再びバスに揺られ,富士山に着いたのは午前10時40分ぐらい。  

トイレによって看板の登山案内を見あげて,いざゆかん!


えっこらよっこら登りだすに,苦しいったら! 息がすぐに上がってしまいゼイゼイの風体。


ご来光を拝んだのか,この時間ですでに下山してくる人たちがかなりおり,彼らとすれ違うたびに交わす短い言葉すら億劫なほど。


地球の涙は交互に両手で握ったりポケットに入れたり。  天気は薄曇りだったので,日差しは気にしなくていいのが幸いだった。


次の合目につくたびに,少し休憩して息を整えるが,どうも海は山に登れば登るほど元気になるらしい。


5分もしないうちに気分がしゃっきりして,さていこう! という気に,早々になってしまう。 そして腰を上げれば,確実にそれ以前よりも体が軽いのだ。





海はぼんやりとそのカチッカチッと繰り返される音を聞いていたが,なんとも思わずにいたところへ,当の青年が気がついた!という風に友達に語りかけているのを聞いた。


「あ,ここ,空気がない(薄い)んだ! だからライターの火,つかねーんだわ!」


ほほ~う。  そういうことか~。  


7合目であたりでは高山病になったらしく,気分が悪そうに蒼白な顔をしている奥様がいた。


海はたまたま彼女の顔が見える位置に腰を下ろしていたのだが,相手がただ休んでいるのではなくて具合が悪いのだと見てとって,すぐに遠隔をした。





いや,このような状況証拠を見せ付けられながら,海は多少左耳が痛くなってほんの1~2回めまいがしただけで,難なく頂上にたどり着いたのだ。


先日広島の厳島で,神山である弥山にふもとから頂上まで,下駄で文字通り駆け上って駆け下りたときも感じたものだ。   

あの時は天狗を身近に感じた。


屋久島では龍だった。

そしてどちらにも,それ以外の気配をたくさん感じた。

富士山はどんなだろうと思っていたけれど,あそこは山肌に色気がない。


肌ががさがさの女に触れたいと思う男がいないのが理解できるように,ここにはそういった精霊・自然霊の類は寄り付かないんだろうなと感じる。


神さんがおられないわけではない。 場の空気が違う。

不思議な鳥居もある。


鳥居



これと同じものが,頂上に着くまでに4箇所(だったと思う)あった。  建立年は平成4年だというから真新しいな。

だいぶうすれていたとはいえ,鳥居そのものいでかでかと書いてあるそれに,海が首をかしげたのは言うまでもない。


人間の作為的な行為はさておいて,眼下に広がる雲に反射して見えるものたちの不思議なこと。

海はもはや,あれらを現す言葉を持たない。


雲の後ろで輝く太陽を写してみたら,異次元への入り口のようだ。

直射日光




「雷様を下に聞く」の歌の通り,雷鳴が背後から聞こえる。  晴れ間がのぞいたり一気にけぶったり。


雲のじゅうたんを肉眼で見下ろす爽快さ。

雲間


機内で見る風景と変わらないとしても,肌で感じられる風のやわらかさや空気はまた違う。


一歩一歩踏みしめながら,いろんなことを思いながら,ひたすら頂上を目指した。


時々,地球の涙を確認しながら。


頂上が近づくにつれて,「ふーじーは,にーっぽんいーちーのーやまー」 がリフレインする。


海は,この登山をこの時しなかったら,二度としなかっただろう。  そして海の中のある想いが,この登山の間中に,ある祈り,ある賭けともなる。


すでに知っているそれを知らないでおくがために,自分をわざとがけっぷちに追い込んだというような。


いや,知っているからこそ,あえて知らないフリをしてそのように自分の仕向けたのだ。



閑話休題。


頂上に着いた。

日本最高峰




この写真の最高峰の記念塔からはもう少し下方で,霧でかすむ周囲に目をこらして火口を眺めた。  

一箇所に吸い寄せられる。 

ん~,あそこか。


火口



地球の涙を見れば,かつてないほどに裏も表も全てがきらきらしている。 お約束の『虹』も何箇所かに出ている。

太陽光がなくてもこの光かただ。 間違いなかろう。



うまい具合に周囲に誰もいなくなって,そこにたたずんで祈る。


そして,赤や黒の岩肌がのぞくそのすり鉢上の中心をめがけて,地球の涙を投げ込んだ。



目算を誤り,手前の石にあたったために,地球の涙から小さな破片がいくつか飛んだ。


そしてそのまま斜面に吸い込まれた。


ほぅ。 これで富士山が噴火しても,地球の涙の波動がホメオパシー効果になって火山灰と一緒に降り注ぐぞ。


それに,富士山を遠くから拝む人たちにだって,あの平和への祈りが届くというものだ。



その後,霧が大幅に動いて青空がのぞく。

晴れ間




白い鳥居が映える。

鳥居と青空



さて下山だ。


乗れそうなら最終のバスを捕まえたいと思っていた海は,とっとことっとこ斜面をすべる。


が,膝が怖い。


怪我をしたら怖いという思いが,余計なブレーキをかけたり力をコントロールしようとしたりして,ますます膝をがちがちにしてゆく。


行きは一合一合上を目指しながら,少しずつ雑念を払っていたような感じだが,帰りは雑念がなくなったところで,自分の核心に触れるような感じ。


しびれるような痛みが両膝を覆う頃,ようやくこの不必要な恐れは,「いらない」と聞こえる。


ぱこーんとそれらを場外ホームランにしてみたら,さっきまでの痺れはいったいどこへ!?


す~っと膝が楽になって,滑り降りるペースも倍加する。


とっとことっとこ。  無心になって周囲を見渡す。


夕日。

入り日



今回はご来光は拝まなかったから,夕日を見せてもらった。  夕日にも浄化のパワーがたくさんなのだ。


オレンジやピンクを反射して,雲が優しく夜を迎える準備をする。


他にもこんな太陽光写真が撮れた。

祝福
                                         <祝福2





とっとことっとこ。


思ったよりも時間がかかる下山道。   それでも一気に降りて,バス乗り場へ行けば,最終が出てしまった後だった。



あら~★ どうしましょ~★☆★


富士一日登山は,登りと下りを合わせて7時間20分。




タクシーを呼ぶにしたって,きてくれるかわからないし,乗車賃は数万円になってしまうだろう。



どうしましょ・・・と思いつつ,腹はもう決まっていたのだった。


そう。


ヒッチハイク!


ププーッ(≧Σ≦*)ノ_彡☆バンバン!




このお話は,また後日~☆







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Last updated  2006.09.01 21:52:49
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