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久しぶりに書いてみた。迷惑メールに関わる人たちにはこんな人たちがいます。1.「スパマー」(迷惑メールを送る人です)2.「プロバイダ」(ISPとも言います)3.「アンチスパマー」(迷惑メールを止めたい人たちです)「スパマー」迷惑メールを送る人って本当に真剣なようです。お仕事で明日のご飯のため、一人でも多くの人がクリックしてお金を落としてくれるようがんばっているのだと思います。たぶん組織的な団体です。「スパムメールは採算が取れるうちは根絶されない」京大高倉助教授「プロバイダ」スパマー会員が加入しているプロバイダにはクレーマーから苦情が届きます。内容は「おまえのところから迷惑メールが届いたから止めろ!」です。多くの場合、プロバイダはこの苦情を受付、スパマー会員を強制的に解約します。NTTPCではこのような苦情を多いときに月間8万件受けていたようです。NTTPCがスパム対策を強化,携帯電話あて以外のメールも「OP25B」の対象に「アンチスパマー」迷惑メール撲滅に向けて活動している方々です。「プロバイダ」に苦情を出す「クレーマー」もこのような方々です。クレーマーは迷惑メール撲滅を願ってたくさんの苦情をプロバイダに送ります。それらの模様は「迷惑メール(スパム)撲滅私的調査会 被害者向頁」の掲示板に書かれています。迷惑メールを撲滅のためには、プロバイダへ「苦情」をだすことが重要だと考えているからです。今日の本題なんですが、---------------------「アンチスパマー」は「プロバイダ」に迷惑メールを止めろと苦情をだして「スパマー」は迷惑メールを送るのを止めるのか?---------------------フツーの方なら、迷惑メールは減らないと考えると思うんですが、減ると信じている「アンチスパマー」の方々に失礼なので本質を少し考えて見ましょう。「スパマー」は真剣にお金を稼ぎたいと思っています。迷惑メールを送れば「プロバイダ」に解約されることは知ってるはずです。知ってる上で迷惑メールを送るんだから「プロバイダ」の解約への対策は万全のはず。「スパマー」は解約されても言いように嘘の名前や住所でカード番号でプロバイダへ入会するようです。正直、裏社会って怖いです。そしていろんなプロバイダとたくさんの契約しているので、解約させられてもなんの問題もなく、契約が足りなくなれば、また別のプロバイダを標的にします。プロバイダ料金の安いところでは、1契約800円くらいですから、100回契約しても80000円です。こんな状況ですから、「アンチスパマー」の方がいくら文句をいって、「プロバイダ」がスパマー会員を解約しても、「スパマー」の方が一枚上手なので、迷惑メールは減らないと思います。そして、私の提案です。最近では、OP25B(Outbound Port25 Blocking) 25番ポートブロックを実施しているプロバイダが増えてきています。よく情報を集めているページを見つけました。OP25Bの実施プロバイダ一覧こまかいOP25Bの説明はおいといて、撲滅に向けた効果は大きいようです。財団法人インターネット協会「Outbound Port25 Blockingの意義と今後の迷惑メール対策」日本データ通信協会「携帯向けOP25B(Outbound Port 25 Blocking)の効果」というわけで、「アンチスパマー」の方々は、「プロバイダ」に迷惑メールを止めろと苦情を出すより日本中のプロバイダに対して、OP25Bを早く実施してくれと陳情したほうが、迷惑メール撲滅に効果があると思う。
2006年03月03日
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