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めいてい君 @ 日本の純資産~過去最大の純資産で円建てでは世界最大 [東京 28日 ロイター] - 財務省は2…

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Jun 22, 2013
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カテゴリ: 中南米地区



黄色の国旗がはためく

陽気なサッカー天国で

100万人規模のデモが

カーニバルのように

巻き起こっている。



「秩序と進歩」を

国是とする国であり、

暴動と言うよりも、

今の所は「お祭り騒ぎ」

程度であろうと思ったが、

群集心理が働き

いつものカーニバルとは

様相が異なりつつある。



ブラジルの国土は膨大であるが、

ジャングルや

大河が多くを占め、

いくつかの都市に巨大な人口

が集中している。



宗教的にもキリスト教が9割近く

(カトリック3/4)を

占め、アフリカのように

イスラム教の過激派の脅威は

存在しない。



しかし、大都市にはスラム街が多くあり、

麻薬が横行し、治安は良いとはいえないようだ。




初の女性大統領・ルセーフ大統領の下で、

世界経済の減速を受けながらも、

比較的順調に経済運営ができてきた。

「サッカー・政治・宗教について口論してはいけない」

いうのがこの国の「格言」であるが、

このところ政治に関して「公共料金値上げ」を

発端にデモが発生した。



このところブラジルはイベントが多い。

サッカーでw杯の前哨戦の

「コンフェデレーション杯」を今年開催し、

W杯を来年開催予定で、

2016年にはオリンピック

の開催国となる。



大国であるが、あまりにも巨大な大会開催を

2つも引き受けた「ツケ」が、

実体的よりも、まず「精神面」で

政府、国民の生活実感を締め付けてはいないだろうか。

 ・・・・・・・

2011年~2014年までに進行中のPAC2

(成長促進プログラム第2弾)では

9,550億レアル(約37兆円)のインフラ整備の計画で、

初年度には15%の投資が

行われた。

参考:

<PAC・・2007年~2010年では6,460億レアル>

<PAC2・・2014以降では 6,314億レアル>

W杯のイベント を行うために、

スタジアム建設・補修、都市交通、

宿泊施設、空港関連プロジェクトなど

投資1,087億レアルが予定されている。

オリンピック開催 向け

インフラ投資として、221億レアルが

予算化されている。

(野村アセットマネジメント・「ブラジル関連情報」)


 ・・・・・・・





この国の名目GDPは2011年41,430億レアル、

2012年44,025億レアルである。

名目GDP:世界6位で2兆4,929億米ドル(2011年)

GDP構成:サービス業67%,鉱工業28%,農林水産業5%

輸出:2,560億ドル(2011年)

輸入:2,262億ドル(2011年)

一人当たり名目GDP:世界54位で12,789米ドル(2011年)

物価上昇率:5.28%(2012.9)

失業率:5.4%(2012.9)





・・・・・・

当初計画では、古い設備を使う予定であっても

欠陥が見つかって予算が膨らんでおり、

たくさんあるスラム街(ファベーラ)の立ち退き問題も

難航しているなどで、

また、外国からの旅行者を収容できるホテルが不足する

などの問題を抱えている。



IOCも治安と工事の遅れを懸念している。

地元では、犯罪多発地域でのパトロール強化を行い、

国内12都市での空港、道路、公共交通機関などの

整備により北東部・内陸部の開発に取り組んでいる。



2大スポーツ大会の経済効果は

5兆円にも上ると試算されている。

貧富の差はあるものの、この国では

若者を含めた失業率は問題となって

おらず、賃上げも実地されており、

年6.5%のインフレを引き起こし、

今回デモの口実となった

バス・地下鉄の運賃値上げも

こうした中で起こっている。



現大統領も、嘗ては

ゲリラ組織に身を投じており、

デモへの理解(*)はあり、

大統領支持率が低下したとは言え、

良いが55%、

普通が32%、

悪いは13%である。

(大統領はデモを

民主的な力と若者の意欲を示すもの

と述べ、石油収入をすべて教育に充てること、

外国人医師導入で医療態勢の拡大を図ること、

W杯への出費の明確化を国民に

約束している。)




大統領は

日本での安倍首相との会談に

出発しようとする時点で、

残念ながら

大規模デモが発生し、

大事を取って出国を延期した。

★ ★ ★

長期的見地でみて、

大規模プロジェクトを

遂行できればインフラ整備と、

大きな派生効果が

期待できる。

短期的には、

資材不足、人材不足などで

インフレが発生して、

貧困層を中心に生活は苦しくなる。



しかし、考えようによっては、

日本のような、デフレ経済国なら

願ってもない好機である。

ブラジルのようなインフレ経済では、すこし様子が

違うのであろう。

立場の違う両首脳が会談すれば、

お互いの長所・短所がよく見えて、

良い方法がキット見つかるはずである。

安倍首相が訪問する方が

良いように感じる。







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Last updated  Jun 22, 2013 05:45:14 PM
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ブラジル上院、大統領弾劾の是非問う投票へ CNN News  
めいてい君  さん
ブラジリア(CNN) ブラジル上院は11日夕、ルセフ大統領への弾劾(だんがい)手続きをめぐる審議を始めた。投票は12日朝に行われる予定で、賛成が反対を上回れば弾劾裁判が始まることとなる。大統領は180日間の停職となり、8月に開催されるリオデジャネイロ五輪にも大統領として出席することはできない。地元紙によれば、上院議員81人中50人が弾劾手続きに賛成票を投じる意向を示しているという。だがルセフ大統領は10日、辞任はせずに戦う考えを表明。「私はすべての力を振り絞り、ありとあらゆる手段を使って戦うつもりだ。私にとって、任期は(満了となる)2018年12月31日まで続くということをはっきり言っておきたい」と述べた。ルセフ大統領の支持者は各地で弾劾手続きは「クーデター」だと非難するデモを行った。サンパウロで10日に行われたデモでは、支持者たちがタイヤに火をつけ、道路を封鎖した。また、カリェイロス上院議長は11日朝、「票は投じない」と発言。議長としては中立の立場を選ぶ必要があるとしつつ、弾劾手続きは「危機の源」で賛成できないとの考えを示した。カリェイロス氏は「私は一貫してこの手続きが上院に送られてくるのに反対してきた。この弾劾手続きは歴史に非常に深く根ざしており、簡単に結果が出せるようなものではない」と述べた。ルセフ大統領の弾劾を求める動きは昨年、当時のクーニャ下院議長が起こした。再選のかかった2014年の大統領選挙を前に、国営銀行から資金を借りて国家財政の赤字を穴埋めし、社会福祉政策を行ったのは違法だというのだ。ルセフ大統領の停職期間中はテメル副大統領が職務を代行する。180日の間に捜査が行われ、11月に弾劾手続きは上院の特別委員会の手に委ねられる。大統領には20日間にわたって自己弁護の機会が与えられ、特別委の投票を経て上院本会議への投票が行われる。ここで3分の2が弾劾を支持すれば、ルセフ大統領の失職が決まる。カルドザ司法長官と、下院のマラニョン暫定議長は弾劾手続きを阻止しようとしたがかなわなかった。カルドザ司法長官は、権力の乱用によって弾劾手続きを操作したとクーニャ前下院議長を非難し、10日に最高裁に弾劾審議の無効を申し立てた。司法長官は訴状の中で、「彼(クーニャ氏)は恥知らずにも、大統領や大統領の率いる政府、党への報復のために行動した。明らかな復讐だった」と述べた。最高裁は11日、この申し立てを却下した。CNN News 2016.5.12 13:39 JST (May 12, 2016 04:22:54 PM)

ブラジル暫定政権発足…テメル氏、大統領代行に  
めいてい君  さん
ブラジルのテメル副大統領は12日、弾劾に問われているルセフ大統領が職務停止になったことを受け、大統領代行に就任した。テメル氏は大統領府で同日、就任後初の記者会見を行い、「わが国は過去最悪ともいえる深刻な経済危機にある」と述べ、経済再建に最優先で取り組む考えを示した。テメル氏は、失業者が1100万人に達し、物価上昇率もほぼ2桁という経済状況に危機感を表明。暫定政権を「救国」のための政府と位置づけ、「景気後退を何としても食い止める」と決意を述べた。経済再建に向け、組閣では、財政規律を重視し市場からの信頼も厚いメイレレス元中央銀行総裁を財務相に起用した。一方、停職となったルセフ氏は12日、大統領府を離れる直前に記者会見し、「私は間違いを犯したかもしれないが、罪は犯していない。最後まで戦う」と辞職を改めて否定し、徹底抗戦する構えを強調した。読売新聞 ブラジリア=吉田健一 2016年5月13日12時31分 (May 13, 2016 07:22:45 PM)

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