Tsunami氏寄稿、SCRAP記事、写経・感想など 326
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★Microsoft Beingパークシティ、ユタ州。米国→今日は何の日❓シマエナガの日 モフモフならMOF&MOFで財務省かも・・・ Finance Minister looks like Mofumofu.★<小生の場合は「所得税の還付金」の計算>e-taxでマイナポータルを使用する際の制約1.年金の源泉徴収票(日本年金機構)~対応済み 1月5日から見られるとのこと。 (但し、信託銀行の年金信託部に 企業より移管された部分は紙ベースで 1月中旬に受け取り別途入力要す。)(1)マイナポータルのホームページ 小生は、ここでは、年金の源泉表を紙ベース(PDF) で見て(ねんきんネット経由で)、手入力したようだ。 エラーメッセージがでていたのを強引に弄ったので、 保険会社との「連携」はできていた(2~3日)が、 日本年金機構とは「連携(電子データ送付依頼)」が できていなかったらしい。 (なんと、今からは来年度からになるらしい。) (2)「ねんきんネット」を探す ~(7番目のガマグチ)(3)「ねんきんネット」画面へ (日本年金機構は、民間のように2~3日で電子データを 作成できないから、エラーになるのである。1年かかる ようだ。)(4)「ねんきんネット」へ移動した(5)「通知書を確認する」をクリック(6)「公的年金等の源泉徴収票令和4年分」を探す(7)「公的年金等の源泉徴収票令和4年分」をダウンロード (PC¥Documentsへ)(8)これから日本年金機構の源泉徴収票が判る →印刷可能→このデータが判れば自分で入力できる。 今年はこれで十分である。 (実際の葉書は2022/1/17に到着) 所得税法第203条の3第1号適用分 支払者法人番号 住所: 官署支出官 印 ・一番上段の左から「支払金額」 ・・・「A」 ・その右から「源泉徴収税額」 ・・・「B」 ・社会保険料の額 ・・・「C」=D+E ・介護保険料額 ・・・D ・後期高齢者医療保険料額 ・・・E ・源泉控除対象配偶者の名前 <日本年金機構での電子データ取得の手続きが未了>(9)小生の場合はダウンロードがPDF形式であり、 xml形式ではないので「読める」が自動入力とは なっていない。 自分の目で読み取り、自分で入力するしかない。 結局日本年金機構分は電子データとして 取り込まずに、「生命保険」、「地震保険」のみの 電子データを取り込んだようだ。 結局、自動入力できない家内の分が残るから 「配偶者控除が完了しない」から・・・ 家内の年金の源泉徴収票(紙ベース)が届くまで 待たなければならない(2022/1/17到着)・・・ねんきんネットからの手続き・・・(これで来年から自分の年金は電子データ化?)電子送付を受取る場合は、ねんきんネットの設定が必要です。社会保険料(国民年金保険料)控除証明書は令和4年10月に、公的年金等の源泉徴収票は令和5年1月に電子送付を行います。電子送付までに「手順1」の手続きがお済みでない場合は、お手数をおかけしますが、ねんきんネットにログインいただき、メニューより「通知書の再交付申請」を選択し、電子送付での再交付を申請してください。また、令和5年度以降も社会保険料(国民年金保険料)控除証明書または公的年金等の源泉徴収票を電子送付で受取る場合は、ねんきんネットでの設定が必要です。ねんきんネットにログインいただき、メニューより「通知書のペーパーレス化」を選択し、電子送付の登録を行ってください。詳しくはねんきんネットを開いてご確認ください。 来年度より電子データ(xml)で送付してくるらしい。 ことしは、紙ベースかPDF形式(手入力)で行く予定。 やっとマイナポータル連携が取れたようだが、効果が 現れるのは、来年である。 政府は、民間なら2~3日を1年かけてやろうという気長な 体制であることがよくわかった。 小生よりもはるかにお馬鹿さんの様だ。 2.生命保険(マイナポータル~対応済み) →今年は、既に手元に郵送済み2021/10。 用意するもの マイナンバーカード、 メールアドレス、 証券番号などで電子データを準備するのに数日要する 準備できた時点でメール在り 送付された電子データ・・・ ダウンロードでは見えないxml形式→自動入力 上段の数字・・・今まで支払った生命保険料 下段の数字・・・年末までに支払う生命保険料・・・「F」 ↓ (来年からは郵送されない) 3.損害保険(マイナポータル~対応済み) →今年は、既に手元に郵送2021/9済み。 用意するもの マイナンバーカード、 メールアドレス、 証券番号などである。 電子データを準備するのに数日要する 準備できた時点でメール在り 送付された電子データ・・・ ダウンロードでは見えないxml形式→自動入力 上段の数字・・・今まで支払った生命保険料 下段の数字・・・年末までに支払う生命保険料・・・「G」 ↓ (来年からは郵送されない)4.医療費控除~別途に「医療費フォームに」記録し、 読み込んで使用する・・・「作成済み」 昨年支払い分であり、手元に領収書はある。 マイナポータルには多くの医療機関、 薬局は連携が未対応かも・・・ 問題点・・・「交通機関が自動入力できない」5.○○信託銀行年金信託部の公的年金等の源泉徴収票 (書面で1月15日到着:マイナポータル未対応) ・支払金額(所得税法第203条の3第7号適用分)・・・「H」 ・源泉徴収額 ・・・I6.国民健康保険税納付確認書~市国民健康保険課保険税担当 (書面で1月26日発送予定:マイナポータル未対応) 普通徴収 (納付書・口座振替等) ・・・「J」 <結局今までどおりの1月後半にe-taxを税務署に提出> ・信託銀行年金信託部の源泉徴収票 1/15到着 ・家内の年金の源泉徴収票 1/17到着 ・市からの健康保険税納付確認書 1/26発送→これだけ! ★ 以上は乏しい知識の老人が記録したものであり、 事実とは異なるかも知れない。★PC画像の説明>★
Jan 20, 2023
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★PC画像★ 小生は~随分前だが~高齢者の地元の町内のさらに分会の自治会の役員を退いているから~現在の分会・自治会規約を知らない。 在職時には~随分前だが~還暦(60歳)の高齢者には「還暦の祝い金」は取り止めた。 あまりにも~多くなりそうであり~当たり前であるからである。 →喜寿(77歳)以降とした記憶がある。 喜寿では、大学OB会からも記念品を贈っていただいた。 実はゼミ仲間では~「頭が良いものは喜寿を迎える前に亡くなり」~もう半数になってしまった。 残るものは~あと少しでも「世の役に立つべき」であろうか。 プーチンのようなものが~頭は狂っても生きているから~世の中~「悪者はむしろ長生きできる」ようでもある。 そう言えば~「人を喰ったような生き方」もあるらしい。 人生は坩堝の様なものであるのかも・・・★ 小生の自治会役員の在職中は~金婚式には届け出制ではあったが~自治会から[お祝い金]を貰えた気がする。 現自治会に問い合わせたが、「金婚式のお祝い、調べましたがそんな規約はどこにもありません」とのお話であった。 Webを覗くと~「金婚式のお祝い」で近くの別の自治会がヒットした。 そのなかに、「金婚式のお祝い」は「社会福祉協議会の事務局が行っている」との情報があった。 市の社会福祉協議会事務局に聞いてみると~毎年の中頃に金婚式のお祝いについて協議会から「便り」を出すので~募集に参加すればいいとのことであった。 募集に参加する場合は電話で、1.結婚日付け、2.夫婦の名前(ふりがな)、3.住所と4.電話番号などを伝えれば、9月の敬老の日には「お祝い」が届くそうである。 考えれば、昔の自治会の会長は何十年も務めたマメな人間であったから~この制度を自分で代行してくれていたのかもしれない。 今後は自分で申し込む必要がある~社会福祉協議会の掲示板に要注意である。 ・・・・・・・・・・・・ お祝いを~自ら申請しないと貰えないというのは~随分と希薄な~情が失われた世の中になっていくものだ・・・ 年齢なら~マイナンバー制度の普及で十分であり、さらに金婚式もマイナンバー制度に取り込めないのであろうか??? そもそも自治体には「喜寿」や「金婚式」などを祝う気持ちもないのであろう。 →年齢計算、金婚式計算なども マイナンバーカードに取り込めないか!?★PC画像の説明> ★
Apr 9, 2022
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★ もうすぐ確定申告の時期になる。 年金生活者の小生には~確定申告でいつもは~医療費が多額であり主に医療控除で還付金を受け取ることになる。 脳幹梗塞、脊柱管狭窄症馬尾型から緑内障予防、慢性胃腸病などの「病気のデパート」であるから~高齢者かつ慢性的な持病持ちなのだ。 病院には外出自粛のお陰で~めっきりご無沙汰している。 今年は~医療費控除が少ないだろうから~還付金はあるだろうか。 今年はコロナ禍で政府から国民一人当たり10万円の特別定額給付金が給付されている。 特別定額給付金は、一時所得なら課税が増えるが~新型コロナ税特法により、[非課税]だと聞いており~所得に含めなくてよいようである。 この面で、事業者向けの持続化給付金とは扱いが異なる。 今年は、外出自粛で病院に行くのも回数を少なくしたので医療費は昨年よりも抑制されたが~それでもいくらかある。 還付金は事前に支払った税金から払込金が多すぎた分の還付でありいくらかはありそうだ。 みみっちいほどの金額であるが~還付金の申請をe-taxで行うとしよう。 マイナンバー対応の方式であれば簡単である。 来年から医療控除申請書も簡便になりそうであり、医療保険や地震保険控除申請書も簡単になりそうである。 ↓(集計方式) その前に還付金請求が要らないような、適正な税の徴収であってもらいたいのだが。 小生の場合は、国民健康保険納付確認書の発行待ち(1月末)である。★ ついでになるが~日本の医療で気になることがある。 今回のコロナで思い出すが、小生に父は60歳の定年後に胃癌で余命6ケ月と宣告された。 勿論、本人ではなく小生にであるが~小生は日本医科大学の丸山先生からワクチンをもらい高知の病院に送り定期的にAB注射を続けた。 丸山ワクチンはたしか結核に罹ったものには癌が少ない?~という病理的な経験則から導き出したワクチンだと勝手に理解している。 勿論このワクチンは癌を治癒できないが~癌の進攻を遅くする効果はあると思う。 なんせ~途中で癌を治せぬと知った父は病院通いを止めてしまい、母はそこまで生かせた父に与えた苦しみを後悔した。 小生は~治癒までは期待できない薬でも~延命効果がある程度認められるものなら~いい薬が出来るまでの繋ぎでも認めるべきだと思う。 日本のワクチンに対するアレルギーは強かったが、今回の新型コロナウイルスではその爆発的な感染力ですっかり受け入れやすくなってきた。 治療薬迄いかずとも延命効果が認められる場合は高齢者には有効であると思われる~丸山ワクチンを今一度見直してほしいと思う。 また、日本株BCG注射注射が新型コロナウイルスの発生をある程度抑えているのかもしれないこと、日本の礼儀作法が非接触型であるなどで~PCR検査率が僅か4%台(西欧は80%台)ながら感染が低く抑えられていることに貢献しているようである。 新型コロナウイルスは結核に似て人間の呼吸器官の肺に対して攻撃するウイルスではないだろうか。 丸山ワクチンの開発では、結核に対する免疫力を追及したように思うが、「肺~結核」の結びつきからこのワクチンをさらに追及願いたいと小生は思う。https://www.nms.ac.jp/sh/vaccine/vaccine/index.html★ ついでに先日の友人の電話で思うことがある。 わが市では、市の管轄するすべての公民館、図書館、スポーツ施設は閉鎖である。 (PCR検査、ワクチン注射などでは解放する予定。) マスクは当然であるが、人々の接近で互いの肺と肺が密接に関係する場を避ける必要がある。 人々が接するのは、口、鼻であり、手や肌、皮膚、血管などに注意が必要である。 首都圏の近県の市では公民館、図書館、スポーツ施設などを部分的に開放しているところがあるようだ。 せめて非常事態宣言している都市空間なら~自分が関与できる施設は閉鎖すべきであると~首長さんたちは考えないであろうか。 「5穴」であったか~人間の感染する器官は~目、耳、鼻、口、陰部、肛門 以上6か所かも~この際に気を配るべきではないだろうか。Webから 人間の生物学的部分を~経済と両立させようとするのは~間違えた政治的な方法論である。★世界のCOVID-19感染者は 約95百万人死者数 約2百万人<7日間の新規死者数の移動平均 > 全世界13,552人/日 https://www.worldometers.info/coronavirus/<人口百万人当たり7日間の新規死者数>https://web.sapmed.ac.jp/canmol/coronavirus/death.html?y=0&s=y#date<世界の感染者数、死者数、PCR検査数・率、人口> 2021/1/17 10:46 JST 米国PCR 日本PCR 85.5% 4.6% ↓https://www.worldometers.info/coronavirus/★パンデミックとなったウイルスの比較 感染者数は今日現在で95百万人の感染、死者は2百万人、致死率2.1%~ ウイルスの大きさは直径80~220nmで人間細胞の165分の一、髪の毛の660分の一でしかない。 人間の6穴どころではなく、微小な生物学的なウイルスに対して非常事態宣言は無力であろう。 兎に角、人間には見えないウイルスに対して透明人間に対して~オリンピック開催の場違いな質問を浴びせても~暖簾に腕押し~の感があろう。 カラオケなどはウイルスの何百万倍もの口を開けていないか~問答無用! まだ、国民一人一人の意識の持ち方と言う芸能人がいるが、相手は透明人間並みのミクロの生物であることを意識していないから~絶望的である。★ カラオケは注意をすれば大丈夫か?「できるだけ」は「必ず」ではないのか? 相手は見えない敵である。この県のCOVID-19の感染状況https://web.sapmed.ac.jp/canmol/coronavirus/japan.html?d=2&y=0 ↓ この程度の自粛でコロナ禍は抑えられるのか? 気が緩んでいないか。★
Jan 17, 2021
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☆ 日本の統合型リゾート事業(IR)*の旗振り役であった内閣府の元IR担当副大臣(国土交通副大臣を兼任)秋元 司(48才)衆議院議員が、IRへの参入を目指す中国企業の外為法(=外国為替および外国貿易法)違反容疑に関わり東京地検特捜部は同氏の事務所の捜査を行った。 特捜部は秋元氏、同秘書、当該中国企業の日本側顧問への任意聴取を行っている。 るすつ1.沖縄県那覇市でのシンポジウム、北海道留寿都村で のIR誘致での秋元議員、中国企業顧問の動向が SNSでも拡散されており、2.外為法の上限1百万円以上(数百万円)を無届けで 日本に持ち込んだ疑いなど。 ⇒秋元議員を一昨年9月の300万円の 収賄容疑で逮捕!また中国・深圳に本社がありスポーツくじ(籤・鬮)などの事業を手がける「500ドットコム」の顧問の紺野 昌彦容疑者(48)と仲里 勝憲容疑者(47)、それに日本法人の元取締役の鄭 希容疑者(37)の3人が、贈賄の疑いで逮捕された。また秋元議員は去年2月、企業側から家族と共に北海道旅行の招待を受け、航空機代・宿泊費などおよそ70万円相当の利益供与を受けた疑いもある。(370万円などとはミミッチぃギャンブル!? 特捜部ならもっと大きな犯罪摘発を狙っている? → ⇒ IR疑獄?++++++++++++++分かってきたこと:日刊ゲンダイなど1.紺野 昌彦(48才)・・・実親は室井 邦彦氏 (日本維新の会参議院議員:72才)である。 中国企業の狙い=「北海道留寿都村へのIR事業 進出を狙い贈賄、IR枠5か所に拡大要求」 ⇒自公協議で公明党主張に収斂3ヶ所になり、 思惑から外れ贈賄工作は失敗した。 ↓ 「500ドットコム」の目論見は外れて 中国企業関連の顧問達は収賄容疑で逮捕 (契約解除)、秋元議員も受託収賄で逮捕 (同議員のパチンコ業界との癒着も問題化)2.「桜を見る会」に政府はジャパンライフ元会長 を招待、首相らの地元選挙権者をも招いた。 前夜祭と称してホテルで歓待しており国会で 問題化している。 招待名簿を隠している?こともなにか複雑な 雰囲気を残している。 余程、名簿には都合が悪いことが掲載されている かもしれないと思われかねない。3.その他 日刊スポーツによれば、中国企業は訪日で 12人の自民党国会議員とコンタクトしている。++++++++++++++<NHK News Web> 秋元 司議員と共に問題の中国企業の本社を訪問していたことに関連して、白須賀 貴樹議員の地元事務所を家宅捜索。白須賀議員(事務所家宅捜索)、秋元議員、紺野顧問(ともに逮捕)<NHK Web News> 衆院議員秋元司容疑者が収賄容疑で逮捕された事件に絡み、東京地検特捜部は25日、宮城県石巻市にある自民党の勝沼 栄明@前衆院議員の事務所を家宅捜索した。<KYODO>@秋元、白須賀、勝沼の3氏は中国企業を訪問している。・・・・・・・・・・・・・ このような、昔の賭場開帳の合法化(カジノ特区解禁)を実現し、日本の財政を健全化?しようとする現政府のやり方は、年金問題で、負担を年寄り、高齢者に押し付けようとする悪企みと 共鳴 しないだろうか?+++++++++++++++++<WIKIPEDIAから>*統合型リゾート事業(とうごうがたリゾート、英称:Integrated Resort、略称:IR)とは、国際会議場・展示施設などのMICE施設<+>、ホテル、商業施設(ショッピングモール)、レストラン、劇場、映画館、アミューズメントパーク、スポーツ施設、温浴施設などと一体になった複合観光集客施設のこと。日本においては、地方自治体の申請に基づきカジノの併設を認める区域を指定して設置される予定である。<+>MICE(マイス)は、Meeting(会議・研修)、Incentive(招待旅行、travel, tour)、 Conference(国際会議・学術会議)or Convention、Exhibition(展示会) ... 統合型リゾートの核となる施設群となる。 +++++++++++++++++ 財政が苦しいと言うが、大企業の内部留保はパンパンに膨らみ、弾けるばかりである。 企業減税をしないと国内有望企業が外国に逃避されると国民を脅して減税を続けた結果が、社会保障費の不足ではないだろうか? ・・・・・ (誰かのおまじないでは?) 高齢者が社会のお荷物になってきているのは統計で見ても明らかではあるが、法人企業の減税で税収入が減少しているのもまた、自明である。 その法人の内部留保膨張と裏腹に、大企業の借り入れは減少して、借入金利水準はどんどんと低下し(→日銀のマイナス金利政策)、銀行(地方銀行のみならず大銀行も)の収益の圧迫(→減益)を齎している。<地方銀行の業績推移:時事コム>☆ ギャンブルの刹那的利益に目が眩む前に、日本の足元を見つめ直す時期に来ていることを自覚すべきであろう。 沖縄や、北海道のIR受け入れには悲観的となった今、受け入れ先を反故にされた関係者の司法取引もありそうだと識者は解説する。 税収の獲得はどの自治体も欲しいところであるがギャンブル事業にそれを求めると無理が生じて、1.ギャンブル漬けの人生をおくる風潮2.IR地域の怠惰な風潮の蔓延 (阿片戦争やアル・カポネ時代を思い起こすべき)3.その他なども懸念されている。 とにかく、日本の家計部門の貯蓄性向に支えられた日本特有金融構造をぶっ壊そうという危険な試みには年寄りは目を光らすべきである。☆・法人税率の推移など:財務省 ☆ 「帽子のよく似合う副総理」には 「ギャンブル防止と 青少年の博奕・射幸性化防止」 を図って貰いたいものだ。☆
Dec 25, 2019
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☆「75歳以上2割負担へ」というオドロオドロシイ数字が先日新聞1面に踊る。 1割から2割いう数字はそれ自体は一般の3割負担まではいかないので我慢しろと言うことらしい。 しかし、自己負担比率が10%→20%というと、「絶対額では医療費を倍額支払え」ということである。 年金は減らされるばかりなのに、生活に必須な医療費が倍額になるというのは一体どのような計算根拠に基づいているのだろうか。 消費税だって3%→5%→8%→10%と段階的に増やしてきたのではないだろうか? 1割(=10%)から2割(=20%)というのは、(10%増加ではなく)医療費負担額が、「200%の負担増加」であるから数字のマジックである。 このような1割や2割という増加でなく、消費増税のように支払額の3%~5%の増加などと実際の負担額の増加率できめ細かく計画して示してもらいたい。 少なくても、もう少し段階的に増加すべきである。・・・・・・・・・ このように驚いたのであるが、よく読むと以前から1割負担の者はそのままで、2割負担の者は1割にはならずに2割を引き摺ることになるらしい。 それでも、なぜ急に負担が倍になるなどの極端な方法をとるのだろうか。 もうすこし、きめ細かな、計画的な方法が取られないだろうか。 政府・日銀は0金利やマイナス金利で世界一大きい政府の財政負担をマイナス金利と言う劇薬で治療しようとしていることが、そもそもの日本経済を行方が見えない荒波に漂わせているように感じるのは小生の呆けが高じたのかも知れない。☆ 日本の医療費を国際比較したデータが存在する。http://www.gaihoren.jp/gaihoren/public/medicalcost/html/medicalcost_1.html1.日本は薬に依存した治療費割合が、 他の先進国10%~20%以内に 比べて30%と高い2.日本の製薬会社(大手15社)の 経常利益率は製造業平均3.6%に比較し、 22.1%と極端に高い3.先進医療器の単価を国際比較すると 日本は極端に高い4.受診回数の国際比較では 最も高い米国の約4倍である。・・・・・・・・・・・ 小生の場合で考えると、病院は大病院になればなるほど細分化・専門化されており、なかなか本当の治療方法には辿り着けない。 町医は間違った治療法をサジェストしたり、間違った方法で大病院を紹介することがある。 小さな病院は世襲的に存続したものが多く、医療体制そのものが世襲で存続するというギルド的な伝統が残り、医薬業界もその上に成り立っている、いわば寡占状態の風潮がある。 医者は患者の上にあり、患者の立場には立っていない。 患者の病気を見極めるには余りにも担当分野が専門化されすぎており、患者は本来の専門医に辿り着けない。 このような医療の専門化・細分化により病院に出向く回数が増え、無駄な投薬の発生が多くなる。 町医については、もっと総合的な診察に優れた医師の養成と、大病院については、専門化も必要であるが、総合医の目でもって、横のつながりで、他の病気かどうかが判断できるように連携ができる体制を構築する努力が必要。☆
Nov 30, 2019
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<日本年金機構から扶養親族等申告書>☆ 小生は、「個人所得」は僅かの年金だけだが面倒なので、国税庁に電子申告している。 もっとも、正確には、地元の税務署なのだが国税庁のホームページを利用するからまた、マイナンバーを利用するから国税庁だと思っている。 マイナンバーは地元税務署にて登録しているから、「所得税の申告」は頗る簡単である。☆ 一体、なんだろうか? 日本年金機構からは、「扶養親族等申告書作成」と言って、10月中に郵送で送れと郵送で言ってきた。「マイナンバーは収録済み」ながら、「前年から変更なし」や、「前年から変更有」などと「チェック」して「郵送で期日までに送付のこと」とある。☆ 小生は、日本年金機構には既にメールができる筈である。 日本年金機構はホームページも持っているのにもかかわらず、国税庁の「e-tax」や「文書による税の申告」のような「電子申請」が準備されていない。 極めてお粗末すぎないか? 早急に、「e-tax」などのように電子申請が可能な様式・形式を構築すべきであろう。 また、10月から郵便料金が値上げされるなら、なおさら「電子申請」を急ぐべきである。 「同封の返信用封筒に切手を貼って申告書を提出」などとぬけぬけと言わず、早急な「電子申請化」を図るべきではないだろうか。☆ こんな、You-Tube擬きではあまりにも、 お粗末極まりない。☆ もっとも、9月28日の夜間にポストに投函して置いた・・・☆
Sep 29, 2019
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☆ 今日は敬老の日、小生も対象である。 小生は、もう80歳にも垂ん(なんなん)とする後期高齢者である。 少し前までは、腰椎脊柱管狭窄症でハイハイ状態「要支援2」の認定をもらい「デイケアサービス」に通所通いを送迎ミニバスで週2回ほどの通勤?状態であった。 しかし、ネットで調べると、自分の通っている私立大病院には日本で数人しかいない内視鏡手術のできる名医がいることが判り、手術をお願いして今ではヨチヨチながらもテニス、太極拳ができるまでに回復し、デイケアは利用していない。 デイケアにいくと1つのエクササイズに10分、これを10くらい熟す作業を仰せつかる。 いい運動である。 無理をしないように理化学療法士(=Physical Therapist:PT)が目を光らしている。 小生は、自分の見立てだと、スポーツセンターで加重100KGでフットプレスを続けたための腰椎の神経圧迫が「ハイハイ状態人間」の原因だと思っている。 最近はスポーツジムが盛んだが、トレーナー資格を有したキチンとしたジムなら小生のような「怪我人?」はでない。 小生の場合は、「スポーツ公認指導者の認定をもらいながら」自分を管理できないという「紺屋の白袴」であった。 自分を振り返ると、60歳までは普通に働き、65歳までは嘱託員として働いたが、それ以上はご苦労さんとして働く場所はなかった。 もちろん、第一の職場は夕方5時が定時でありそれ以上は早くお帰り(実は若いころには仕事が多忙であり夜中近くまで働いたことも多い)と言われて、第二の職場では週に働く時間をシェアリングし、定時は夕方5時半に伸びた。 この30分延長が苦痛に感じた頃の、最後のお勤めを終えたのだから、実は有難く感じていた。☆ 退職後は、仕事がないために、テニスに明け暮れたのだが、脳幹梗塞、脊柱管狭窄症などを患うこととなった。 思うに、当時の職業安定所では、事務職の場合は仕事がなく、労働時間も合っていない。 特に、小生のように、別に資格があるでもない、高給取り?には都合のいい仕事はなかったのである。 駐車場などの整理員なども大体がコネで埋まっていたようである。☆ 今回、改めて政府が後期高齢者を働かせて、年金受給を遅らせる算段を考えている。 受給を遅らせて、その間に死亡でもすれば、年金を渡すリスク?が減るとでも思っているかもしれない。 リスクの高い株式等を買わせるギャンブラー精神を国民に植え付けて、他方ではそれが大企業の安定資金として機能させる。 カジノを大っぴらに認めるように、リゾート法?なども着々と進めている。 また、企業への特別減価償却、企業減税などで内部留保を豊かにするなどの、大企業優先?の政策が国民の暗黙の承認のもとで行われている。(→これも資本主義社会で生きるための知恵 「暗黙知」でしょうか?) 元来が、後期高齢者の預金を「ゼロ金利政策」で金利を付けずまた、年金を減額する算段をする、財務省、日本銀行の政策が黙認される世の中である。 政府には、高齢者はお荷物に過ぎないかもしれない。 もっと若いうちに、高齢者でも働ける場所、働ける時間設定などを構築する努力をしてくるべきであった、と呆け頭は思う。 (小生は、マルクス主義者ではないが 騙されるのが嫌いである。)☆ 購読している「讀賣新聞」に記事があったので賢明なる諸兄は既にお目通しであろうが、敢えて掲載する。「讀賣新聞 オンライン」 2019.9.1670歳以上 2700万人超え…政府推計 働く場拡大推進 総務省は16日の敬老の日に合わせ、65歳以上の高齢者の推計人口(9月15日現在)を発表した。今年は団塊の世代(1947~49年生まれ)が70歳以上になる年に当たり、70歳以上の人口は2715万人(前年比98万人増)となった。総人口に占める割合は21・5%(同0・8ポイント増)に達した。 政府は、団塊の世代が全員75歳以上になる2025年にかけて医療費や介護費が大幅に増えていくと見込んでおり、「全世代型社会保障」制度の実現や働く意欲のある高齢者の就業機会の確保に取り組む方針だ。 総人口は1億2617万人(前年比26万人減)。このうち、65歳以上の人口は3588万人(同32万人増)で、総人口の28・4%(同0・3ポイント増)を占め、それぞれ過去最多・最高を更新した。総人口に占める65歳以上人口の割合は、世界201の国・地域の中で最も高く、2位のイタリア(23・0%)や3位のポルトガル(22・4%)に5ポイント以上の差をつけた。 この割合は4・9%だった1950年以降、一貫して上昇しており、国立社会保障・人口問題研究所の推計によると、25年に30・0%に達する。さらに、第2次ベビーブーム世代(1971~74年生まれ)が65歳以上になる2040年には、35・3%になり、日本社会は「3人に1人は65歳以上」という時代に入る見通しだ。 80歳以上の人口は1125万人(前年比21万人増)で、総人口の8・9%を占めた。90歳以上の人口は231万人(同13万人増)で総人口の1・8%だった。 一方、労働力調査によると、18年の65歳以上の就業者は過去最多の862万人(同55万人増)。04年以降、15年連続で増えた。15歳以上の就業者総数に占める割合も12・9%で、比較可能な1968年以降で過去最高となった。 65歳以上の就業者の過半数を占めるのは、会社役員や自営業者らを除く雇用者で、469万人(54・9%)。このうち、非正規雇用(パート・アルバイト、契約社員)は358万人で、10年前から204万人増えた。非正規雇用を選んだ主な理由は「自分の都合のよい時間に働きたいから」が男女とも最も多かった。☆
Sep 16, 2019
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昨日は、政府試算によると、夫65歳、妻60歳の年金生活モデルでは月年金収入 209,198円月生活費 263,718円では、毎月54,520円が不足する。長寿社会では約30年を生きなければならないから54,520円*12ヶ月*30年⇒1,963万円即ち、2千万円が不足することになる、という話であった。この不足金の穴埋めについては個人のことであり、個人の蓄財努力によるものとして捨て置かれたために1.年金引き下げ2.年金基金運用の安全性よりも高利のリスク商品依存3.世代間の負担の不均衡4.その他(議員歳費など無駄使い)などの観点から世の反発を受けて居る。個人の実際の金融資産の運用状態を見てみる。上記の議論での前期高齢者の夫婦に当たる「60歳代」を見てみる。「平均値」ではこの世代夫婦は 1,849万円の金融資産を所有している。平均では、ほぼ2千万円に近いが、「中央値(ど真ん中の人の値)」は半分の1千万円に過ぎない。この中央値の値のさらに半分以下の範疇に収まる人の割合が「相対的な貧困」や不平等の程度を示す。半分の人が、あとの半分の1千万円を今後貯めなければならないとすると、次の要因から極めて困難である。ゼロ金利時代そのものの政府の選択は、政府が「巨大な借り入れ利子負担を隠す」のには格好の政策であるが、国民の節倹には毒に過ぎない。つまり、残りの1千万円を増やす算段は再雇用が困難な60代の世帯には無理と言うものである。(同年代の「相対的貧困層」は5百万円をいうから 15百万円も不足したら生きてはいけないかも・・・)次のような高齢者労働の問題がある。1.高齢による物理的、精神的などの衰えが仕事に 与える個人的、団体的マイナスの影響と 継続性が途絶える可能性大2.高齢者よりも若年層の雇用が将来的にも大事3.企業の外地生産の高まりの中で、賃金が伸び辛く 外国人雇用、フリーランス、女性労働者などの 活用などが進展4.その他政府は、高齢者の奮起を促しており、企業も高齢者を活用しようとするが70歳以上の労働力を期待しても難しい。運転免許さえ返上したほうが良い年齢では再雇用にも懸念が残る。☆<参考資料>https://www.cao.go.jp/zei-cho/content/20150827_27zen17kai7.pdfMIZUHOから2015.8.28日本の格差に関する現状(抜粋)☆
Jun 9, 2019
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☆金融審議会 市場ワーキング・グループ報告書「高齢社会における資産形成・管理」 令和元年6月3日 政府が公表したデータが余りにも(国民や)老人を馬鹿にしたと大騒ぎになっている。「前期高齢夫婦が「95歳」まで生きるなら年金だけでは足りませんから気を引き締めてください。金融資産を旨く利用して殖やすことが肝要であり、不足金を埋め合わせるには、預金は2千万円が必要です。」 この要点を示しているのが次の表だろう。 月当たり年金収入 209,198円では月当たり生活費 263,718円を賄うには月当たり 54,520円が不足するから、長寿化した 夫65歳、妻60歳の夫婦が30年間も生き延びるにはいくらの不足金になるか? 答えは 54,520円*12月*30年 =1,963万円つまり 約2千万円が足りないという。 政府は「不足するという計算になる」という。 だから、国民の多くは、2千万円を年金以外で充当しなさいという。 それは、貯蓄であるという。 貯蓄は儲かる金融資産に旨くポートフォリオを組んで儲けなさい。 まるで、アポ電のような騙しかたのようである。 郵便貯金はほぼゼロ金利だから元本のままに近く殖えないのだ。☆ 政府は家計部門が我が国の純資産の大半を占めているのを知っている。 家計部門の純資産を国民一人当りで割ると結構な数字である。 しかし、それは国民1人当たりの平均数字であり、所得分配率の歪さからほとんどの国民は蚊帳の外の数字である。(ご自分で、その中位数を見つけてご覧ください。)☆ 金融審議会のいう「年金所得で家計収入を賄えないなら、自らの預金を取り崩して穴埋めさせる」のはならぬ狸の胸算用に過ぎない。 ほとんどの年金生活者は既に預金を取り潰している。 金融審議会は、所得分配が公平であると錯覚しており、預金が公平になるような所得再分配があるとでも思い込みたいのだろうか? 老人の不満は、「大企業の内部留保や金融投資家に甘く、勤労者に冷たい政治家の仕振り」にそろそろ愛想が付いてきたようだ。 国会では一政治家の怠慢に対して議員辞職を迫っているが、老人やまじめに働く勤労者を敵に回して平気ではいられないだろう。☆ 小泉進次郎氏は「議員辞職を個人に迫るのは腑に落ちない」と言うが、それ自体は正しいのだ。 国民が年金問題で本当に困っているなかで、金融審議会の答申のような「木を見て森を見ない」大勢の議員がいることこそ大問題ではないだろうか。 議員は多すぎるから半減すべきであろう。 個人の自由に迫らず、自分たちの半数が辞めるべきであろう。「美しい日本」が住んでいる国民のためではなく外国人訪問者のための稼ぎのためであってはならない。「国破れて山河在り!?」では人民は見捨てられることになる。 ガンジス河に年寄りは行くように仕向ける政治家は「美しい日本」をどのように描いているのだろうか。現政権の「同床異夢」を国民が気付くのが遅すぎたかも?!☆ボケ老人がボヤいても仕方がないが。☆
Jun 8, 2019
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☆ 地域の高齢者支援の動きの中に日頃のゴミ出しが困難な老人のために地域の自治会が支援の輪を広げようとする動きがある。 ちょっと待って欲しい問題がある。 アポ電の連中は老人を狙っている。 小~大金持ちの連中なのか、小生のように唯の年取っただけの老人なのかを見定めているのである。 地域ぐるみで考えるなら、ゴミ出しと共に留守番電話の設置、介護、留守番犬の飼育なども木目細かく行ってもらいたい。☆ 単なる老人所帯のゴミ出しを自宅で行うのはアポ電の狙い目の目印に過ぎない。 この意味で、(わが市?の)高齢者の自宅への直接のゴミ収集行為は小生には頭の悪い「お役所仕事」に見える。 むしろ、自治会長や役員などが老人宅を訪問して無事なのかを確認し、ゴミを(こっそりと)引き取るくらいの配慮が欲しい。 特に、高層マンションに住む高齢者にはマンション管理組合・管理人の協力なども必要だろう。☆高齢者等ごみ出し支援事業補助金 (千葉市の例:担当課=収集業務課⇒高齢福祉課) 小生は、一昨年秋まで運動はしていたが、腰の回転ができなくなり、次に歩けなくなり、町医で脊柱管狭窄症と診断されて、老齢からの自然な発生だろうと、「要支援2」に翌年2月から認定されて、デイケア(=通所リハビリテーション)に通ったが、全く良くならないず、ついに脚が腫れ上がった。 私立の大病院で詳しく診察してもらうと手術以外には治る道はないとの話で、昨年8月に腰椎脊柱管狭窄症馬尾型の手術を受け、昨年末から、デイケアでリハビリ中である。 今は、ゴミ捨て場まで行くことができるほどになんとか回復しつつある。 早く、完全な自立にこぎつけたいものである。 おっと、小生は僅かな年金のみの暮らし、その場凌ぎのお金しかないことをお伝えする次第。 「アポ電」・「オレオレ詐欺」は電話料金の無駄使いですぞ! ☆
Mar 19, 2019
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☆ 小生は1昨年12月には「ハイハイ状態」となってしまった。 一昨年の10月までは地域振興テニスに頑張っていたのがこのざまである。 昨年2月には「要支援2」の介護保険の認定を受けて「デイケア」に週二回通い始めた。 しかし、杖を突いての歩きも、尿や便が出にくくなり、両足が浮腫み、脚の爪が白濁してからは、デイケアの理学療法士PTにも危険な状態と言われた。 私立大病院の整形外科を尋ねたら、これでは手術しかないとの名医の診断で昨年8月半ばには脊柱管狭窄症馬尾型の内視鏡を使う手術を受けて、術後2週間で退院し、注意しながら昨年12月まで自宅療養をおこなっていた。 昨年12月から運動の許可がおりて、再び、デイケアに週二回通い始め、リハビリに努めていた。 小生は、手術後で6ヶ月弱しか経っていないからこのままリハビリを続けたいと思っていた。 1.杖はとれたものの、 歩き方は安定しない。 2.手術後だからまだ腰の中の骨や肉が 安定せず まるでロボットのような動きである。 3.足の裏が、非常に柔らかく感じて 尿や便の出もまだまだ不安である、 など依然と体調が違う。 4.その他 しかし、介護認定は期限の1月末が到来する。 昨年12月からやっとコルセットを付けなくてもまた、杖を使用しなくても動けるが、自分をどこまで信じていいのかわからない。 介護認定がどうなるのか「心配」であったが、先週末に通知が届き、一応は昨年のままとなった。 小生は、「要支援」を外されるか心配(?)であったが、むしろ「要介護」という「認知機能の悪化」も懸念材料であるようだ。 来年1月末までは「リハビリ」を「デイケア」で確り行い、「要支援2」から脱皮するように頑張りたい(認定期間は3年延長だが・・・)。 「デイケア」の目的自体は「他人の支援がいらない」ように自分の体を「リハビリ」するためにあるのである。 笑われそうだが、小生の目標は、地元のシニア達と「テニス」や「健康教室太極拳」を再開したいのである。 もちろん、普通の老人としてである。 お笑いなされ! この一年を有効に使って「リハビリ」に頑張るつもりである。 大坂なおみ選手の活躍は老人にも元気を与えてくれている。<https://www.sagasix.jp/ column/care/yokaigodo/から抜粋>
Jan 27, 2019
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☆「エスカレーターの巾を狭くしよう!」エスカレーターは二人分のスペース構造であり、急ぐ人には片側を開けているのではないか?最初から用途が、1。急ぐ人と2.ゆっくりしたヒト用に造られている。セッカチナ人はこれを見過ごさない・・・これが問題を引き起こしている。さらに、空港などでは広幅の「動く歩道」の認識がある。これを切り替えるには、1.歩ける広幅の動く歩道と、2.乗ったら歩いてはいけない、動く歩道を区別すべき特に、ハンディのある人には幅の狭い一人用スペースを利用してもらうべきでは。この様な幅の狭いのは一人用で歩行禁止。このような幅広タイプを止めて、元気な人には階段を使ってもらう。急ぐ人用には広い階段で、昇り降りを明示する。☆「土竜」のように大深度地下を走り継ぐ地下鉄の影響でエスカレーターは長くなっているから一人利用や階段の利用方法も困難かも知れない。 そのうちに、上下の移動にはエアーシューターなども現れるかもしれないと呆け頭は空想する次第。ベルリンの郵便局1951年 エアーシューターは斜道では有効だろうか?ニューヨーク市のビーチ・ニューマチック・トランジット(1870年) 更に未来都市にはhttps://www.businessinsider.jp/post-100849を見ると・・・エレベーターのリニア化で垂直・水平走行へ https://www.youtube.com/watch?v =KUa8M0H9J5o&feature=player_embedded リニア動力の利用で、垂直移動・水平移動だけでなく、さらに、エスカレーターのような斜め移動も可能なものも出来よう! これなら、駅の地下から地上まで移動できる自家用車タイプの個室移動も可能かも。 それが地上でも地下でも動かせれば便利かも? 駅から駅まではパイプ移動の自動化走行・・・ 車専用のリニア移動方法は。☆ 呆け頭には、なかなか、いい案は浮かばない!☆
Jan 6, 2019
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☆小生は、30数年以上前に、郊外に自宅を建設した。昔は東京府であった、地域?「下総の国」である。<明治22年>土地の取得は、それより前であり、現在の私鉄が近くを通り新駅ができる噂があり、その噂の駅の位置が南にズレるために当該私鉄が用意していた新駅舎建設用地が売りに出たので購入したミニ団地の一角である。新駅はその20年後にできて駅まで徒歩約4分である。☆前置きが長いが、その自宅に係る火災保険である。住宅建設は、一部公的借入金(=住宅金融公庫)で行ったので火災保険は同公庫の指定のK幹事火災保険会社による取り組みとなって完済または30年先まで継続した。完済は期限前返済でとっくに終わったが、火災保険はそのままにしていたので数年前には火災保険期間が満了し、幹事火災保険会社からは加盟火災保険会社または自由に選ぶように指示があった。☆小生は、加盟会社の中からT社を選び、そこのF支社に連絡し、若い熱心な支社のA社員の勧めで火災保険を締結し、他社と契約していた地震保険もここT社に纏めた。☆ところが、最近になって、T社F支社から「A社員が火災保険の研修を学び終えて一人前になったので、T社の火災保険を扱う代理店Sに配属となるので了承してほしい。返事がなければ了承いただいたことと理解する」という趣旨の伝。小生は、珍しく火災保険会社Tから直接の契約を戴いたと喜んでいたのだが、なんと、大手火災保険会社Tの保険募集人・新人育成教育の一環として「利用された」に過ぎないようだ。つまり、大手火災保険会社Tは、旧住宅金融公庫関連の幹事会社の解散で困っている人々を狙って、他方では自社系列の代理店従業員確保を狙い、このような自社で一時的に抱える教育システム(=一種のインターンシステム)などを構築している。☆火災保険自体は、旧住宅金融公庫を除けば、本来が代理店契約が主体なので火災保険会社から見ればどちらでもいいかもしれない。けれども、あくまで契約であり、小生はT社と契約したはずである。S代理店との契約変更は望まない。散々、T社F支社と揉めたが、T社の連結決算会社のT社代理店TOKIOに契約を移管してもらうことになった。☆「契約」がこのように代理店でなく、「保険募集人」というあいまいな存在でも「直接契約」のような格上げをされるのでは「契約概念を超える契約」が火災保険業界には存在しているかもしれない。☆日韓で「日本海」と「東海」の名称が揉めているが、素人では、「東京海上」が「東海」という場合は「JR東海」があるように、「東海」は中京圏を含む概念なのでまさか、世界の「東京海上」の関連会社とはこの呆け頭には思えないのである。☆一件落着ではあった。☆全米男子テニスを挿入(「テニスK」から)・フェデラーが敗れる番狂わせ・準々決勝・KEI NISHIKORI.comから・準決勝敗退 BEST 4全米女子テニス(Naomi Osaka Official Siteから)・大阪なおみが全米女子テニスで 日本人初優勝V9/7(金)7:55~ WOWOW大阪なおみ9/9 Sporstnavi 優勝
Sep 6, 2018
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☆明日から私立大病院整形の「手術前の一泊検査入院」である。昨日は、猛暑の中、週二回のデイケア通所まで迎車に乗ってでかけた。小生クラスの比較的軽いデイケア患者だと要支援2以上からであり、重度でも要介護3クラス程度までである。この認定は公的に決定されるからクラス分けと現実に受けるクラスは異なる場合がある。現実に受けるクラスは病状により変わるようだ?聞いてみると最少は週一回~最大は週4回らしい。ステッキを突いたり、無しであったりで、車椅子の方は少ない。デイケアには送迎車が数台ある。似た車をWebから転載してみる。猛暑と言っても、朝方はそれ程気にならない。今週は月曜日が休日であるので、振替の患者が入り混んでおりいつもより混みあっている。常設のトレーニングルームに入り、まずは手の消毒→体温・血圧・指の脈拍を記録し、お茶で一服すると、患者たちは空いている器具に誘導されて10分毎に運動器具・温め器具・マッサージ器具・マッサージ師のベッドなどに移動する。繋ぎに、自分の待合テーブル・デスクでお茶を飲んだり、TVを見ながら雑談するのだ。お金持ちの自慢話(昔だが)に興じたり、プライバシーに触れたお話を余りしていると、気を利かせた職員が割って入り「お喋りマン」を運動器具に誘導してくれる。そう・・・ここにおしゃべりをしに来ているのではなく、口よりも手足や体幹を正常に戻すためにやってきたことを思い出させるのである。スポーツ指導員の「資格」だけ持っている小生にはありがたい場所でもある。老後の暮らし方を学べる場でもある。「五体不満足で人の手を借りるのが悲しい」のか、「精神的に不満足で徘徊に陥りそれが判らない」かも学べる。そう・・・ここには、徘徊できる運動能力のある人物はいない!!!徘徊はできないが、頭だけは頑固で、しっかりしている。「人生いろいろ」であることが判る。家内が言う「世の中を勉強する場所」なのだろう。☆今日は、いつもは片足ずつ縦に踏み込むステッパーを片足ずつ横に広げ踏み込んでみた。また、自由に使える器具が余分にあったので試しに使ってみた。何時ものように水分補給にお茶は欠かせない。小生は、オプションのお昼前のアイスミルクコーヒーも楽しみだ。全員が手の消毒を終えた後で、病院食のような、歯ごたえを感じない食べ物が手際よく配膳された。美味しい?昼食と超ミニおやつ3個を食べて帰宅である。人数がいつもより多いので、大型車(といっても8人乗り)の3列目に乗り込んだ。80~90歳が2列目まで、若手?の小生は3列目である。クーラーは利いてる?と運転手は聞くが入れたばかりのクーラーの冷気は3列目には届かない。一人目が降りても3列目の温度は変わらない。頭がクラクラしてきたので、小生だけになったときに2列目に移動させてもらった。自宅に帰ってTVを見ていたら、レジャーランドの大観覧車では外気が39度C?以上になると休業としているようだ。病院のデイケア送迎車は人手不足もあるが猛暑の夏は患者の健康維持のために予め冷房を掛けておき、車内全体が28度C~30度C?になるようにしてもらいたいものだ。30分近く高温(蒸し焼き?)にさらされると再び脳梗塞になりそうである。デイケア通いが苦痛になっては意味をなさないだろう。おっと、明日からは、若い看護師さんが多い入院病棟での入院検査であり、クーラーは利いているだろう。デイケアの職員さんたちは「行ってらっしゃい」と羨ましそうである!?☆さて、一泊の検査入院だが、手術を控えている。友人たちから有難いお見舞いの言葉を戴いた。少しだけ紹介する。「手術というオプションが開かれたことは、素晴らしいことです。長期的には楽観的に、短期的には現実的に、人生の上り坂に対処していきましょう。」☆ブログも暫し入院です。
Jul 19, 2018
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大和郡山市での実物大の電話ボックスを改造した金魚水槽が著作権侵害?報道によると「著作権問題だ!」とメクジラ立てる方がいるようだ。もし、これが著作権侵害なら、古い電話ボックスを本来の所有者であるNTTが金魚の水槽として改造して、金魚で有名な大和郡山市に寄付したりするのは、誰かさんの著作権を侵害することになるのだろうか?→素人が考えても問題になるはずがない!実物の電話ボックスは、設計や製造する会社NTTが特許か意匠権をもっているだろう。使えなくなった電話ボックスは、修理や廃棄規準に基づき処理されるのであり、所有者のNTTが有効活用として認める範囲内で活用することが許されるのではないか。電話ボックスを描き、その中に金魚の水槽の想像をダブらせる場合、その絵画や著作物自体には著作権が認められても、他人が描く行為を著作権で妨げるようなことは小生はおかしな話だと思う。絵画の世界では、モチーフよりも、その人の真似事を超える何物かがあることが大事であろう。レオナルド・ダ・ビンチが描いたモナリザの微笑は、本人が描いたのか、他人の贋作かが問題だが、微笑んでいる美女を描くことを著作権侵害問題とは扱えないだろう。著名な西洋人の画家・作曲家が、葛飾北斎や歌川広重の絵をモチーフにして、彼等の美意識・画力から多くを学んだと聞く。<葛飾北斎『冨嶽三十六景』「神奈川沖浪裏」 摺絵の一部は1870年代後半にはヨーロッパに渡った。 印象派の画家ゴッホが絶賛し、 作曲家ドビュッシーが交響詩『海』を着想するなど、 欧州の芸術家達に影響を与えた。:WIKIPEDIA>これは著作権侵害なのだろうか!?最初は真似ることが、学習と言うものではないだろうか。そこから、より素晴らしいものが生まれるのではないだろうか。著作権侵害は、その贋作には適用できても、それから派生した進歩まで妨げるなら拡張解釈し、「人類の進歩を阻害するもの」となる「足枷」でしかない。これでは、先進国が足枷を造り続けて自国の技術進歩を阻害していると、中国のような著作権や特許に甘い国の方が世界をリードしてしまうことになりかねない。つまり、法律に従い続けた国が技術では後進国になり下がるのは目に見えている。現在の先進国は自分で自分の足枷を造り技術の進歩の遅れを自から招いているような気がしてならない。脱線しました!・・・金魚の生産で世界的に有名な大和郡山市が大きな金魚の水槽に似た、電話ボックスを水槽に見立てて、金魚生産を振興する道具にしようとする試みがある。これには、「電話ボックスと金魚水槽」をモチーフにした著作物の著者から侵害の異議が出た。<電話ボックス金魚水槽:NHK News Web >著作権と言う想像・創造の範疇を持ち出すのは、無理ではないだろうか?製造・設計特許か意匠権をもつNTTの許可が優先すると小生は感じる。大和郡山市または、商工会議所は著作権より、特許か意匠権をもつNTTの許可が優先するとして、対応できるのではないか?呆けの小生は、産業振興のために努力する大和郡山市や市民達の「公共の利益」が「個人の著作権の範囲の拡大解釈」で侵害されるのは、「公正な厚生」と「私的権利」の狭間問題だと思う。法律は慣習や道徳などをベースにしているが、個人の権利のみが優先するのでなく、公共の利益が考慮されないのも困ったものである。個人の自由や権利も、ある程度は、公共の利益を侵害しないことを考慮すべきだと思う。「ヴェニスの商人The Merchant of Venice」の話(ウィリアム・ シェイクスピアの喜劇、戯曲)を思い出すのは、小生が法律を知らないからであろう。著作権を主張する御仁も、著作権侵害と指摘していながら、大和郡山の電話ボックス型金魚水槽の設置を無償で認めているから妥協の余地はあるのではないか。詳しい話は知らないが、著作者には葛飾北斎が西洋人に与えたカルチャーショックを思い出してほしい。葛飾北斎なら著作権を主張せず、やれるならやってみろとばかり素晴らしい作品を世に送り出している。そのような先進的文化の先駆者が日本に居たことでも満足できないのだろうか。
Apr 5, 2018
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小生は、脊柱管狭窄症(馬尾型)で歩行がままならず、「要支援2の認定」を受けている。 前月の半ばから週2回のデイケアに通うことになった。 そのデイケアでは、身体を動かせるようなリハビリを続けているが、 介護サービスには1. リハビリステーションへの送迎を含むリハビリ訓練2. 昼食費3. 雑費 がある。 リハビリ訓練を受けたのは、2月では5回である。1.については、自己負担割合は20%である。 但し、月ぎめ支払なので2月はまるまるの請求?となる。 利用者の負担割合は8,626円 ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ 「よくわかる介護保険と利用料金」 https://www.nichii-kaigo.jp/basic/money/ によると、「要支援2」段階での「2割負担患者の 自己負担額」は 20,946円/月という。 ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ 小生の場合は、最初の請求であり、 後日に過不足が調整されるかも しれない。2.については食費実費で@490円X5回=2,450円3.については雑費210円X5回=1,050円 (おやつ代など)合計自己負担は 12,126円である。医療費控除の対象額は 11,076円であるから1.~2.の範囲が控除対象である。自己負担 8,626円が 20%ということは、総費用額は 43,130円で「国の負担は 34,504円」であろう。小生は素人だから、間違っているかもしれない。兎に角は、「要支援2の段階」になったので国家の厚生政策にご厄介になっていることに間違いない。 出来るだけ早くリハビリ回復に頑張りたい。<https://www.nichii-kaigo.jp/basic/money/> 介護保険の認定が遅れたなどで、計算違いがあるかも知れない。
Mar 14, 2018
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最近は近くのコンビニ🏪7-11までの買い物がリハビリ運動である。ステッキを突いての歩行訓練だが、実はステッキを突いてよりも、ステッキを突かないことが腰に負担は少ないのに気付いた。ステッキを突いて歩くと体幹が捻れるからどうしても反対側の腰骨に負担が掛かり少し歩くと痛みで歩けなくなる。ステッキを短くし、両手の後ろに抱えて歩く方法がいいようだ。それでも、少しは歩けるが、だんだんと足が重くなる。つまり、ヘルニア罹患の腰骨の後ろが悲鳴を上げ始める。今日のデイケアのリハビリでは、自転車漕ぎ🚵♀️🚴♂️に頑張ってみた。10分間で加重2だが、何とか4kmを超えることができた。次の足踏みでは足がパンパンに張ってしまった。腰の痛みは消えたようだ。買い物では、楽天カードを小銭のように使えばポイントも貯まる。財布👛が要らず、お釣りに悩まされないのが有難い。最近は、キタムラや家電量販店だけでなく、スーパー、コンビニ、さらには大病院、薬局などでもカードが使えるので便利である。デイケアでも使えるならいいのだが、、、昨晩は、有望日本人選手を交えて、ラージヒルとクロスカントリーの熱戦が繰り広げられた。ジャンプではリードしたので、クロスカントリーで先行したものの、スキー板の⛷滑りが良くなく、追い付かれた後で、スキー板を上から踏み付けられる不運が重なり5位に終わった。それでも大健闘だ!御苦労様である!
Feb 21, 2018
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歯が痛くて堪らない。しかし、杖をついての歩行は現在では100mくらいが限度である。これでは、最寄りの歯医者までは行けない。要支援では🚗の病院通い🏥の配車は認められていない。小生の友人は都内で高齢者介護の輸送に、大学時代に培った自動車部の経験をもとに、当たっているが、そのようなサービスの利用はできない。理容についてもデイケアまでは来てくれないし、自己負担でもいいのだが、散髪が受けられないのだ。要支援は何が何でも、杖をついて行けるのが原則で、自分ではタクシー🚕を呼ぶしかない。ところで、200〜500mくらいの距離で4〜5km先の駅🚉からタクシーを🚖呼べるだろうか?結局は、覚束ない足でブレーキを踏み踏みパジェロミニを運転するか、知人に頼むしかない!前者は高齢者🧓の無謀な運転ともなりかねず、出来るだけ控えるべきだろう。これでは、大病院まで知人の奥様にBMWで送迎してもらうことしか道はない。奇特な奥様のご厚意に依存することになる。脳幹梗塞の血液検査、診察に加えて、皮膚癌摘除のフォロー(一時延期)があるから、何とかお願い🤲せざるを得ない。[要支援]では、現在の国の仕組みでは、病院🏥にも行けないのである。近隣の住民による支援状態が要支援なのだろうか?要介護でないと公的な支援がないと言うのは間が抜けた社会制度であると、呆け頭は感じる次第。サポートセンターや、ケアマネジャーなどの仕組みは制度を悪用しないためのチェックシステムで複雑だけど、少なくとも、病院通いが出来る仕組みを講じていない国の仕組みは不完全であると言いたい。リハビリは再起のためには必要だが、それよりも、当面の病院通いが出来るような仕組みを構築する必要がある。高齢者が自分では歩けないから、自家用自動車🚗を使い、通院しないといけないような状態は好ましくとは言えないのだ。
Feb 20, 2018
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デイケアのルーチン外としてオマケに置いてあった電機運動器具の中で、肩凝り用の肩揉み器具が家庭用電気器具であることに気がついた。大きな医療用電気設備は出力装置が4つ付いているがオマケはそれとは別口なのだ。パナソニック ・サスリ・バイブ EV2510Pと書いてある。もつとも、パナソニックではなくNationalという昔の名前ででていました。通い帳にメモ📝して、自宅🏠に帰ったらiPhone📱でRakutenに注文した。翌日には届くという。翌日の夕方遅くに到着した。新品なので音もデイケアとは異なり低音で気持ちがよい。これなら、麻痺した足の腱などに効果がありそうである。少し無理しても、羽生結弦選手のガンバリに見習って、道路の側道歩道を杖だけに頼らずに、歩いて見よう。練習、練習!である❗️
Feb 19, 2018
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先日は二度目のデイケア通いである。一度目は、ピョンチャン冬季オリンピックのスノーボード🏂ハーフパイプ競技が、大型スクリーンに映し出されていた。今回は、患者達は、同じメニューをこなしたが、みんなはテレビ📺が気掛かりである。なぜなら、本日の大目玉は?ショートプログラムの羽生結弦選手の怪我が皆さん気になるらしい。小生は「要支援2」であり歩くのも🚶♀️🚶♂️覚束ない。それでも、テレビの大型スクリーンを横目で見ながら、彼の出番を待っている。自分たちが動けないのに、運動選手並みの擬似体験をテレビを介してしている気分なのだ。それでも、氷の上の動きはいつ転ぶか心配でならない。みんなヒヤヒヤ、ハラハラの気分である。転ぶと、堪るか!痛いだろうに!と親代わりの心配をしている。子供の頃👶に、映画館のなかではいや、他人に出逢うまでは主演者気分でいられたものの気分とはかなり違う!デイケアは午前中で、昼食を食べたら、帰宅なので羽生結弦選手の優美な姿は昼寝の前までお預けである。昼寝の前の羽生結弦選手のショートプログラムは僅差の首位である。怪我から良くここまで快復したとみんな驚く!小生達のリハビリ組みは、痛い痛いと運動を逃げて廻るが、羽生結弦選手は、痛みに耐えて、それを乗り越えてきたのだ。お爺さんお婆さん👵達も羽生結弦選手の頑張りを参考にリハビリを頑張らないといけない!翌日はフリーである。ショートプログラム首位の羽生結弦選手は如何に?縺れたかに見えたが、ダントツの金メダル🏅🥇宇野昌磨選手も辛うじて銀メダル🎖🥈ワンツーフィニッシュである。銅メダル🏅🥉のベルギーのフェルナンデス選手ともに300点超えての凄いスコアであった。日本勢🇯🇵としては初めての金メダル🏅🥇である!おめでとう🎉🍾㊗️🎊!iPhoneから送信
Feb 18, 2018
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要支援2の認定が届いた。これで週2回のデイケア通いが国から許可されたことになる。デイケアでトレーナーによる足のマッサージ訓練、トレーナー指導のもとに各種のミニ運動器具?を使用して主に脚腰を中心のリハビリである。まだ、フットランナーの様な歩行走行器は危ないので小生には使わせてはもらえない。小生は待っている間にバランスボールを使おうとするが、トレーナーに転倒の危険があるからと、ミニバランスボールを渡された。この自転車漕ぎは時間が10分と設定されていたが、0になつても終わらない。小生は[市のトレーニングジムではクールダウンが3分ある]からと思ったが、加重は軽くもならず、3分過ぎても時間は加算される。堪らず、ベル🛎が鳴ったようですとトレーナーに告げたら音が聞こえなかったと謝られた。少し汗をかいていたから、デイケアでも自己判断が必要である。お昼はお弁当🍱、今日は珍しく(皆が言うから)小海老フライが二尾付いていた。また、最初のデイケアの日は、幸運にも !?バレンタインデーなのでチョコ🍫がついていた。もっとも、これらは別口の有料である。iPhone📱のめいてい君のブログのパソコン画面から投稿です。<参考資料>厚生労働省の要介護の指針から
Feb 17, 2018
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市の介護保険課から小生の現状を調べるために、説明者が一度来て、調査員が次に来た。遂には、介護保険の適用が協議されるらしい。今は暫定的な介護を受ける資格なのだが、多分、要支援1~2程度と思われる。動けない人に対する介護ではないからである。これまでには、腰椎椎間板ヘルニアが発症したのが11月初旬だから、2か月過ぎている。途中には、四つん這いでウンウンと痛みに耐えていたが、ステッキをアマゾンで購入し、部屋の壁伝いにヨチヨチ歩きは痛みは感じてもなんとかできる。身のまわりのことは家内がやってくれるから何とかなっている。つまりは、支援無しには暮らせないから要支援なのだろう。家内の有り難さを感じるばかりである。なんとか、トイレに自分で行けるがたまには間に合わないこともある。なんせ、二階の階段には手摺はあるが、その勾配はキツいのである。金曜日には、ケアマネージャーが来て打ち合わせがあるようだ。通所のリハビリに通うまで、小生が家の中でする脱腰椎椎間板ヘルニア運動などを纏めてみたい。元気なときに、市の公認スポーツ指導者の講習を受けたが、地域スポーツ振興団体のテニスの球出しコーチとして資格が使えた程度であった。今は自分のための運動メニューを作ろう。1.足を温めること、電気あんかは、ソフト電気あんかという旭工業製の余ったものを使う2.テニス🎾ボールを二つ腰骨や、脹脛などに当てること3.足の裏にはゴルフボールや、少し大きい金属製の転がすと音の出る球体(握力を鍛えるもの)を当てること4.昔使っていたヘルスポール指圧器などの使用5.ヨガ🧘♀️ポールの使用で脹脛の筋肉などを刺激する6.バランスボールに空気を入れてゆらゆらと腰椎を刺激する7.タオルの端を両手で、背中側に水平に保ちながら、首と身体全体をゆっくりと、右左に捻る運動8.長いゴムチューブの反発力を利用して、足や膝などを上に伸ばす運動9.先日、Amazonから購入したパナソニック製のレッグエアーマッサージャーに補助的な突起を装着して使用する10.その他呆けなりに、回復のための運動メニューこなしたい。iPhoneから送信
Feb 1, 2018
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★ 昨日は、9月の第三月曜日であり「敬老の日」であった。 祝祭日には必ずある早朝テニスに出かけたものだった。 「敬老の日」は文字が著すように、人生経験を積んだ老人を敬い、 大事に扱うという趣旨であろう。/// 最近、「フィギュア 本田真凜がシニアデビュー戦で優勝」という おめでたい記事があり、「ジュニア」に対する「シニア」には 高齢の感覚はないようである。 小生の加盟する「シニアテニス」には年齢制限があり、 男性が満60歳、女性が満50歳以上である。/// 「老人=高齢者」は65歳以上というが、我が町内会ではお祝いは 既に70歳→75歳に引き上げられている。 75歳と言うと「高齢者」の前に「後期」が入る「後期高齢者」である。 運転免許の更新に際しては、「認知症」が疑われ、「実際の運転実技」などが 考慮される。 「健康保険証」も「後期高齢者医療保険者証」に替わり、 所得区分によるが1割~3割が適用される。 さらに、「高額医療費」の制度で、年齢・所得区分によるが 上限が次第に引き上げられると言っても決まっている。 さらに、要介護認定で区分されるが、訪問介護や通所介護サービスの自己負担割合 2割に加えて、「高額介護サービス費」には上限が次第に引き上げられると言っても 決まっている。 さらに、翌年3月15日の確定申告では、補填を受けていない医療費について 医療費控除の計算式に代入して控除を受けることができる。 小生の場合は、 1. 年金のみの収入で、年金の源泉徴収額が控除前で引かれている 2. 確定申告すると還付金が計算される 3. その他 以上から、年金のみでも確定申告(e-tax確定申告)している。★ このように、後期高齢者の小生は脳幹梗塞で死にかけたのであるが、 血栓を薬で溶かし、リハビリで歩行訓練を行い、多少の痺れは残るが、 ヨチヨチテニス、太極拳を続けられている。★ 総務省の高齢者統計では、9月15日現在で、日本の人口1億2671万人のうち、 65歳以上の高齢者は3514万人(総人口比27.7%)と過去最高で、世界で最も高い。 世界ではイタリア(23.0%)、ポルトガル、ドイツ(21.5%)、 フィンランド(21.2%)が続く。★ 高齢者の割合は女性では30.6%、男性では24.7%と、男性が女性に比べると 短命であることもわかる。 総人口は前年に比べると▲21万人減り→1億2671万人、 (女性は▲11万人減で→6505万人<シェア51.3%>) 65歳以上・高齢者は57万人増加で→3514万人 (女性は30万人増加で→1988万人<シェア56.6%>) 年代別には 70歳以上が 91万人増加で→2519万人、 (女性は48万人増加で→1475万人<シェア58.6%>) 75歳以上が 64万人増加で→1747万人、 (女性は32万人増加で→1064万人<シェア60.9%>) 80歳以上が 37万人増加で→1074万人、 (女性は20万人増加で→691万人<シェア64.3%>) 85歳以上が 26万人増加で→545万人、 (女性は16万人増加で→378万人<シェア69.4%>) 90歳以上が 14万人増加で→206万人、 (女性は9万人増加で→156万人<シェア75.7%>) 95歳以上が 3万人増加で→48万人、 (女性は3万人増加で→40万人<シェア83.3%>) 100歳以上が 増減なしで→7万人 (女性も増減なしで→6万人<シェア85.7%>)★ 1950年の総人口は8320万人で、65歳以上の高齢者は 411万人と総人口の4.9%に過ぎなかったことを思えば 激変している。 さらに2040年には総人口は1億1092万人となり、 65歳以上の高齢者は35.3%にもなる。 若年層~壮年層が高齢者を社会保障費で負担する割合は急増している。 また、高齢者の就労者数は13年連続で増え続けており、 2016年では770万人(前年比38万人増加)で過去最多になっている。 社会保障費の大半を所管する厚労省の来年度概算要求予算は 31兆4298億円(自然増6300億円)である。 総人口1億2671万人で割ると一人当たり248千円の負担である。 社会保障費は、もはや、高齢者も負担しなければどうにもならない 次元になっている。 アベノミクスが、 大企業の内部留保の厚みばかりを望むと、不況からの脱出は不可能となる。 「減価償却促進と法人税引下げで企業の味方ばかりすると、 消費者の財布の紐は固くなるばかりである。 これから抜け出すためには所得分配方式の見直しが必要となる。 さらには、世代間で社会保障制度を受ける恩恵と負担の歪が大きくなっており、 「福祉厚生の世代間衡平性」にも目を向けなければ ならないであろう。 呆けの小生は、ピンコロリンを目指しているが、 それだけではいけないようである。@@@@@@@@@@@@@@@@@ 鈴村興太郎博士が書いた名著 「厚生と権利の狭間」(ミネルバ書房)@@@@@@@@@@@@@@@@@を再読してみよう。★ そのまえに、太極拳の練習(11:30~13:00)に出かけなければならない。★
Sep 19, 2017
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★ 今年7月末でテニスコート(ハードコート)3面が取り壊されて駐車場に変貌する場所の道路端やコートの金網近くに最近のこと、可愛い花が咲いてプレーヤーの目を見張らせている。 桜の古木の茂るこの場所は、普段はあまり桜の花以外は、なぜか暗い空間であり皆は気付いていないのだが、いざ取り壊される段になると、目を凝らすようである。★ みんなはテニスボールは見えても、 この「小さな花→可愛い花」雑草?には気付いていなかった。 この、どこでも見たような葉っぱは庭先や道端の雑草と同じであり、まさか薄ピンクの綺麗な「小さな花(=Petete Fleur)→可愛い花」が咲くとは誰も思ってもみなかったのである。 近くに寄ってみると・・・ 更に、花弁の裏側は・・・ <Web画像を集めてみる>・・・・・・・・・・・・・・・・・・ :脱線: <ザ・ピーナッツ:Webから 「可愛い花」でレコードレビュー 下段は1969.1.21~2.4 10周年特別講演 於:日本劇場>///////////////////////////////// WIKIPEDIAで「庭石菖(=ナンキンアヤメ、南京文目)」を調べてみる。「アヤメ科ニワゼキショウ属の一年草」1.芝生や草地などに群生2.米国テキサス州の本来雑草的な種が帰化植物となったもの3.直径5~6mmの小さな花、花弁は6枚。色は白または赤紫であり、 中央部は黄色で、受精すると1日で萎む。4.日本の種は1年草だが、本来の米国の種は多年生で、雌蕊が花被より長い5.花色が青味がかったものは、「オオニワゼキショウ」との雑種///////////////////////////////// 花言葉・・・「繁栄」、 「豊かな感情」、 「豊富」、 「愛らしき人」、 「きらめき」別名・・・ 狭葉庭石菖(=キョウヨウテイセキショウ) 南京文目(=ナンキンアヤメ) 草菖蒲(=クサアヤメ)★ 正確な名前を知っている奥様方はいなかったが、「菖蒲の仲間」というのが記憶に残っている。 パソコンで「ピンクの6花弁を持つ小さく低い雑草、画像」と「検索」する。 花弁が6つのピンクの画像は、→「庭石菖(にわぜきしょう)」である。 余りにも小さい葉っぱであり、芽生えた頃には葉に少し幅があるが 花芽を付ける今頃では葉っぱは他の雑草と同じような姿であり 花の色のピンク(というより薄い赤紫)は、薄紫で儚い感じである。 儚い運命にあるテニスコートに似合う儚い「可愛い花」であろう。 ★ このような美しい桜並木の木陰でひっそりと生えていた「庭石菖」がテニスコート傍にまで繁殖しており、いずれは取り壊される地面を覆うことであろう。 現代人間が健康のために散歩したり、運動したりする空間が、つぎつぎと変貌する。 雑草のような「庭石菖」が生き生きと成長することは喜ばしいのか、老若男女が健康維持のための運動公園としての空間を維持するのが喜ばしいのか、市民は本当の「福祉厚生(健康維持)と権利(自然保護)の狭間」にある。 少数の人間が運動するのでなくて、結構大勢の市民が健康増進・維持のために日々努力を続けていたのである。 運動公園の施設を次々と、自然保護の名目で潰すことが、本当に市民の福祉や健康のためになっているのかを、報道機関は責任をもってとらえてもらいたい。 不満を捉えるのは必要であるが、不満は別の不幸を際立たせるものであることが多いことを噛み締めてもらいたい。 総合的な視野がないと報道機関は務まらないのである。★ 健康のことを言うならば、受動喫煙健康被害が国家的問題となっているのにもかかわらず、単に、奢侈税収の減少や、煙草生産業者保護を名目に、受動喫煙対策を骨抜きにしたい喫煙議員の横暴を見逃す報道機関のような気がする。★ 憲法改正より先に、喫煙の制限について、「煙草の煙を無害にする触媒装置を喫煙者に課すことができるまで喫煙禁止」することを、「国民投票」できないであろうか。 現在の、「禁煙」、「分煙」では、受動喫煙被害は避けられない。 喫煙者は「空気」を汚染するのは変わっていないから、漏れた「汚染空気」を吸う人はいるのであり、喫煙者の「煙」を無害にするしかない。 タバコが、「煙に巻く手段」として使われるのは交渉の常套手段であるが、その煙が、相互の健康に死に至る被害を及ぼすことは明らかである。 これは、「風評」という曖昧なものでなく、「科学的知見」である。 喫煙議員の横暴を防ぐには、これら議員を国民が選出しないことが、「国民投票」そのものではないだろうか。 今後の、全ての選挙では、非選挙権者の喫煙権利行使主義者か、どうかも、健康維持志向の人間かどうかへの判断として、公表すべき項目ではないだろうか。 喫煙族が、「受動喫煙対策で働きの場を選択すること」にも口出しするような、横暴を見せつける世の中を改める必要があると信じるものである。 国民は、「選挙」という「国民投票」で「喫煙族議員」に 「喝」 を入れる必要がある!!!(この考えは、喫煙族の喫煙行為を永遠に禁ずるのでなく、 受動喫煙を起こさせないような触媒開発法*etc.の確立までは 禁煙すべきであるというものである。 *宇宙旅行並みのカプセル(=Capsule)内か、宇宙服のような喫煙マスク内で喫煙し、 喫煙者が煙やニコチンをすべて自己吸収し、受動喫煙が起こらない方法を含む・・・ 喫煙者が望むならば、癌死は妨げない。) <カプセルホテル:WIKIPEDIA> このようなカプセルの中で喫煙し、煙は触媒で無害とする方式を開発すべきであろう。 i.e,煙を受動喫煙させない、&煙を無公害化させる装置を開発すべきであろう。★ 呆け頭の戯言に過ぎない。★
May 23, 2017
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小生のブログには、以前(2016.8.27)にGPIFの4~6月期の実績を記載した。今回は報告漏れ(7~9月期)の追加である。既にこれは11月25日に公表されており、本ブログでの取り上げが遅れたことをお詫びする。年末だから言っておきたいことが、呆けにもある。聞いて貰いたい!★・GPIF期間運用収益額・同率の推移年度・期間単年度運用損益額単年度運用損益率 13年度 ▲0.6兆円 ▲1.80% 14年度 ▲2.5兆円 ▲5.36% 15年度 4.9兆円 8.40% 16年度 2.6兆円 3.39% 17年度 9.0兆円 9.88% 18年度 3.9兆円 3.70% 19年度 ▲5.5兆円 ▲4.59% 20年度 ▲9.3兆円 ▲7.57% 21年度 9.2兆円 7.91% 22年度 ▲0.3兆円 ▲0.25% 23年度 2.6兆円 2.32% 24年度 11.2兆円 10.23% 25年度 10.2兆円 8.64% 26年度 15.3兆円 12.27% 27年度 ▲5.3兆円 ▲3.81% 28年度 第1四半期 ▲5.23兆円 ▲3.88% 28年度 第2四半期 2.37兆円 1.84% <GPIFのホームページから>本年4~6月期には、GPIFのポートフォリオを株式市場に拡大したことと、6月のEU離脱国民投票などで株式市場が悪化したことが重なり大幅な赤字となったが、7~9月期には国内外の株式市場は回復したために黒字転換している。国内株式では 2兆234億円、外国株式では 1兆455億円の運用利益を出し、他方で、国内債では ▲6671億円、外国債では ▲398億円の運用損などで、全体では 2兆3746億円の運用益を果たすことが出来た。黒字は3四半期ぶりである。2016年9月末のポートフォリオは残高で 132兆751億円で、内訳は、国内株式 21.59%、外国株式 21.00%,国内債券 36.15%,外国債券 12.51%、短期資産は 8.75%となっている。ちなみに、2006年4月1日と2016年9月末を比較すると、国内株式 11%→約22%、外国株式 9%→21%,国内債券 67%→約36%,外国債券 8%→約13%、短期資産は 5%→約9%となっている。つまり、国債→株式への依存が倍増している。★・GPIFの累積でみた運用損益(上表はH28年度第2四半期) ★・GPIFのポートフォリオ2016.9.30 ・国内株式の市況推移 日経225 <「NIKKEI 225」推移:Yahoo!Japan ファイナンス>・円/$為替レート推移 <為替レート(円/$):世界経済のネタ帳>・ 新聞報道がなんだか可笑しい。 呆けの小生が、不思議と感じることをいう。 「日本経済は円/$レートと同じ動きをしている。円安となれば日本経済は強くなり、円高となれば日本経済は悪くなる・・・」これが日本経済を論ずる新聞の論調である。 「日本経済」=「日本株式市況」なのだろうか。 この考えは、「実物経済」と「貨幣経済」とを混同している。 「実物経済が世界に対して強いから円高」となっているのではないだろうか。 株式市況のような刹那主義の利益確保の動向は実物経済の強さを貨幣経済が利用して(打ち消そうとして)いる様な気がする。 投機的動機を、国家の政策として重視すべきものなのだろうか。 アベノミクスが刹那主義でないことを証明するには、株式市場や、カジノなど貨幣経済への踏み足(勇み足)を、本来の実物経済に戻すことにあるように思えてならない。勘違い?な呆けの独り言である。★ <NIKKEI 225 から> いや、間違っていたのは小生ではないかも知れない。報道が円安を標榜している内に、最も怖れていた原油価格の国際カルテルがOPEC,BRICsなどの多くで開始されているからだ。冬場に向かって灯油価格が急騰し、帰省客が多いお正月にかけてガソリン価格も急騰、今後の生活必需物資が高騰する可能性もなしとはしない。日銀は2%の物価目標を無為策で成し遂げるだろうが、そんなものが目標であってはたまらない。本来のアベノミクスに戻り、足下を見つめ直して実物経済の復活に力点を置いて貰いたいモノである。株式市況やカジノなどの刹那(主義)指標には力点を置かない方が良いように思う。いまや、GPIFはゼロサム?の株式市場を危なっかしく泳ぐ巨大な鯨である。目標が大きいから捕鯨砲が彼方此方から飛んでくる。恐ろしいシャチだけでなく、ミセスワタナベも狙ってくるかもしれない。シーシェパードに守って貰いたくなるような気分である。初夢かも・・・・・・呆けの独り言である。★
Dec 30, 2016
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★ 日本の株価を「日経株価225」で推移を見ると2009年2月の7,568円を底値に2013年初頭の1万1~2千円からずるずると上昇し2015年6~8月の2万1千円近くをピークに下降をはじめ、同9月に1万7千円と小さな谷を打って再び上昇し、同11月に2万円の小さなピークから2016年初頭から1万5~7千円当たりをうろついている。 事件としては、2016.6に英国がEU離脱を国民投票で決定した。 <日経株価指数:Yahoo!Japanファイナンス>★ 以前は年金(2014年10月末で約130兆円)の運用が安全な国債などに限定されていた。 ・2014.10.31現在の「運用の基本ポートフォリオ」の改正点 上下変動率は国内債券8%→10%、 国内株式6%→9%、 外国債券5%→4%、 外国債券5%→8% 今まで設定されていた、短期資産の運用5%設定は削除された。 このように、安部政権になり国内株式・外国債券・外国株式などで 運用範囲が拡大されている。 ★ このように、国民の虎の子の年金までが、変動の多い株式などへの 運用を余儀なくされているから、射幸性の低い老国民でも株式に無関心では 居られなくなる。★ 証券業界はバブル経済期(1987~1990年)には莫大な経常利益を揚げていた。 バブル崩壊で「優良顧客への損失補填や簿外債務」が問題となり、山一證券が1997年11月24日に自主廃業に向けた営業停止・廃業を決定し、会社創立100年目に倒産(法的には破産宣告1999.6.2)した。 ・ 現在は日銀のマイナス金利政策に見られるような超金融緩和にあり、また、年金を株式運用としたために株式市場には「クジラ」が泳ぐような包容力が生まれているから、山一證券のような倒産は起こりにくくなっている。図表が見辛いので右クリックし「新しいタブで画像を開く」を選択して、 そのタブを開き、大きな鮮明な画像でご覧ください。★ 新聞報道では、国内株式の低迷が響き証券大手4社が減益という。 しかし、それは騒ぎすぎであり、減益であっても、大きな黒字である。 実物社会でない、お金の社会の銀行や、証券業界が儲けているのは 何とも虚しい限りである。 そのような虚しい金融・証券界と動向を同じくされている老人年金世代は 新たな危険・ギャンブルを抱えたことになる。 1.最大手の野村證券は、「ホールセール部門」が優勢である。 海外事業も黒字。 株式売買手数料が▲45%減少し、税引後利益は1,080億円で 前年同期比▲6%の減少であった。 2. 大和証券グループ本社は投信販売額が▲39%減となり、 税引後利益は▲20.5%減の551億円であった。 海外事業も黒字。3.みずほ證券は「関係会社の株式売却益」で大幅な増益となった。4.総じて見ると、株式相場の低迷に伴い国内株の売り上げが減少した。 また、日銀がマイナス金利を採用して、金利水準が下がっているために 投資家心理で少しでも高い金利を選好することで社債の購入が増えている。★ GPIFが政府から投機的な株式・債券市場に参入することを促されており、 株式市場経験者がGPIFの運営に拘わっていることも手伝って 投機家は今までよりも安心して株式市場に参加が出来るようになっている。 <有価証券報告書から> <有価証券報告書から>★ 株式・債券市場は思惑も重要な要素である。 米国大統領選挙では、トランプ氏が人格的な問題で劣勢であったが、 ミセス・クリントンのメール問題で少し持ち直した。 11月2日の東京金融・株式市場では僅かではあるが、 株安で1万7134円、円高で103円台と、世界的なトランプ不安が 信用のある円への依存を強めている。 トランプ氏の当選を嫌う側の「危機感」だけで株価が「弱気」になるのである。 年寄りに心臓の弱いモノがいると、早死にするかも知れない。 小生などは、もっと安全なモノや、将来必要となる実物経済に 年金を投資して貰いたいと思う。 ★ 今日は「文化の日」であるが、 米大統領の候補者は、珍しくどちらも人間臭すぎて、 トランプで占うしかないかもしれない。 基準は「野蛮」か「上品」かの違いだけであろう。 「正義」や「公平」の欠片もなくなってきているように感じる。★
Nov 3, 2016
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★ 最近の身体的・精神的障害者施設で起きた悲劇としては、1.まっさきに、相模原市での麻薬?服用で自ら精神異常を来した元従業員による、多くの身体的精神的に重度の障害者達が刺殺された事件を思い出す。 犯人は、事件を起こす前に、衆議院議員議長宛に「いまや、重度障害者の抹殺が世間に必要であり、其れを自分が実行する」旨を手紙に認めて直訴している。 江戸時代に飢饉で困窮した農民を救うために、見かねた名主達が直訴するのは理解できるが、ただ自分が健常者であるために、非健常者を介護・支援するのでなく、邪魔であるから排除しようとするご都合主義は到底理解できない。 弱者保護施設では、地元住民との疎外感を薄めるために厳しい警備体制を採用しておらず、直訴事件以後は警戒を強め始めていたものの、元従業員で施設の内状を熟知していた犯人の暴挙には対応できなかった。 この事件は、無抵抗な無垢の人間に対する凶悪な殺人事件である。2.今回は川端に造られた認知症高齢者向けグループホーム「楽ん楽ん(=らんらん)」の平屋(真ん中に見えるハスに位置する白い平屋)が巨大台風による山間部の急激な増水により浸水し、入居者9人全員が溺死している。 「未曾有の自然災害」というだけではすまない災害である。 最近の気象情報はほとんどが未曾有の気象であり、「過去に経験したことがない事態が頻繁に発生している」のである。 <TBSNews:グループホームの水害状況> 災害を受けたグループホームと同じ経営である介護老人保健施設はグループホームより低地にあるが3階建て(白く見える大きなビル)であり、幸い入所者約85人はヘリコプター(屋上にみえる)で救助されている。 山間の川は平地の川と異なり、迫った山間の隙間を縫って流れており、水量も急激に変化しやすく、暗雲が上流に見えて、真上は晴れていてもしばらくすると激流が襲ってくる場合があると言う。 上流の雨量や、中流の水位の変化が下流域に伝播できるシステムはないのだろうか。 日本中がポケモンGO!で架空のゲームに現を抜かす時代に、上流の気象変化、中流の水量の変化などを下流域で知らせることに任天堂は貢献できないであろうか。 社会貢献が企業の重要な役割であるのだろうに・・・ 交通事故まで起こさせるようなゲームばかり考えていないで、いくらでも社会貢献できる儲け話はあるであろう。 「あさどらの商品試験」でポケモンGO!も再試験が必要かも知れない。/// また、川の側にありながら、避難計画が構築されていなかったことには驚く人が多いのではないだろうか。 未曾有の事態というが、川の水位の観測が危険を越えた時点での避難計画が必要ではなかっただろうか。 あるいは、危険水位自体の設定が甘くなかっただろうか。 土地の値段が安い山間部の平地に施設が建設されることは想定できるが、大地震・大(山)津波などの自然災害もあるうえに、川の氾濫による復旧工事に多大の費用がかかることも忘れてはいけない。 <TBSNews:グループホーム上流の橋の流出>/// 土佐の四万十川では、はりまや橋のような欄干のある橋は採用しない。 台風の時には生木・雑木類などが欄干に引っかかり、橋もろとも流されてしまうからである。 流されない橋? これを「沈下橋」という。 うかうかしていると、車や自転車、人までも川に落ちそうであるが、地元の人は器用に沈下橋を渡りきる。 沈下橋は欄干がないから、平時には渡河時の注意が必要だが、大雨時や台風時などには危ないから渡らないので問題はない。 水は激流でも沈下橋に遮る欄干がないのでスムーズに流れ、さらに、沈下橋は水面下にあっても生き残り、晴れると現れる優れものである。 今回の流木を引っかけて川の流れを変えた橋の構造は、沈下橋ではなかったはずである。 呆け頭は、土佐(四万十川)の沈下橋が全国に普及することを望むと共に、沈下橋の構造にも工夫(白線をハッキリとつけるなど)を開発して欲しい。 <Webの四万十川の沈下橋> 脳幹梗塞の小生は、長い沈下橋を渡河する際には、足下に視点を集中するが、視野の端に見なくて良い川の流れが映るために、水の流れに引き寄せられるような危ない錯覚に陥りやすいからである。 ★ 昨年は子供が孫達を沈下橋に連れて行って泳いだらしい。 腹が黄色く可愛い細長い鰻や、綺麗な鮎などが泳いでいた昔を思い出す。★ <Webから観光用の飾り橋:「純信&お馬の恋物語」・・・はりまや橋> 東側には上に高知城、左手に桂浜の坂本龍馬像、右手にはりまや橋が現れるカラクリ時計がある。 「土佐の高知のはりまや橋でぼんさん簪 買うを見た・・・」 「よっちょれ、よっちょれ」 の掛け声が聞こえてきそうでしょう。 つでに、やなせ たかし氏のアンパンマンもいます。 孫達もアンパンマンミュージアムを訪れるのを楽しみにしている。 JR四国「予讃線8000系アンパンマン列車」にも乗ったそうである。 随分と、話が脱線してしまった!★/// さて、夏休み期間も終わり、明日から水曜日、金曜日の市民テニスが再開されるから、ブログを書いている間もない。 10月10日には市民の合計年齢110歳以上(男65歳以上、女55歳以上)のミックスダブルス戦が始まるが呆け頭にはペアがいないので今年は諦めである。///★
Sep 1, 2016
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★ 2016年度第一四半期1.国内の物価下落基調のなか日銀追加金融緩和の見送りで ドル円の方向感覚を欠いた市場環境が続き2.5月の米国雇用統計が事前の予想を下回った3.英国の国民投票はEU離脱という市場予測とは異なる結果となり 急激な円高のなかで世界の株式市場は一時的に大きく下落した ↓ GPIFの期間損益は▲5.2兆円(=▲3.88%)の赤字となった。 ////////////////////// 前年度▲5.3兆円赤字に引き続いての巨大な赤字(=合計▲10.5兆円)である。 AIJ投資顧問事件、MRIインターナショナルなどの事件と比べて詐欺ではないが、損失の巨大さが気に掛かっている。 GPIF側(*)は、市況変動には多角的に分析しつつ、 長期的観点から運用しており、市場価格が変動しても年金受給に 支障はない、と言い切っている。/// (*)最高責任者である理事長の説明ではない、公募で雇用したばかりの広報責任者の説明に依存していること?も非常に気になることである。 広報くらい、理事長やプロパーが責任を持って行うべきではないだろうか。 「10.5兆円もの赤字だが問題ない!」と理事長は自分からは言いたくないのかも知れないが・・・///本当に支障がないといえるほどの赤字(=致命傷?軽い怪我?)なのだろうか。 ★ GPIFは運用分野を「投機的動機を主とする短期的観点から市場を形成する 株式市場・債券市場」に視点を移し始めている。 GPIFはその資金量から株式市場の「クジラ」のような大きさであり、 その動きにより株式市場の価格さえも操作可能なほどの大きさである。 自らの利益に拘れば株式市場さえも操れるかも知れない。 しかし、公的な機関であるから核心的利益を追求できない。 どうしても消極的な動きしかできないであろう。 GPIFはあらゆる魚類が泳ぐ水族館に入れられた クジラのようなものではないだろうか。 大海でこそ悠々と生存できるが、シャチのような機関投資家も泳いでいる。 コバンザメのようなミセスワタナベも泳いでいるだろう。 クジラに制限(=鎖)をつけて、シャチに自由な動きをさせている姿が 現在のGPIFではないだろうか。 アベノミクスには国民の虎の子の(GPIF=)クジラがシャチの餌食にならないように、しっかりと、守って貰いたい。★ ・GPIFの運用実績とポートフォリオ(GPIF公開資料) <GPIFのポートフォリオ><GPIFの直近損益(赤字)と累積損益(20年度でチャラ?、 その後は増加、27年度から減少だが、変動が巨大化?)>★ 今しばらくは、後期高齢者や年金受給国民はヒヤヒヤしながら見つめるだけである。 積み立てを始めた若い国民は自らの将来の年金がGPIFを介して、株式や債券市場に左右されることをどのように判断するであろう。 幸いにして選挙権は18歳から行使できるのであり、 世代間の不公平は自ら是正できる時代に入っている。★ アベノミクスの商標権にも、もの申す若者も現れるかも知れない。 呆け老人のぼやきに過ぎない。★・参考(詐欺事件であり直接関係はないが、「投資」事件であり記載した) <詳しくは、小生のブログNov 9,2015を参照のこと。>1.AIJ投資顧問事件=企業年金資産運用搾取1,984億円2.MRIインターナショナル事件=レセプト債搾取金1,800億円3.オプティファクター事件=レセプト債負債総額291.8億 ///以上合計でも▲約4千億円にすぎない<<昨年からのGPIF赤字▲10.5兆円///これらの詐欺事件でも、中核事業の経営者には投資事業にはありがちな不運として片付ける者がいる。 年金資金を運用利回りが高い、高リスク・高リターンなものに求めるあまりに、詐欺に引っかかる事件が後を絶たない。 投機的動機とはそうしたものであるだろうが、年金をそのような投機的動機対象市場に開放して良いものであろうか。 GPIFのポートフォリオ変更を「国民投票」で問われた覚えはないような気がするが・・・★ ・GPIFはいまごろ職員を募集しなければならない組織であったか? このような組織に150兆円クラスの資金運用を任したのは誰だろうか? 赤字の説明のための人材緊急募集だったのだろうか?★
Aug 27, 2016
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★ Aug 18,2016 の「ブログ」にも記載したが、 先日は、余命1ヶ月を宣告された患者が余生を送ろうと覚悟を決め、家族も同意して素晴らしい環境で暮らし、余命がわずか1ヶ月延びている。 病院の投薬での痛み止めで癌の痛みも感じることが少なく、何とか生きながらえている。 余命が一日でも延びたら喜ぶべきであろうか。 人間ならば、そうありたい。 しかし、現代の医療現場では緩和ケア病棟の入寮条件は「余命が1ヶ月であると診断された癌患者」なのである。 条件は余命が1ヶ月以内と診断されても、癌の進行具合や、投薬環境が良くなったために、少しだけ余命が延びることもあろう。 病状が癌であり、浸潤性癌のために「治療方法」はありえない。 一ヶ月が、2ヶ月、3ヶ月と延びてもそれは治療のためではなく痛みが緩和されているに過ぎず、病人の残り少ない余生に家族が与えられるほんの少しの安らぎに過ぎない。★ 緩和ケアを目的とするWHOの指針に基ずく病棟ならば難病の癌で余命1ヶ月と診断されれば余生のある限り面倒を見るべきだと思う。 本人は緩和ケア病棟を「終の棲家」と決めたばかりであっただろうに・・・★ ・・・一端は緩和ケアでない病棟への退院命令が出かかったが、本人・家族の反対もあり病院は「現状維持」で様子を見ているようである。★ この遠隔の市には調べてみると緩和ケア病棟を抱えた病院が6件も検索に引っかかる。/// そのなかには、小生の父がお世話になった病院も今では緩和ケア病棟を持っているようである。 経営は孫の代になっているから今の院長とは直接面識がない。/// しかしながら・・・ 現在の病院は素晴らしい緩和ケア病棟であり、お陰で余命1ヶ月がなんとか延びたのであるから家族も継続したいのである。 WHOの指針は知らないが、余命幾ばくもない癌患者が数ヶ月生きながらえることに異議を申し立てるような病院体制は改めるべきではないだろうか。★ 呆けの小生は「ピンコロリ志望であり」緩和ケア病院への入院は、できたら、ありえない。★追記: 余計なことではあるが、病人は高齢である。 「全日本シニアボウリング選手権大会」の女子選手として最高齢で表彰されたのは10年前である。 高等女学校卒の同窓生は、故人の宮尾登美子さんというから相当の高齢である。 仲の良い友達同士だったというのを聞いたことがある。 さらに脱線するが、宮尾登美子さんの著作で有名になった「陽暉楼」こと現代の「得月楼」で地元の社長さん達とお会いしたときに、社長さん達は、かなりの年増の芸妓さん達にはまるで子供のようにあしらわれている姿を見た。 (子供の頃、親父に連れられて料亭にも行ったのだろう。) 土佐にも凄いところがあると驚いたモノである。★追記2:厚労省の「緩和ケア」概念(画面が見づらいときは右クリックして「新しいタブで画像を開く」を選択し、 そのタブを開いてご覧下さい。)★
Aug 21, 2016
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★ 「点字ブロック」位置の不思議! 線路際の白線の隣という危ないところに設置ではなく、安心に歩ける場所に設置すべきでは・・・ 最新式のホームドア設置は抜本的な解決策ではあるが、古い地下鉄の場合は駅により拡張工事が不可能な場合があり、工事費だけでも大変な額になるだろう。 それ以前にもやるべき事はあるかも知れない。/// 呆けの小生には、「点字ブロックの設置場所は極めて危険な場所」に思える。 点字ブロックの上を歩けと言われたら、平均台のような線路側の凸凹では、脳幹梗塞気味の呆けの小生では鉄路=線路に転落しそうになる。 それほど危険を示す「白線」と類似の場所に設置されている。 視覚障害者が線路によく落ちると言うがあんなに危険な場所に点字ブロックを設置していると鉄路に引き寄せられることは当然かも知れない。 もっと、視覚障害者が安全に動ける場所を示すべきという基本姿勢がなく、危険な場所だけを避けようとする姿勢に注意が向かっている。 視覚障害者のための歩行に優しい配慮を再構築すべきであろう。 視覚障害者には、壁側の安全な場所を歩行させるべきである。 健常者にも常時運行される地下鉄には待合い用のベンチは不要であり、むしろ、視覚障害者に安全な通路余地を与えようではないか。 そして、障害者には的確な助言を当たられる環境が欲しい。 人間よりも盲導犬に頼らざるをえないなどと言うことがそもそもの問題かも知れない。 ホームは「欄干のない橋」というより、「視覚障害者に欄干のない橋の縁近くを渡らせている」のが最大の問題ではないだろうか。 安全な場所を通らせる、渡らせる工夫が欠けているように思うのは小生が呆けているからだろうか? なぜ、人が多く通る安全な場所に点字ブロックを設置しないのか? 鉄道運行業者は、点字ブロックを人通りの多いところに設置すると摩耗してしまうことを畏れていやしないだろうか? 補修費と人命はどちらが大事であろうか? ホームドア設置の前に安全な壁側に点字ブロックを移動させることを推奨したい。 もし、今回の事故でも、点字ブロックが前方の柱の外(左側)ではなく、柱の内側(右側の壁側)にあったら視覚障害者や盲導犬は安全に進行したに違いない。 ということは、点字ブロックが「危険を示すのでなく」て「安全な歩行場所・地帯」を示す場所であって欲しい。 繰り返すが、点字ブロックは危険な線路から最も遠い壁側に設置すべきであり、邪魔なベンチは除去すべきであろう。 <画像はWebから>★ 地下鉄銀座線で視覚障害者が線路に転落して死亡した事件を振り返ってみる。 視覚障害者は、線路に近い点字ブロックを確認しながら、本来は危険な線路側に盲導犬を置くべきであるが、自分が線路側を歩き右側に盲導犬を歩かせていた。 この状態でも、危険な場所での危険な位置取りである。 先導する盲導犬・ラブラドールは線路と反対側を歩く状態で 前方の柱を察知して線路側に寄り、視覚障害者が転落した。 視覚障害者は、点字ブロックが壁側にあったなら(前方の柱より左の壁側)このようなことは起こらない。 点字ブロックが、健常者に危険を知らせる「白線」と同じ役割をしている事が問題である。★ 健常者でも点字ブロックが線路に近くあるところでは躓きやすいが、躓くと危険でさえある。 「危険な場所であることを知らせるために点字ブロックがある」が、なぜ「安全なところに点字ブロックを設置しないであろうか」。 「危険な境界線を示す点字ブロック」と、「安全な歩き方を示す視覚障害者優先の安全歩行用点字ブロック」の両方が構築されないのであろうか。 もともと、線路側にだけ設置することが危険きわまりない。 酔っ払いでも線路側の点字ブロック辺りは危険である。 ましてや、古くて狭い銀座線では、危険なのは当たり前であろう。 このような狭い線路際には「ベンチ」などを置かないで、視覚障害者優先の壁際安全点字ブロックを構築すべきである。 列車が到着してから視覚障害者はドア付近に移動すべきであり、乗車したかどうかを車掌・運転手がキチンと確認すべきであろう。 もちろん、健常な乗客の声かけ援助も必要であるが、駅構内・プラットフォームに視覚障害者優先の歩行点字ブロックが安全に配置されていないことが問題であろう。 危険を知らせる限界的点字ブロックと、安全な視覚障害者優先の点字ブロックの両者が構築されることを願うモノである。 銀座線のプラットフォームには健常者のベンチは要らないと覚悟すべきである。★ また、自動車自動運転が試行される現代社会である。 視覚障害者の安全な歩行指針となるようなスマートフォンの開発が混雑する公共場所に併せて考案できないであろうか。 あたらしい視覚障害者安全歩行点字ブロックに磁石などを埋め込み関知できるスマートフォンを開発できないであろうか。 多くの歩行者が歩く安全な歩道に、凸凹の点字ブロックを設置するのでなく例えば磁石・信号などに反応するスマートフォンを開発してイアフォンなどで視覚障害者がルートを検索できるようなデバイスが考案できないであろうか。 自動運転の超高級自動車の開発ばかりにお金を注ぎ込むのでなく、障害者のためにも、頭脳を働かせて貰いたいものである。 スマートフォンでポケモンGO!で遊ぶのではなく、視覚障害者に安全な歩行を示したり、大地震時や、夜間に停電になっても安全な地上に出られるようなスマートフォン誘導ができるデバイスは開発できないであろうか? 視覚障害者が線路に転落する事件が多いのは現代社会が安全対策に盲点を持っている証拠であろう。/// 呆けが言っても仕方がないが・・・★
Aug 20, 2016
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★ GPIFのポートフォリオと運用はどのようであるか、見てみよう。 (全くの素人だから、ご自身で確認下さい。) GPIF=Government Pension Investment Fund 年金界の「クジラ(グッピーではありません)」と呼ばれる。 年金積立金管理運用独立行政法人は厚労省所管である。 「世界最大の機関投資家」である。 今までは、アベノミクスについてはある程度は安心して見ていられた。 しかし、小生は、自分の年金が弄ばれていることに危険を感じ始めている。★ 年金はGPIFで管理運用されており、年金運用収益(手数料考慮前)は、累積(約15年)では大きなプラスながら、単年度では5~6回も莫大な損失を暴露している。 損失額はH13年度▲ 5,874億円、 H14年度▲2兆4,530億円、 H19年度▲5兆5,178億円、 H20年度▲9兆3,481億円、 H22年度▲ 2,999億円、 H27年度▲5兆3,098億円、 以上の損失額は▲23兆5,160億円である。 収益累積は45.4兆円だから、 黒字の累積は68.9兆円-赤字累積23.5兆円との差である。・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ あくまで想定であるが、現在のポートフォリオでは、リーマンショックと同程度の事態が発生すれば単年度で赤字は ▲26.2兆円と閣議で決定している。・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・年金運用額、収益額、収益累積(単位:億円) /////////////////////////////////////////////////////////////////////////// A(=収益額)の累積は平成27年度末で45.4兆円である。/////////////////////////////////////////////////////////////////////////// ・最新単年度運用実績(H27年度) ★ 基本的にゼロサムでありがちなGameの世界である株式市場に長期の給付を目的とする年金基金を投じて良いモノであろうか。 まともな政策を行う政府ならまだしも、マイナス金利などと言う罰金的な金利を日本銀行に適用し、無理に金融緩和を行うのであるから、金利(=割引率に関係する)は低下する。 マイナス金利は預金金利にも影響して預金金利さえ低下するから、預金で預けることもままならない。 元本さえ割り込む株式市況に年金の虎の子を預けることは心配である。 GPIFの資料は、株式売買の手数料が費用として現れていないが、手数料を差し引いて実利を計算すべきであり、実際には株屋や「ミセスワタナベ」を儲けさせるだけであると言うことかも知れない。 少なくてもGPIFは株式手数料を差し引いてネットの姿で国民に安心を与えるべきである。//////////////////////////////////////////// GPIFの国内株式の運用委託手数料はH24年度~H26年度の 3年平均が発表されている。 手数料 は 0.031% 60.4億円 とでている。 ということは、60.4億円/0.00031=194,839億円の 国内株式を運用委託したことになる。 委託手数料が低いのは政府の圧力なのか、 それとも所詮無理な役割なのではないだろうか。//////////////////////////////////////////// 呆け頭には手数料、収益率などの概念が判っていないようであり、間違っていると思うから、後日勝手に訂正します。★ さて、Bloombergの2016.7.1 16:33 JSTの発表ではGPIFは2016年度第一四半期(4~6月期)も約4.4兆円の運用損が出た模様と、モルガン・スタンレーMUFG証券が試算したという。 試算に寄れば、GPIF運用資産(=厚生年金+国民年金)は2016年6月末に132.7兆円に減少している(*)という。 一部証券アナリストの見方では、1.国内外の市場混乱、投資家のリスク回避の拡大2.世界経済の減速懸念、米利上げ観測の後退3.対ドル・人民元安、BrexitによるEU混乱4.円高・株安・金利低下により国内債のみ評価額上昇、 内外株式・外債の評価損、という。//////////////////////(*)昨年度末の数字は134.7兆円であり、2.0兆円は減っていることが判る。/////////////////////// ★ GPIFの運用が赤字続きと言うが、他方では、折角の国内債券のキャピタルゲインを儲け損なってはいないだろうか。 泡銭を追っても仕方がないが、このようにマイナス金利や株式に現を抜かす行為・アベノミクスは堅実な政策といえるのだろうか。 呆けには危ういとしか思えないのだが・・・★ 幸い、民進党の蓮舫議員はアベノミクスに反対するが、同氏の「仕分け作業での何で世界一・No.1でないといけないのか」には賛成できない。 日本は、技術では世界一を狙って躍進しており、大企業の特許まではいかなくても、中小企業・町工場でも自社工場内には世界に誇れる製造特許が内蔵されているからこそ輸出貢献ができるのである。 このような素晴らしい実体経済に於ける日本の強靱さを支える政府であって欲しい。 円高は国民のためには必要である。 自動車輸出産業が円を内部留保に貯め込み、それを輸入に向けないから円高が進んでいるのではないだろうか。 金持ちや、株屋やミセスワタナベなどの金融経済のためにアベノミクスを喧伝していると、国民から竹篦返しが来るかも知れない。 脱線したらしい・・・★ 詳しくはGPIFの「平成27年度業務概況書」が公表されているので参考にしてください。 呆けの小生が纏めた後で見つけたのでごめんなさいね! http://www.gpif.go.jp/operation/state/pdf/h27_q4.pdf★
Aug 19, 2016
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★ 知人が遠方の市で緩和ケア病棟のお世話になっている。 「June 21,2016のブログ」で「癌患者用の緩和ケア病棟で安寧な死を迎えるには」を記載して、「緩和ケア・プログラム」の素晴らしさを感じた。★ ところが、余命1ヶ月を宣告されていた癌患者が、この病棟の温かい見守りのお陰で2ヶ月を越えて生きながらえている。 日本の医療制度の素晴らしさに感謝しているが、本人、家族の感謝が裏切られる事態が発生した。★ それは、余命1ヶ月と言われていた癌患者が老体での癌遅行、スポーツで励んだ本人の強靱な体力などで「幸いにして」死を食い止めているのだろう。★ ただ、「日本国では、余命1ヶ月なら余命宣告通りでないと困る」のである。 予定通りでないと、院内会議で「最後の審判?」を受けることになる。 相談員が宣告することになるのだろうか。 病院は表に出たくないのであろうか。 いったん、余命が見込めずに余生を緩和ケア病棟で気持ちよくあの世に送り込むシステムには「例外があっては困る」らしい。 このような「死出の旅に気持ちよく送り込むシステム」は例外があると「極端に非情なシステム」に変わってしまう。 「院内会議」は「余命判断」も行ったはずであり、其れが「幸いにして余命期間の長さの判断」を間違った?のであり、「最後の審判」なのだから、ここで「退院命令」を出すべきでは無かろう。 むしろ、患者から「超過費用を徴収」しても、さらなる余命継続治療を行うべきではないだろうか。 「保険の範囲」で単に追い出すのでなく、追加治療費が必要ならば、其れを負担できる患者にはさらなる余命治療を行うべきであろう。 つまり、日本・世界の医療はお役所的な扱いにとどまり、決して人道的な解決方法にはないことを反省すべきであろう。★ 余命通りの人々には「幸福なWHOモデル」だが、余命を過ぎた人には「非情なWHOモデル」というのが人間が考えられる合理的モデル?なのだろうか。 ★ リオ・オリンピックでは日本勢の活躍は続いている。 呆けの小生も観戦疲れ気味である。 少し休みながら行かないと、暑気にヤラレソウデある。 皆様も 暑中お見舞い申し上げます。★
Aug 18, 2016
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★ 小生は70歳以上~75歳未満である。 大雑把な説明で申し訳ないし、多分、正確ではないかも・・・ 現在の小生はチョボチョボの年金生活者で、現役並みの所得者とは見なされないから、病院での医療費は掛かった医療費の1割を負担するだけである。 ただし、年金収入以外に、相続譲渡所得などで、現役並みの一時的な所得が発生する場合は、医療負担が「確定申告年度」の翌年8月~翌々年7月まで3割負担となる。 そのうちに、75歳以上になると「後期高齢者」となるから、別の「後期高齢者医療保険制度」に改めて加入となり、大雑把に言うと、後期医療保険では医療費負担は1割となる。現役並み所得の方は、3割負担となる。★ 医療費負担を二人以上の家計で比べた図表がある。高齢者(医療費負担1~3割)であっても、現役(同3割)が教育費に多くを割かれている間に、高齢者は保健・医療費への支出が飛び抜けて多いという。 ★ 自己負担で1~3割の医療費は個人でも負担に感じる。しかし、自己負担でなく、保険でまかなわれる残りの医療費は2015年度で 37.5兆円であり、10年後の2025年度には 54兆円と 1.44倍に急増する。現在の75歳以上の高齢者は医療費の35%を使っている。/////////// 2014年10月の総人口 1億2,708万人のうち75歳以上の後期高齢者は 1,592万人で12.5%を占めるから、1人当たり 82.4万円の医療費保険の使用と計算される。 (65歳以上の人口は3,079万人で24.1%)。 ////////// 10年後の2025年には推定人口 1億2,066万人のうち、75歳以上人口が 2,179万人で全人口の約18%となり、全体の医療費は現在に比べて 16.5兆円増える。国民1人当たりでみると、 29.5万円から 44.75万円(=1.5倍)の医療費負担(自己負担を除く)となる計算である。20歳~64歳人口は、2015年の 7,089万人(全人口の 56.0%)から2025年には 6,559万人(同 54.4%)となり、彼らが負担するとすれば1人当たりでは2015年の 52.9万円から2025年には 82.3万円と約 1.6倍の負担増となる計算である。 計算間違いかも知れないが、増え続ける高齢者を抱えて大変な現役負担が目に見えている。 鈴村興太郎経済学博士が言うような、「社会的選択の理論と厚生経済学」の難解な論文でなく、もっと具体的な、 「社会的経済厚生の世代間不公平の拡大?」の問題の所在である。 /////////////// 高齢者を介護や医療分野に再雇用して現役並み所得を与えることで3割負担者を増やす方向など抜本定改革が必要かも知れない。 高齢者が働くための労働用介護ロボットを発明すべきでないだろうか。 それらは、若者の職場を奪うからだめでしょうか。 「華奢な若者」はタレントなどのサービス業が好きなようであり、”非生産的な分野”を選びたいようである。 ////////// ”非生産的な分野”と言ってもタレントには「希少性」があり、それを選択するのも重要な合理的価値判断であろう。 「生産的」や「非生産的」という価値判断はGDPの世界ではすでに無用であり、希少性から順序付けられる価値として概念づけられているのである。 ただし、「希少性」故にだれでも選ぶことが出来る分野でなく、だれでも出来る希少性の少ない分野はいくらでも広がるだけに経済的合理性が通用しない分野となろう。 高齢者の世話は高齢者でできるようなロボット、マニュアルができれば、外国人を雇用しないでも済みそうである。 介護分野は高齢者に任せて、「真に有能な若者」はモノ造りの製造業で世界に飛躍して貰いたい。 「一億総活躍?」と言うが、老人には仕事が回ってこない。 老人の労働者は「有り難迷惑」かも知れない・・・・・・ まあ、呆け頭には今のままが丁度かも。 年寄りの「活躍」とは何を意味するのであろう? 病気をしないこと、かも知れない。 活躍場所を「あの世」で求めよ!?? ★ <内閣府高齢社会白書 H24年版 「年齢区分別将来人口推計」から> ★
Jun 10, 2016
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★ 九州、四国といったところは、雪には慣れていないのか水道管の破裂などが起こり給水車が出動しているようである。 小生の参加している市民テニスでは、本日のスポーツセンターの体育館本館以外のトイレがすべて立ち入り禁止となった。どうも水道管破裂を恐れて野外のトイレは全て休止、というより、体育館以外の外の水道管の本管を閉めたようである。テニスの参加者は2~300m離れた本館までトイレに通ったものである。★ 小生は、早めにシャワーを浴びて退散したが、今日はお天気も良く、明日からの雨天予想で自由参加の12~13時の延長参加者は多かったようだ。★ ・★ さて、今日の読売新聞に厚生年金・国民年金について厚生年金から国民年金に偽装加入しているような説明があったが、小生も、事実であると認識している。国民年金は本来が、雇用されているものでなく、老後までも、自ら個人事業を営む個人事業主を対象としている。厚生年金は、会社に勤めて定年がある勤労者を対象としているから、年金保険料を会社と、勤労者が同額ずつ負担するのである。勤労者に年金を定年後に給付することが厚生年金対象企業には必要だから、保険料を滞納したり倒産するような企業は迷惑極まりない。★ ここに、厚生年金を逃れて国民年金に勤労者を偽装される手口が生まれる。勤労者の内には現在の厚生年金保険料を支払うよりも少しでも手取りが高くなるほうが良いという、少額の賃金体系にあるものもいる。///実際は工員(=被雇用者)の形態でありながら、会社の敷地内部を賃借し、機械も賃借するなどの仮想個人事業者の形態をとることで、国民保険の対象にもなりうるかも知れない。これは、本来は厚生年金対象者が未加入となり、国民年金加入者に偽装 ? するケースだろう。///もっとも、事業主が厚生年金の事業主負担を支払うと破綻するような厳しい経済状態にあれば、破綻したり、全員解雇で休業するよりも偽装個人事業主に生産委託する形態で生き延びることも危機を切り抜ける脱法的な生き残り方法かも知れない。厚生労働省も強制的な加入に踏み切れない部分がある。★此処までは、厚生年金と国民年金について別個のものとして扱ってきた。両者に加入してはならない。しかし、見てきたようにこの区分が曖昧である。曖昧であると言うことは、お金に余裕のある人物は、両方(または、似たような年金等基金)に加入する方法を模索する可能性がある。厚生年金への加入者を殖やすことは必要であるが、両者に加入する裕福な脱法者も防がねばならないだろう。★・厚生年金VS国民年金項目厚生年金国民年金 勤め先(1) 株式会社などの法人事業所 左記以外 同(2) 常時従業員が5人以上個人事業所 (飲食業などは対象外) 左記以外 働き方(1) 正社員 左記以外 同(2) 労働時間・日数が社員の3/4以上 のパートタイマー 左記以外 主な加入者 会社員・公務員 (定年のある勤労者) 自営業者・非正規社員・無職者(老後収入有りの自営業者想定) 加入者数 4,039万人 1,742万人 月保険料 39,200円(平均的月収の場合) 15,600円 同自己負担 雇い主も同額負担 全額自己負担 平均年金額 147,500円 54,500円 偽装対象者 (200万人→) (→200万人=約79万事業所 大半は中小零細事業所) <読売新聞2016.1.28「総合2」などから>★呆けの纏めだから正解率50%かも・・・ただ、確実なこと(?)は、マイナンバー制で国民総番号制に移行できた場合は、年金の多重加入等には正確なチェックが入ることになろう。そうすれば、違反などは起こりえないことになる。「間口を狭めたり」、「地名を縦横で複雑に呼ぶ」などの風習で、税の徴収などをかいくぐってきたかも知れない智慧はまた新しい工夫をするかもしれないが・・・ ★
Jan 28, 2016
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★呆け頭の小生にも文通で時々難しい問題が起こる。友人達と書簡のやりとりがあるが、「頭記」という標記が偶に現れる。もちろん、呆けの小生は「文語体」のような文面は普段から使えない。もともと、語彙が少なすぎるのが小生の欠点なのだ。文学少年(老年)ではないのである。 ★小生が思うには、「頭記」は、最初に述べたことを「反復しないように」その代名詞として使う。または、「標題」として掲げたことを「後述」する場合に、「頭記」をつかって代用する。★改めてWebを検索してみる。「知恵袋」という「Webの知恵者」からアドバイスをもらうコーナーがあり、小生が質問したのではないが参考にしてみる。(Best Answerが正解かはご自身で確認する必要がある) /// 「頭記」=文書などで、説明に先立って掲げたタイトルや要約。標記。///★ 呆け頭の小生は、書簡の中に「頭記」という文字が現れると其れが示す「対象」を探し回る。何処にも「対象」が見えない場合は、小生は脳幹梗塞で「あうんの呼吸」さえ、失ってしまったのかと気になる。・ 学生時代の小生は、「it」という代名詞が現れると「本物」を探し回り、見つかれば安心し、見つからないと不安になった。なんとなく前の文章から読み取れる物だったり、お天気のような漠然とした物だったり、単純ではないのが英語の難しさである。★友人の書簡にある「頭記」に悩んだが、悩むのが無駄に感じる。 「タイトル」や「要約」が強ちなくても、何となく意味が伝わる「頭記」も公式外交文書でもない限り、「ありかもしれない」と考えるようになった。★ 「頭記」について悩む理由は、提示される全体の文章構成について「添削する必要部分があれば申し出よ」とのご下問が友人からあったからである。小生は文章や表現方法にも疎い方である。 提示の文章全体は、素晴らしい伝達の意味を持っている。結論的には、伝達手段としての文字の役割を考えれば、胸を打つような響きだけで良く、形式は余り意味をなさない ので、 「頭記」の「頭記」には拘らないことにした。★・★ サンデーモーニング(TBS)、日曜討論(NHK)を眺めながらPCに向かっていた。TVでは、海で砂浜に寄せられた「クジラ」が沖に曳航されるシーンと、国民が年金積立を行ってきた年金基金が国民の了解なく株式市場で運用されている摩訶不思議な政治利用の「クジラ」のようなGRIFの赤字(=株式立て直し・赤字穴埋め)が取りあげられている。 後者の巨大な人造「クジラ」に憤慨している間に「錦織VSツオンガ戦」が始まっていた。★6-46-2と錦織リードである。第三セットは5-4で,次は錦織のサービング フォー ザ マッチ !遂に、6-4となり、セットはストレートで勝利した。全豪オープンのベストエイトである。 錦織の手首は大丈夫のようである。NHKのおかげで、録画を「連動」で予約しておいたからじっくりと再度見ることが出来る。有り難い! ★ それにしても、「クジラ」と言われるGRIFの大幅赤字は気になる。過激な反捕鯨団体には反感も持つが、GRIFの「クジラ」を靠遊ぶ輩にはその責任を取って貰いたい。 政治に「国民の虎の子」が勝手に弄ばれて良いのかが不思議である。監視はいないのだろうか?野党もだらしがない。野党もGRIFの安全を守るなら、Sea Shepherd くらいに頑張って貰いたいものである。 無理だろうが・・・ ★ 本日は、錦織圭選手がツオンガに3-0で全豪オープン・ベスト8に、大相撲初場所では琴奨菊14-1で初優勝と嬉しい便りが出来る。菊が香る嬉しい日である。★
Jan 24, 2016
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★以下は、講師の話を聞いて勝手に、この呆け頭が感じたことを書いている。本人が言ったことさえ理解できないのだから間違っていたら呆けの意見であろう。★ ・ ★ 小生は余りにも頭の切れる方の話は昔から理解できない。その方には論旨明白なのであるが、小生には判ったようで結局判らないのである。先生は全能のレオナルド・ダ・ヴィンチのように全ての関連付けを一瞬のうちに理解してしまう。呆けの小生はX,Yだけの一次連立方程式でも解いてからでないと判らない。そもそも方程式としてなぜ描けるか、さえ分からない呆け頭である。 講師とは話は通じないが、お互いに頭脳の程度は判るので仲は良い方である。★暫くぶりに学問的ではない講話をしてくれた。分野は「競争」の話である。以下は呆けの小生が付け加えているので多分「的外れ」である。★ 福澤諭吉翁が幕府の役人にイギリスの経済書の翻訳をすることとなった。目次項目の ’competition’を翻訳するに当たり、今まで日本にはない概念なので「競争」という漢字を当てた。ところが、役人は「争うという言葉が入ったようなもの」は御老中方には見せられぬ、と言う。結局、「競争」を抹消して提出することになる。・・・ しかし、喧嘩や争いではない。競い合いなのだ。八百屋さんが野菜に値札を付けるが、近くの別の八百屋さんが違う値札をつけて、もっと瑞瑞しい新鮮な野菜を売っているのは、競い合うのであり、喧嘩をしているのではない。封建的な身分制度では「争うことは秩序を乱す」ことであり、長幼などの順序・序列などが大事であった。・・・この逸話は、文明開化の西洋の思考を日本風土の中に持ち込む際の「軋轢」が如何に大変であったかを物語る。福澤諭吉翁が翻訳した「社会・個人・近代・美・恋愛・存在・自然・権利・自由・彼・彼女」などの概念は、現代では当たり前に理解される。当時の日本には、言葉はもとより、その実態が存在せず、翻訳者が「言葉を当てる」ことが不可能であったに違いない。 <Wikipedia:1891年頃の肖像>★象を知らない人に対して、象の特徴を体の部分々々で、いくら正確に説明しても全体像を理解させることが出来ない。その特徴全体こそが象なのだからである。 ★それでも、福澤翁により、過去の意味を引きずらない、新しい言葉が先行して出来たお陰で、日本人は自由な雰囲気で西洋文化を吸収することが出来たのであろう。本当に「エライコッチャ」の時代であった。 ★'competition'は、 決して、喧嘩や戦争のように、相手を傷つけることではなく、自分の商品に付加価値を付けることで、 同業者の商品よりも買い手の購買力を引きつける力を加えるなどの「競争」である。 「競争」はGameのように競い合うことで、お互いが「進歩する頑張り」であり、そこに「技術進歩」もあるのではないだろうか。★ただし、競争は何でも良いというものではない。市場での行きすぎた競争は個人のプライバシー(=権利・尊厳)を配慮しなくなると人間社会と相容れなくなる。★極端な場合を想定する。人間の臓器が自由に供覧・売買できるだろうか。人間の臓器にはその個人の権利・尊厳がついて回る。権利としても売買にはそぐわないものであり、先天性病気などという個人には秘密にしたいもの(=プライバシー)にも関係する。遺伝因子なども関係するから本人だけでなく、遺族などにのプライバシーにも及ぶことになる。・・・ 競争の世界では、すべてが白日の下に晒されて、良い場合もあるが、プライバシーは守られなくてはならない。・・・ 人間の子供の産み分けについては最良のものだけを選ぶという考えは追求できない。人間の自由、平等、博愛の精神は最良、最強、などの「最高」を求めたものではないのである。つまり、市場での「競争」は良いものではあるが、個人の「権利(=プライバシー)」を侵すまでには侵攻してはならないという、「人類ならではの難しい尊厳制約」が存在する。★小生の自己的な解釈に過ぎないが、気になったその他の「競争」関連話題を述べておきたい。★ 地震学でも、予算成果主義を優先するあまり、「地下のことはわからない」と言い出す始末はどう理解すべきだろうか。 宅造地の販売で、「津波石」という証拠を隠したり、「風評被害」などに分類しがちな実態との乖離方向はどう理解すべきか。 ★ノーベル賞受賞で、新しい発見が直ぐに世界的に実用化されることはすばらしい。他方で、「難しく不可能であると思われた発見」には数十年かかる場合が多い。発見競争ばかりに目が行くと、直ぐに成果がでるものに、予算が集中し、他は顧みられなくなる危険がある。★科学には、大きく見て自然科学と社会科学がある。 航空機に喩えると、自然科学は両主翼で絶対的な力を持つ。しかし、社会科学の尾翼・方向舵がなければ目的地に行けない。初期の自転車を見ても、不安定な形であり、両輪のバランス、また、ブレーキが必要である。両科学とも補い合っていかなくてはならない。★「競争」を妨げるものに長幼序列や不正などがある。 封建時代からの長幼序列は、近代化した大学(院)教育にも残っていたため、国際的な競争力の妨げにもなっていた。研究論文にも自己の業績でない不正(細胞分野)が見られたり、でっち上げ(医薬検証実験)さえ行われた。★このように、 競争と言っても市場経済での問題だけでなく、いろいろな社会現象にも関係する。彼のお仕事は「競争」というよりも「厚生経済学や社会選択の理論」であるがいろいろと気になることが多いらしい。小生達の厚生年金問題についても、現在の年代での問題と捉えず、年代を超えた厚生経済問題として捉えているらしい。呆けの小生は自分の年金だけが気になるが、講師は人類全体を考えているようである。★全能なる講師には長生きをして人類のためにもっと働いて貰いたいものである。引退などをさせては人類にとって勿体ないと思う。定年(停年)は呆けの小生くらいでよい。 ★呆けの勝手な戯れ言である。★
May 19, 2015
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★小生は、国立病院に通院していたが、皮膚がんの摘出手術に際して、形成外科がないために民間大病院を紹介してもらい、ついでに脳神経外科も移したことをお話した。★脳幹梗塞なので脳神経外科に通院しているが、いずれにしろ手術不可能な局部であり血液サラサラのお薬しか貰えない。薬局は自分で選べるので、薬局の混み具合で対応している。★薬局は数回行けば慣れてくるが、かなり大きなJR,私鉄駅が傍にあるから超混雑している。これをU薬局とする。★混むのは嫌いだから、小生は家に近い私鉄駅の傍の量販店・ドラッグストアに行った。これをW薬局とする。・・・ とりあえず両者を「U VS W」 で比較(単位:点数)してみる。薬は30日分とする。 ・調剤基本料 U=53 W=41・薬学管理量 U=38 W=45<小計> U=91 W=86・薬剤(技術を含む)料 薬A U=681 W=471 薬B U=171 W=171 薬C U=501 W=501 薬D U=180 W=90 <小計> U=1,533 W=1,233<総計> U=1,624 W=1,319・・・・・・・・・ 薬B,Cは両薬局では同一であり変化なし。薬A,Dではジェネリック薬品を使っているが、製薬メーカーでも値段が異なるようであり薬局によっても仕入れ方法が違うようである。薬局は成分などは変わらないと言うが小生には微妙に違うのではないかと疑っている。しかし、価格に拘るほどの命ではないから、ジェネリックの安いほうで十分である。★もう少し古いDATAだがU薬局とI薬局で比較する。薬は60日分とする。調剤基本料 U=53 I=41薬学管理量U=45 I=34<小計> U=98 I=75薬剤(技術を含む)料薬A+C U=1,378 I=869薬B U=269 I=209薬D U=360 I= 449<小計> U=2,007 I=1,527<総計> U=2,105 I=1,602・・・・・・ 薬局Iが国立病院の傍にあり、そこから薬局Uに移り、そこが混みあうから薬局Wに行ったのであった。★これから判ることは次のようである。1.医者が拘らなければ、できるだけジェネリック薬品を使うべきである。2. 30日分と60日分が処方されるなら長いほうがよい。3.高い薬を選択する薬局と、安い薬を選択する薬局があることを知るべし。4.込み合う薬局は避けてみるのが良いかもしれない。5.その他の要因 (薬局に在庫がない薬でも大抵は翌朝までには届けられる)。★ドラッグストア併設のW薬局では、休日が他の薬局と同じくあるので注意が必要である。小生は、年末にすぐには要らないからとW薬局に行ったが、ドラッグストアは開いていても、薬局は土・日が休みであった。その点で、「処方箋の有効期限は発行日を含めた4日以内です」に気をつけなければならない。★小生が薬局Wに薬を受け取りに4日目に行くと、薬剤師のご機嫌は良くなかったようだ。 翌日に伺ったが、お休みだったので受け取れなかったのだが・・・初めて扱う病院患者なので、随分と価格的に安いジェネリック薬品を選択してくれたようである。取り敢えずは、混まない薬局Wが小生には近場で有難い。★ 「病院で1時間待ちは当たり前、薬局でも1時間待ちは当たり前」、と言われたら、よほど健康でないと病院には行けないだろう。小生は「病院にいけるように体力をつけている」のかもしれない。 ★呆けの戯言である。★
Jan 8, 2015
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★先日は、会社の厚生年金基金から国に返還する金額を告げられ、折り返し点では通常の2ヶ月分支給が1ヶ月分となると書かれておりあまりの少なさに驚いたものである。★本日は、日本年金機構から、裁定通知でなく、「支給額変更通知書」が、届いた。 厚生年金基金の減額分は「国民年金・厚生年金」に加算されている。これで両方あわせると以前の水準に戻ったことになる。国から、厚生年金基金に運用を任されていた部分が、本来の国に運用を含めて返還されたに過ぎない。 ★しかし、「介護保険料」、「所得税額および復興特別所得税額」、「個人住民税額」などを控除した「振込み額」は大きく減額となる。★消費税が3%から増税となる時点で、人間が生きるために必要な食料品などについて消費税はゼロないし減免すべきであった。そのような配慮なしで、徴税分はしっかりと差し引かれている。まったく、無意味な解散選挙の号令を出してしまってから、取ってつけたように、消費増税の軽減措置を交換条件にしても遅すぎるのである。★株式市場の活況のために、「運用の確実性が要求される年金」を放出しようとする政策は、日銀のジャブジャブと過剰流動性を高めるバブル狙いともあわせて、危険な賭けに出ているとしか思えない。国に返還した分も危ない運用をされると「困っちゃうな!」である。★ このように、イブシ銀のような日銀が「賭け」のような行動を演じている。ギンギン・ギラギラとさり気無く、お札をばら撒いてどうするのだろうか。 日本人の節約志向、貯蓄性向をぶっ壊すのがグローバル化なのだろうか。たしかに若者には夢を与え、老人には適当な安らぎを与えてくれる努力はいいのである。ミセス・ワタナベのような金持ち投機家が儲かるだけかもしれない! 「株式市場という産業資金の直接調達方法は必要である」が、ただそこでの利鞘を掠め取る国内外の投機家達に諂う政治は要らないと小生は思う。資本を株式市場から調達するのが民主的でありそうであるが、短期的刹那的投機筋が民主的とは言えないだろう。金の亡者であるとしたら、それは資本主義とは別物ではなかろうか。ベニスの商人には諂わなくても良いのではなかろうか。ヘッジファンド、リバレッジなどに見られるような、自己資金を梃子にして、その数十倍も超える資金運用を許している投機筋こそ取り締まるべきではなかろうか。世界銀行、国連で「自己資本範囲内の投機」に限定した株式市場が構築されることを望みたい。 うまくいえないが、産業資本に基づいた資本主義はいいのであるが、自己資本をあまりにも超える金融資本に基づいた資本主義は認めるべきではないと、小生は思うしだい。 ★呆けの戯言です。★
Dec 10, 2014
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★先だっての、講演会で Thomas PikettyのCapital in the 21st centuryの紹介が少しだけあった。 この本は、既に韓国では翻訳されており、日本では間もなく出版されるという。日本から韓国に影響する場合が多かったが 最近は逆の動きが出てきたという。★Karl Marx のDas Kapital(資本論) を思い出す現代版資本論である。 所得上位1%のものが総所得に占める割合はいずれは山形に収斂すると見られていた。つまり、所得の偏りは是正されると見られていた。1913-1948の間にはそのような動きが日米両国にもあった。日本ではその動きが続いているが、小生が提示されたグラフをみると、米国では1985年くらいから再び富の偏りが明白に現れている。 日本でも弱い動きであるが2006年ころから現れつつある。★Pikettyは言う。自由市場資本主義では、貧富の差が開くのは避けられない帰結である、と。仏の新聞は彼を「政治的・理論的ブルドーザー」と評している。「資本主義に内在するダイナミクス自体が、民主主義社会を脅かす強力な力を駆り立てる」と主張するのである。★ 呆けの小生はそうは感じない。 これを資本主義云々と言うけれど、イデオロギーの問題でなくて「人間の欲望がそうさせている」のではないだろうか。 短期間では富が全体として増えず、互いの食い合いで沈滞化してしまう。 しかし、個人に任せると、他人より抜きん出るように頑張る人が必ず現れるし、金に目がない人が必ずいるものだ。日本でも米国のように一旦、富の偏在を起こさせて企業家精神の復活を促そうとしている。それが、規制緩和、企業の税負担軽減などの動きかも知れない。 ★ 1.世界的賭け事の場を造る、2.物価を上げ株式市場を盛況にするために年金運用の安全弁を外していくなども富の偏在の醸成に役立とう。 Piketty の指摘を待たずとも、アベノミクスを見ていれば判る。儲けたい人間は、バイタリティがあり、経済を牽引していってくれるので、そこに焦点を当てて政策を立てて、彼らに頑張って貰い、彼らが得た所得の分配を通して、一般人に福祉をもたらそうとしているようだ。★もちろん、企業家の頑張りがあってこそ、消費ニーズを見つけ出し、分業生産が行われて、労働・資本などが投入され、製品が産出され、販売されて、そこから利潤が生まれるから企業家精神の高揚は大切である。★しかし、人間の欲望は「ものの産出・販売」のみでなく、「金儲け」というバブルを好むのである。体は働かずに、頭だけで儲けようとする。 ミセスワタナベを代表とするトレーダー、ラスベガス・モナコなどのギャンブラーなどこの範疇の人物は少人数だが所得では優勢であろう。本物の企業家精神をもつ資本家と、ギャンブラーなどの金融家が混在する現代であり、「格差は単純ではない」。★呆けの小生は、年金が不安定な株式市場の活性化のために大量に株式市場に放出されるのは困る。なぜなら、ギャンブラーなどの餌食になりそうな気がする。企業家が資本を調達する場所ではあるが、投機的な金融家のための株式市場に、年金の元手がゼロになるかもしれない危険を冒してまで活性化する必要はないのでは? ★呆けで心配性の小生は年金の株式市場への投入は国民投票で行うべきと思う。それだけ心配だから・・・ケイマン諸島と、株式市場は違うのは判っているが・・・★ 日本の純資産は世界一であり、負債額も大きいがその大半の債権者は日本住民である。その住民の資産の「年金」を大事に扱うことは最も必要である。消費税増税を国の対外負債の大きさに対比させて、強行しようとする。しかし、消費税の中身を基礎的な消費財と分離適用はお預けの儘である。食料品などの生活必需品はまず消費税から除外対象とすべきだがまったく考慮なしで、「10%になってから」というのはどうしたものだろう。惚け老人には、消費税8%で食料品を買わされる生活には苦痛を感じる。幸いにして12月選挙であり、各党から「年金の株式市場への放出の是非」、「消費増税適用の基礎的生活部分を分離」などを中心に話を聞いてみたい。★
Nov 15, 2014
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★今年の2月27日、早稲田大学大隈記念講堂小講堂に鈴村教授の退官記念・最終講義を聴きに行ったことを翌日のブログで報告した。その時、ミネルヴァ書房から彼の研究の集大成と言うべき新刊書「厚生と権利の狭間」を執筆中と聞いた。・・・ ネットで「鈴村興太郎 厚生と権利の狭間」と入れてみた。なんと、ヒットした。新刊本の発刊予告がそこにはあった!/////http://www.hanmoto.com/jpokinkan/bd/9784623071074.html/////タイトルからは、新しい厚生経済学の方向とも読めるし、サブタイトルには「自伝」my life my world が付いており旧・新厚生経済学を解剖していった鈴村博士を取り巻いた国内外の大学や社会環境とも読める。多面的・歴史的・総合的かも知れない。・・以前の1万ページもある超高価な本は市図書館長に推薦して買って貰ったが、今回の本は小生でも買える値段だ。小生は数学が好きであるが、せいぜい微分積分程度であり、とても鈴村博士の超高等数学は理解できないが、なぜか博士が言っていることの輪郭を想像できる気がする。小生には「おまじないのような本」になるかも知れないが、将来の考え方に何か役立つと祈念して読んでみたい。★ 鈴村博士には、世界賢人会議を開催して、「核心的利益を追求する世界的な潮流」から離れて「個人の権利と社会全体の厚生」を国内のみでなくて、国際的に如何にバランスさせる方法をテーマに人類全体が考えることをお願いしたいものである。国内のみでなくて、国際的な厚生を実現・実装して欲しいのだ。そうなればノーベル賞は誰に行くか明白である。・・・また、呆けの夢物語となってしまった。・・・★
Jul 4, 2014
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★ 朝日新聞が取りあげている。 「写経」のようだが・・・特別養護老人ホーム、保育園などを 運営する社会福祉法人(社福)を理事長が売却する事件が多い。 社福は、本来は福祉のための「非営利団体」であるべきで、私物化し、 個人が売買してはいけないはずである。 ★ 1.社会福祉法人とは: 項目説明 福祉運営体 特別養護老人ホーム、訪問介護、障害者施設、保育園 法人数 約2万法人 シェア 約16万ある福祉施設の約45%を運営 位置づけ 福祉を担うための公共性の高い法人 優遇 補助金、非課税。介護保険からの給付は国全体で年間10兆円ほどに達し、税金と40歳以上が支払う介護保険料で負担している。障害者施設、保育園などへの支援は税金から拠出される。 所有者 個人の所有・私物化を認めず。篤志家らが土地などを寄付して設立理事長に付く場合が多い。土地などの財産の所有権は個人でなく、社福が持ち、地域社会がみんなで持つ法人で、オーナーは居ない。 行政処分 この5年間で26自治体が出した改善命令は計56件 内訳:「私的流用」 21件:理事長親族の資金・施設の個人流用、親族企業への仕事の斡旋 内訳:「不正請求」 15件:介護報酬などを水増し請求 内訳:「理事会形骸化」 14件:理事会を開催しないで議事録を偽造など 行政処分と処分時期 主な内容 静岡県2010.10 入所優先順位の個人的優遇:86位を1位と入れ替え 三重県2011.1 理事長家族が法人施設に居住、家族の自家用車を法人で購入(5千万円流用) 岡山県2011.9 勤務実態がない看護職員を常勤者と偽り、3,800万円の報酬を詐取 熊本市2012.12 架空の土木工事代金5千万円を支払い(理事が社長を務める会社に事務を任せ、社福がゴルフ会員権を購入し理事長が個人使用していたこともある) 京都府2013.8 障害者のための賃貸住宅「福祉ホーム」の土地が、経営難のために不動産業者に売却され、建物が不動産会社に差し押さえられた 長崎県2013.12 携帯電話販売会社を経営する前理事長が架空の自営業者への支出を装うなどして1,670万円を着服 北海道2014.1 理事会に諮らずに縁故業者を入札に加え、不正請求で退任した前理事長を「臨時雇用」として雇い、現職時と同じ報酬を支払うなど法人資金を流用★ 2.「社福」への公的資金の流れ運営費施設の建設費 介護保険 費用の9割→個人:一割負担→ 特別養護老人ホーム(約6千施設) 補助← 自治体により まちまち 自治体 市区町村障害者自立支援費用の9割→個人:一割負担→ 障害者支援施設(約5千施設) 3/4を補助← 国と自治体 市区町村など 運営費補助→ 保育園(約1万2千施設) 3/4を補助← 国と自治体 資料:朝日新聞より ★
May 20, 2014
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★ ・ 国民年金基金のホームページでは; 「老後夫婦の生活に必要な年金は月27万円」である。 65歳から余生は男性が19年、女性が24年と見て、 19年間では62百千万円が必要であり、 国民年金は累計3千万円だから32百万円が不足する。 それを補うために 国民年金基金を積み立てるべきである・・・と。 //////不足分で考える・・・ 「年金基金月額2万円積み立て」は20歳から約7千円、 「2口目年金基金1万円積み立て」から約3.5千円だから、 27万円ー13万円(国民年金)=14万円(不足分)。 14万円ー2万円(年金基金2万円一口目)=12万円 (=年金基金1万円12口) これを賄うには20歳から毎月約5万円を国民年金基金で積み立てる 計算となろうか? /////// MAXで考える・・・ 年金基金積立限度額は月68千円であり、MAXでは「年金月額約19万円」 国民年金と併せて約32万円が受け取れる計算?となろう。 国民年金保険料は定額15,250円である。 国民年金基金月積立限度額と併せてMAXで約83千円 を積立て 老齢になって32万円を受け取れる計算は成り立つのだろうか? 小生の説明が間違っているだろう。 たとえば金利0として20歳から65歳まで45年間、毎月8.3万円を積み立てると 元本のみでは4,482万円にしかならない。 これが6200万円になるための金利はいくらか、計算して欲しい。 金利が上がれば年金は増えるが、国の借金は膨大になり続ける。 両者のバランスがとれる金利はいくらなのだろう? //////// 小生には、日本の金利水準がきわめて低いままなのが気がかりである。 これでは、巨大銀行がゼロ金利で調達できる資金でしか稼ぐことが難しく、 年金の資金運用は困難を極めており、また、人口減もあって年金の担い手 も少なく、細る年金が、消費増税による圧迫や、物価上昇で、ますます やせ細っていくのである。 ///// 年金基金の運用担当者が、より高い運用金利を求めて 高いリスクを含んでいるにも拘わらずに、怪しい運用先を 選ばざるを得ないのは政府の責任かも知れない。 北海油田の採掘に政府が年金資金を集めて運用して 利益を生み出す方式であればノルウェーなどは高い収益を揚げられるであろう。 日本でも政府が年金資金を利用して、海底レアメタル等資源を発掘するような 事業を長期的に行ってくれれば国民が安心していられるだろう。 このような長期計画が政府には乏しいように思える。 明治政府のような思い切った国策が行えない状態である。 Back to the Meiji Era ! ? //////// ・ 厚生労働省モデルおよび年金の仕組み: 資料:朝日新聞、WIKIPEDIAなどより <最後尾で概括図示>対象国民年金・基礎年金2階3階 サラリーマン (1,200万人) 基礎年金(夫婦月13万円) 厚生年金(10万円) 企業年金<7~16千円> サラリーマン (314万人) <厚生年金の一部・代行部分を預かり企業年金と一緒に運用.453基金のうち121基金が解散予定で余力が有れば企業年金に絞った運営となるかも> 基礎年金 厚生年金<代行3万円> 厚生年金基金 サラリーマン 74基金 (注1) (86万人)<特別解散を今年度~5年間に予定、加入企業が穴埋め金を30年分割返納> 基礎年金 厚生年金 サラリーマン (1,851万人) 基礎年金 厚生年金 (注3) 3号被保険者 (978万人) サラリーマンの妻 基礎年金 公務員ら (441万人) 基礎年金 共済年金 共済年金 自営業や非正規労働者等 (1,747万人) 基礎年金 国民年金基金 国民年金基金 自営業者・フリーランス (注2) (157万人) 基礎年金 小規模企業共済 小規模企業共済(注1)74基金はAIJ投資顧問事件を切っ掛けに積立金不足が明るみに出た。(注2)退職金積立制度。月額7万円まで掛け金が認められて、所得控除できる。 途中解約可能。不況時の事業保険制度としても有用。 (注3)厚生年金保険料は標準報酬月額の17.12%を労使折半 ・厚生年金基金の事件・不祥事 (朝日新聞抜粋)年月年金基金不祥事 2010. 4 東京都家具 常務理事賄賂690万円 2011. 6 日本鉄リサイクル工業 社保庁OB・業務課長8百万円横領 2012. 2 74基金 AIJ事件で1600億円年金大半喪失 2012.11 福岡県エルピーガス ファンド投資謝礼1百万円理事長受取 2013. 6 北海道石油業 運用契約謝礼理事長250万円授受 2013.11 長野県建設業 事務長が6400万円横領 2013.11 愛知県トラック事業 常務理事・事務員320万円横領 2013.11 17基金 生保投資商品で86億円が消失(*) 2013.12 三井物産連合 運用謝礼に常務理事90万円接待 (*)プラザアセット事件:日本で認められていない営業手法への海外投資。 米国の多くの保険契約者から保険契約を買い取り 保険金を支払うことで、契約者死亡時に 死亡保険金を受け取るというもの。 粗い分析なので、詳しくは厚生労働省等資料に当たられたい。 ★ 厚生年金基金の仕組み:朝日新聞より
Apr 29, 2014
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★数年前のこと、国立病院でVISAカードを出すと、会計担当は少しいやな顔をしたようだ。徐に、小さな読み取り機に移動する。読み取り機が反応しないのか、何度も通して「カードが古くて読み取りできない」とこぼしている。やっと読み取りできたが、小生にはスーパーの会計がやっている仕草とは異なるように見えた。「新しいカードと取り替えるように、カード会社に問い合わせてください」と無愛想な態度で言われたのは、数年前だが最近のように思い出す。★コッソリとスキミングされるよりは遙かにましな話ではあるから文句は言えない。当時は、スーパーに行って、「このカードが病院でおかしいと言われたがどうですか?」と聞いたら、「全く問題はないですよ」、であった。★どうも、病院の器械がおかしいのではなくて、病院の会計の操作法が間違っているのであった。少したつと会計が交代になったから当然の話かも知れない。病院経営は何処も厳しく、元来、現金商売のために現金が欲しいからカードのような「月掛け払い」は採用したくないのだろうと思う。★楽天の社長の頑張りでカード払いを推進してもらいたい。小生は楽天VISAカードも使用するからだ。特に、「薬局でのカード払い」を促進してもらいたいものである。★BSの「馬医」を見ているが、熱血漢の医師は素晴らしい!★本日も、国立病院で1割り負担の外来医療費の少額330円支払いをあえてしようとして、前の客に順番を譲ってやったが、会計に「少額ですので混んでいる場合は現金でお願い致します」、と言われた。もう少し良い読み取り装置を導入して処理を速くして、少額ならサインも要らないようにしてもらいたいものである。小銭を精算する方がずっと面倒であるはずであろう。★絶対と言ってよいほど、現金払い以外を拒否する姿勢であることは明白である。★追加東京都、埼玉県では医療機関情報をHPで公表している。千葉県では、「ちば医療ナビ」で病院、薬局などを検索できる。小生が探している薬局の「カード」払いができるか調べてみる。////////////////「地域」、「薬局」を半角スペースで区切って検索(「」を除く)する。その中で「カード」とあるのを見れば、VISAカードなどが使用できる。小生の通う薬局の店内に全く記載していないが、県HPのちば医療ナビを見ると、当薬局に関しては「カード」マークが付いていて、聴いてみるとカード払いできるそうだ。ただ、「駐車場マーク」もついているが、無いという。当薬局は自分が申請しているわけでなく、また、そのような県のHPがあることも知らないという。つまり、このHP自体はあまり役立っていないかも知れない。なぜなら、カード払いは薬局には資金負担になるからであり、小生の市の薬局では約半数がカード払いができると、県に申請しているにも関わらず店内にはその事実を公開していないのである。★皆さんも薬局や、大病院でのカード払いを有効に活用しよう!会計担当の現金払い促進の宣伝に操られないことである。絶対と言ってよいほど、カード払いが現金払いに比べて遅いはずはない、のである。★
Mar 12, 2014
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★小生が通院している国立病院は数年前からVISAなどでのカード決済を始めている。★病院は、かつては院内処方箋で薬を調剤していたが、現在は外部で調達できない薬を除いて、院外に処方箋を書くという、医薬分業の時代である。★小生のような脳幹梗塞患者では、院内で支払うよりも、調剤薬局で支払う金額が大きい。いまだに調剤薬局の方は現金払いしか選べないが、カード払い調剤薬局がどこかにあるかも知れない。探してみようと思う。★もしかするとドラッグ・スーパー店ではカード払いができるかも知れない。国立病院では、カードを使用するのは小生くらいであり、患者のみなさんは、万札を出してお釣りをもらっている。つまり、ほとんどが現金決済である。★小生はカード払いだと計算が面倒くさくないのと、現金を持ち歩かないですむ便宜、それに後払いだと資金運用が少しは楽になると思っている。★本日、「カード払いは窓口遅延の原因」であるので、「少額の決済は現金でお願いしたい」旨の張り紙があった。カード決済は大口の支払いに限るという趣旨である。しかし、薬局では現金払いであり、病院でカード払いできるのだから、少しでもカードを利用したいので、本日も利用した。会計はカードを器械にスルーし、領収書を印字させて、領収書の上に支払者をして署名させるのである。スーパーでは、「小口ならサイン抜き、大口ならサインあり」と小生は心得ている。★ETCやSUICAなどは「署名」など要らないで、支払者はスイスイと決済できるのに、病院では署名までさせられるのである。SUICAは現金先払いであるから決済には心配なかろうが、ETCはバックには銀行や、カード会社の信用が動いていよう。病院では国民保険証などで本人確認までしているから、改めて署名までさせる必要があるのだろうか。★病院では待ち時間が尋常ではない上に、署名をさせたりする時間が加わるのでは余計であり、むしろ、カード払いで処理を早めるべきではないか。電子カルテ採用で、いましばし、お待たせするかも知れないと、予告しているが、処理を速めるためと、正確さを追求するために電子化しているのではないだろうか。病院だけでなく、薬局もカード化して正確で、迅速な病院通いができる日が来るのを待望する次第。★
Mar 11, 2014
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★・・・「血の通った厚生経済学」の続き・・・今日の新聞によると、東日本大震災の被害を受けたリアス式海岸に住む住民が、巨大防潮堤の建設に「待った」をかけている。★通常の考えでは、津波がくるとそれを防ぐ防潮堤が必要であり、想定される津波の高さ・強さに対応できるものが必要となるから、津波の最大値に対応できるものが望ましいと考えられよう。★津波は瞬時に襲うことは稀であり、到達までの時間はあるので、闇雲に高くするのではなくて、避難する高台までにたどり着くアクセス時間・経路選択などが重要である。実際に津波が襲来する時の「避難の実装」を、ハード、ソフトの両面で考慮した後に、防潮堤の高さ、避難経路を決めるべきであろう。//////////////海が全く見えないくらいの、「最大値の高さ」では、津波の、差し迫った危険さえ判らないし海に出ている人には陸地に上がる方法も判らなくなり、漁民が主体の産業活動や、また、庶民の実生活は破綻しかねない。/////////////予算と、技術などの制約条件の下で、最大の高さを選ぶという古典的な、数学的最大値の選択ではないのである。★「古典的な厚生経済学のいう効用の最大値」を求めるような「理想的なこと」ではなくて、実際の生活の中で、突然に起こりうるかも知れない事態に、漁民の都合や住民の生活も考えながら、多くの人に受け入れられる改善方法を探っていく「方向」を求めようと懸命になっているのが、鈴村氏の厚生経済学の一つの「方向性」であるように思う。★無闇に最大値を求めるのではなくて、改善の極大値を求めながら現実的なよりよい対処、避難方法・場所を模索、実装していくことを考えるべきであると、彼の講演の方向性は、言っていたように、呆けの小生は感じる。//////////行政が上から目線で決定することが公平であるとはいえない。それぞれの立場にある住民の要望をくみ上げて、バランスや重要度なども勘案しながら、よりよい極大値を求めていかなくてはならないことを教えてくれたような気がする。★ ★ ★今日は、小生のパソコンをグレードアップし、小生のパソコンを家内のXPの代用とする作業があるので、多忙である。もちろん小生は、パソコン音痴なので、息子が作業に来る。が、バックアップは大丈夫であったのか多少不安である。★
Mar 1, 2014
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★昨日は東京メトロ東西線の早稲田に出掛けた。友人の私立大学・大学院教授と駅で落ち合い、ドトール・コーヒー店でコーヒー付軽食を食べたあと大隈記念講堂に向かった。少し時間があったので、大隈重信公の銅像を見学して、早稲田大学記念ショップを覗いた後、大隈記念講堂の立派な建物の前に立つた。左手に学生食堂入口があり、その手前に講演の看板が小さく見える。大きな講堂の左手に、小さい、やや丸い石造りの入口が少し沈んでみえて、看板はその前にあるから見えにくい。薄暗い入口の扉は、板でできていて、すこし早いのか中はガランとしていて、歩くとどんどん地下に繋がっている。小講堂と言うから、小さいと思っていたが、300人収用でき、前面の椅子の後ろには、「名前」の銘板が各々に付き、引出型の机が収納され、椅子は折りたたみ式である。もしかすると、銘板は「寄付」をした人の名前かも知れない。地下と言うことを除いたら、立派な映画館のような設備に感じられた。★15時になり、司会者が開始を告げて、鈴村興太郎氏の退官に至るまでの学歴などの紹介と感謝、アマルティ・セン氏からのお祝いなどが披露された。「血の通った厚生経済学を求めて」“In Search for Welfare Economics with Red Corpuscles”が標題だ。★彼の最終公開講義だけの聴講生であり、「大学院の講義」であるから当然に内容は「小生の常識」を越えている。内容を理解するのは困難であり、それを他人に伝えようとしても無理である。では、なぜ、敢えて出席するかと言うと、「門前の小僧」というのがあり、ノーベル賞級の博士の講演を聴いておくと、いつかは為になるのではという「おまじない」のようなものである。★プロジェクターで難しい数式が並んでいるが、数学の勉強ではない。呆けの小生が「感じたこと」を言う。本当は、彼の講義は呆けの小生には「難解」なのだ。何度も説明をしてもらっても判らないから理論でなくて、感覚で理解するしかない。理路整然としているらしいが、小生の頭脳が付いていけない。感覚なら判るような気がする。もしかすると、彼の話は、今時の「ビッグデータ」であって、掴みきれない話しだと思っておこう!★一人一人の効用関数を社会的観点から最大化する、古典的な厚生経済学(=完全均衡という理想的な状態)から、より現実を見つめて少しづつ改善していく(=規範的な組織を現実に実装して、その改善を図っていく)方向に厚生経済学は進んでいるようだ。//////////////理論的な完全均衡だけを狙うと、個人の欲望をすべて民主的に評価することになりかねず、理論構成は不可能となるようだ。勝手な人間もいれば、独占的な人間も居て、「完全均衡」というのは理論的には成立しないのである。無差別曲線の理論構成は個々人では理解できても、すべての人間に適用するには無理があるかも知れないのだ。//////////////例として、飾り付けたアップルパイを子供3人に分け与えるとしよう。親が、大きさを目分量で見て、3分割して子供に与えたとする。公平のようであるが、子供達は平等を望んだのか。デコレーションが付いていたら、お気に入りの部分を望んだのかも知れない。食べたくないから、or肥りすぎだから、今は多くを望まないかも知れない。先験的に親が公平という概念を持ち込んで決定した場合、子供達が民主的に話し合いをして妥協した場合、どちらも同じ結果になったとしても其処に至った「プロセスを大事に扱うことも重要」かも知れないのだ。/////////////このことは、現世代に生きている人達に厚生問題を適用する場合、次世代の人の厚生も配慮しながら現在の厚生を高めたい場合などがあるが、後者の、世代間の厚生を平等にしようとする考えに及ぶべきであろう。/////////////理想を追求するあまりに、最大化理論が、あろうことか、「アローの不可能性定理」のデッドロックに乗り上げたことを反省しなければならない。分業生活で発展してきた人間が、同質性・平等を求めながらも特質性・異質性を少しでも打ち出すことで成長してきたのであり、人間は「DNAから不可能性定理そのものの存在」であることを忘れたのがその「定理」に過ぎない。そもそも矛盾があるから人間は成長してきたのであるのをノーベル賞学者は忘れているようにこの呆け頭は考える。★そのためには、創業期のピグーの考えに回帰して、「改善」=「制度の実装=現実に望ましい規制などを設定してその改善を図る方法」の重要性を説いていきたい、と聞こえた。★鈴村氏の話は難しいが、要点は、//////////////1.社会的評価そのものにかかわり、2.それを「改善の厚生経済学」としてデザインし実装する、//////////////のが、彼の社会評価論・公共哲学なのだろう。★「実装」という言葉は、コンピューターの基盤に電子部品を組み込む工場で初めて聞いた言葉であった。//////////////「ある機能を実際に動作する状態に持っていくための最終段階の作業」とされる。「構造設計」と「実装」は、ほぼ同じ概念を持つ。★カミソリのように鋭い彼の頭の中には、意外とイデオロギー・人種・階層などを超越した温かい人間味が感じられて、また、世代間をも越える考察も幅広さを感じた次第である。★彼の血の通った(=赤血球のある)厚生経済学には、「社会評価・公共哲学」という人文科学の最先端を切り開いているという自覚が漲っている。////////////退官というが、本人もまだまだやり残したことがあるというから、あと10年くらいは頑張るのではないかと思う。呆けの小生が、纏まりのないことを書いてみたが、皆さんには、もう少し経てば新刊書が出版されるはずである。小生にはどうせ理解できそうにもないが・・・期待しよう。★忘れていた。彼の講義が終わって、質問時間も終わってからである。美しい女性が、花束贈呈の式となった。鈴村教授が嬉しそうに花束を受け取ったことを報告したい。冷徹な教授も嬉しいときは嬉しいのであった。ご健康を祈るばかりである。★
Feb 28, 2014
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★「全国ランキング」という便利な比較表を呆けなりに活用してみよう。 国民の福祉政策という観点から、地域別の生活保護世帯の分布Aと、地域に占める生活保護世帯の割合Bを求めてみた。 「首都構想の大阪」がA、Bともにトップである。 大阪府の役割は大きい。橋下「元大阪府知事・元大阪市長」の役割は大変なものであろう。首都・東京都とは随分違った気配りが大切である。 小生は若い頃に、大阪で勤務し、阪神甲子園駅近くの浦風マンションから通勤して、かつての繊維問屋街を通って、堂島ビルまで歩いたことを思い出す。 夕時になるとワーという歓声が、遠くから聞こえてきた甲子園球場があり、そこのテニスコートにも時折行ったものだった。 A:生活保護世帯の全国比(*) 全国合計=127.4万人 100% (全世帯の2.4%である) Highest 順位県名全国比順位県名全国比 1 大阪 14.6 12 鹿児島 1.6 2 東京 13.8 13 青森 1.6 3 北海道 8.1 14 長崎 1.4 4 神奈川 7.0 15 沖縄 1.4 5 福岡 6.0 16 宮城 1.3 5 兵庫 4.9 17 静岡 1.3 7 埼玉 3.7 18 岡山 1.2 8 愛知 3.4 19 茨城 1.2 9 千葉 3.3 20 熊本 1.110 京都 2.9 21 愛媛 1.111 広島 2.2 22 高知 1.1 資料出所:厚生労働省2009年など★B:全国の「生活保護世帯/全世帯割合 %」 (*) 全国平均値=2.4% Highest Rate 順位県名生活保護世帯/全世帯割合順位県名生活保護世帯/全世帯割合 1 大阪 4.8 12 大分 2.6 2 高知 3.9 12 鹿児島 2.6 2 北海道 3.9 14 秋田 2.4 4 青森 3.5 15 和歌山 2.3 4 福岡 3.5 15 広島 2.3 6 京都 3.3 15 神奈川 2.3 6 沖縄 3.3 18 愛媛 2.2 8 長崎 3.0 18 宮崎 2.2 8 徳島 3.0 18 奈良 2.210 東京 2.8 21 熊本 2.011 兵庫 2.7 22 岡山・鳥取 1.9 資料出所:厚生労働省2009年などより
Feb 20, 2014
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★「全国ランキング」という便利な比較表が色々な局面でWEBに用意されている。小生も、高齢者であり、ピンコロリを期待しているが希望通りとは限らない。全国の 介護老人福祉施設を65才以上人口10万人当たり24.1箇所と比較して、千葉県は16.9箇所と 全国44位にある。一位の島根県37.6箇所と比較すると、その45%しかない。 困ったものである。全国介護老人福祉施設ランキング一覧2008年(*) 65歳以上人口10万人当たり:単位=所 全国平均値=24.1所 Best and Worst昇順位県名介護老人福祉施設降順位県名介護老人福祉施設 1 鳥根 37.6 47 愛知 14.5 2 鹿児島 31.6 46 東京 14.5 3 香川 30.9 45 神奈川 15.0 4 秋田 30.5 44 千葉 16.9 5 長崎 28.9 43 埼玉 17.9 5 徳島 28.5 42 大阪 18.0 7 和歌山 27.6 41 福岡 20.3 8 福井 27.4 40 静岡 20.9 9 佐賀 27.4 39 岐阜 21.010 岩手 27.3 38 京都 21.411 山梨 27.2 37 宮城 21.6 資料出所:厚生労働省大臣官房統計情報部★
Feb 19, 2014
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★昨日は町内会の役員会があった。町内の我が班(20軒)は、20年前にはまだ50歳台であったものも、今では70歳台となっている。小生の地区でも、最初に分譲されたときに越してきたものは、すでに90歳の初めである。この立て続けの大雪での除雪には、老体が働かざるを得ない状況にある。★つい町内会長から愚痴が出た。東京都は財政が豊かであるから、都・清掃局職員が歩道を除雪してくれている、という。繁華街などの除雪をしてくれているのだろうか?全ての国道・都道の歩道が除雪されているとは思わないが、まったく町民任せの我が市役所とは大違いであろう。なにせ、小生の都内の友人は、老人フリーパスで余生をあちこちの講演会などに出かけて、知的な楽しみを満たしているのをみるにつけても羨ましい。★東京都は、空洞人口を抱えており、隣県の住民の労働で潤っているに過ぎない。隣県の労働がなければ、首都・東京の機能は成り立たないのである。朝日新聞を以下写経する。消費税でもっとも恩恵を受けているのは東京都であり、今回の消費増税でもさらに恩恵を受ける構造になっている。東京都は、交付金の独占をせず、あまねく各県に平等となるように配分するべきである。所得再配分の機能が民主主義の世の中でも狂っているのを、元厚生労働大臣の舛添新都知事が是正してくれることを期待したい。★<消費増税の自治体別恩恵>朝日新聞★
Feb 17, 2014
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★早稲田大学の公式プレス・リリースとして有名な特任教授・鈴村興太郎氏の退官最終講義が発表されている。★2月27日(木)15:00~17:00講義予定場所:大隈記念講堂小講堂<調べると、東西線「早稲田駅」下車のようだ。>★ 政治経済学術院特任教授:鈴村興太郎講義内容:「血の通った厚生経済学を求めて」★ 世界的な学者が「定年」を迎えることは勿体ないと思う。小生などの呆け老人は「停年」「諦念」であるが、有能な方にはますます先導役となって欲しいものである。★ 小講堂とはいっても300人収用であり、Webでの発表だから、一般人でも聴講できそう(?)である。呆け頭には残らないだろうが、行ってみたい気持になった。合理主義の経済学でも厚生経済学は温かさがあるように思っているが、数式が多いので小生には判りにくい。天皇陛下へのご進講をされた方から万民を厚生に導く最終講義を受けてみたい。★
Jan 31, 2014
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