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/// 寄稿文「輝く女性たち」///
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寄稿者:自由が丘氏
講演者:その3. 六草 いちか さん
昨年の3月に出版された 「鴎外の恋 舞姫エリスの真実」
の作者である。
1962年生。24歳時ドイツに留学を経て居住。
在独ジャーナリストの立場でドイツ情報などを発信。
ひょんな切っ掛けで、森鴎外の小説「舞姫」
(1890年発表)の女性主人公「エリス」の正体を
突き詰める事にのめり込む。
含めて、大好きな小説家である。ただ、この小説の
主人公の豊太郎は、官費留学生の若い身で、ドイツの
踊り子「エリス」に恋をし妊娠させながら、彼女と
別れ帰国。その後彼女はパラノイア、発狂する等と
言う物語。
主人公による恋の顛末の冷酷な対応で、日本女性の
大顰蹙を買うほどの物語でもある。
この「エリス」の正体、、、鴎外の実話か?空想か?
モデルが居たのか?その人物は?「踊り子」「お針子」
「路頭の花」「良家の子女」等など、小説発表後
120年以上種々様々な記述、研究がなされている
「謎」の人物である。作者は、ドイツ在住の立場で、
小説の1字1句を基に、ベルリンの地図、住民票等を、
120年前に遡り、実地検証する。
日本と違いドイツには戸籍制度が無くその作業は難航を
極める。
彼女は遂に、その存在を、マイクロフイルムにかすかに
記録されていた、100年超以前の教会受洗簿にて、
遂に、突きとめる。
1866年9月15日生まれの「エリーゼ、マリー、
カロリーネ、ヴィーゲルト」。
文壇史上の歴史的発見との評価もある。
これらの発見経緯を、淡々と話す。クリスティの名探偵
「ミス マーブル」による、謎解き、朗読会みたいで、
聴衆者は興奮の坩堝に落ち込まされる。
本作品は「エリス」の発見、本人特定で終わるが、
発表後の調査で、「エリスの一生、終焉」が解き
明かされ、来春発売の第2作目で発表されるとして、
講演は終わる。
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「鴎外の恋:舞姫エリスの真実」は去る9月15日に
文教シビックホールで森鴎外生誕150年記念リーディング・
ドラマとして、「斉藤由貴」「小林隆」「ともさと衣」出演、
佐山雅弘のピアノ演奏で発表されている。
ベルリンに在住する、その著作者本人のお話だから
インパクトがあるのは当然であろう。
小生なんぞ、著者の名前「六草」氏を「ろくそう」とそのまま
読むことを躊躇い、「むくさ」「りっそう」などと悩んでいた。
写経での間違いは小生の責任である。
(めいてい君 記)
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