めいてい君のブログ
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首都とナイル川など
1. ジュバ<ケニヤ、ウガンダ、ザイールへの中継地>
(標高550m、人口約25万人、2008年)
2.ナイル川は遡ること、スーダン共和国・首都ハルツームから東に「青ナイル」(源流はエチオピア・タナ湖)、西に「白ナイル」に分岐し、白ナイルはさらに当国・首都ジュバを経由してウガンダ方面のビクトリア湖に向かう。
3.東京からの大気圏距離:11,322km
4.時差:JST-6時間
サマータイムなし
民族
ディンカ族,シルク族,ヌエル族を筆頭に数十の部族がいるとされる。(スーダンは「黒い人」の意であり、特に南部スーダンは大半が黒人。北部はスーダンにはアラブ人が多い。)
言語
英語(公用語),その他部族語多数
宗教
キリスト教,伝統宗教
<北部のスーダン共和国がイスラム教を信仰するアラブ人が多数を占めるのと対照的に、ナイル系民族がこの国の主流=特色である。>
政体
共和国
元首
2011年現在の大統領はサルバ・キール・マヤルディ
議会
立法議会議長 ジェームズ・ワニ・イグア
政権成立の経緯など
与党:「スーダン人民解放運動」(SPLM)66%
大統領 サルバ・キール・マヤルディ
<ディンカ人であるが南部スーダン自治政府の初代大統領ジョン・ガランとは部族が異なる。敬虔なキリスト教徒である。>
副大統領 リエック・マチャル・テニィ
<前南スーダン国防軍司令官、スーダン共和国大統領補佐官など、ヌエル族(ヌアー族)。>
主な政党はスーダン人民解放運動 (SPLM) で、ジョン・ガランが結成した元来軍事組織。
米のジョージ・W・ブッシュが主導した包括和平合意に基づいた住民投票で独立が98%以上を占め、北部スーダン大統領が南部の意志を尊重する声明を発表し、独立が確定。南北境界上にあるアビエイは、現在も帰属先未解決の地域である。
石油資源は南部地区に75%があるが、パイプラインなどの輸出設備は北部にしかない。南北両民にとって石油収入は生命線であり、これらの交渉は今年の4月には南北両国の関係は破滅状態にあったが、(南が経費を支払っていないとして、北が原油を押収するなどで軍事衝突に発展)が、両国は8月にやっと合意に漕ぎ着けた。
CNNによると:
交渉では南スーダンによるパイプラインや港の利用料の水準が焦点となっていたが、スーダン側が輸出税や精製経費としてパイプラインで輸送される原油1バレル当たり25.80ドル
(約2012円)を受け取ることで合意した。
両国の軍事衝突に伴い、南スーダンの上ナイル州にはスーダン側から避難民が殺到。援助団体などはこれら避難民の数は少なくとも15万人と推定している。
国営テレビはまた、両国国境周辺で活動していたスーダンの反政府武装勢力と同国政府が2州での一部停戦に合意し、戦闘に巻き込まれていた住民への人道援助が可能になったとも伝えた。[CNN.co.jp]
軍事
予算 N/A、兵役 徴兵制(18歳~30歳 2年間)、兵力 約194,000人
主要産業
原油,農業,林業,畜産業,漁業
石油収入に過度に依存(国家収入の9割が石油収入)。
天然資源としては他に鉄鉱石、銅、雲母、クローム、タングステン、亜鉛、金、銀、ダイアモンドなども産出する。農産物としては綿花、ピーナッツ、サトウモロコシ、雑穀、アラビアガム、キャッサバ、サトウキビ、マンゴー、パパイア、コムギ、サツマイモなどがある。木材は主要輸出品でアフリカ最大のチークのプランテーションがある。経済は農業に大きく依存しているが、潜在的電力資源もある。
GDP:億ドル
130億ドル程度(2010年 南スーダン統計局)
一人当たりGDP:ドル
1,500ドル(2010年 南スーダン統計局)
実質GDP成長率
6%(2012年 EIU推定)
物価上昇率
最近のドル高,国際的食料及び原油価格の高騰を受けて上昇。
2011年2月には,前年同月比39.6%も上昇。
貿易額:輸出
5.9億ドル(2010年 EIU)
同 :輸入
1.6億ドル(2010年 EIU)
貿易品目:輸出
原油
機械・設備,工業製品,輸送機材,小麦・小麦粉
貿易相手国:輸出
中国 ,UAE,日本,サウジアラビア,インド
中国 ,インド,ルーマニア,サウジアラビア,UAE
対日輸出
N/A
内訳
石油等
対日輸入
輸送機材、機械等
外国からの援助
2011年現在、アメリカと中国などを中心に未整備な道路などのインフラや教育面などの援助が行われている。日本は最大部族になるディンカ族以外にも幅広い援助を行っている。
特に石油資源を巡る中国の支援は北部政府とも連携して、際だっているようだ。
日本の経済援助
<南北スーダン>
2010年まで
有償: 105億円
無償:1,264億円
技術: 123億円
日本の南部スーダン政府援助実績(2005年~2012年)
1.スーダン支援国会合 7億1千万ドル以上
2.総選挙支援実地など 2600万ドル
3.南部住民投票支援 817万ドル
4.人道支援2012年 3月 3500万ドル
国境審査強化支援2012.8
日本政府が向こう2年間で 540万ドル
人身売買誘拐防止策
南スーダン陸上自衛隊員任務・規模
・ 司令部4名
・ 道路等のインフラ整備(最大330名)
・ 同上支援調整部隊(最大40名)
・ 輸送・補給の海上自衛隊(170名)
・ 人員・物資輸送空輸・整備部隊(170名)
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