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クリミヤ戦費捻出で帝政ロシアが
米国に購入して貰った「アラスカの現状」
のまとめ。
★
アラスカはロシア人が毛皮狩猟のために
闊歩した時代があったが、乱獲で海洋動物が
激減して、遠隔地でもあり毛皮事業が成立できない
状況に追い込まれていた。
1867年の米国への売却時には、購入した米国務長官は
「巨大な冷蔵庫を買った男」と揶揄されたほどである。
★
その後に、金鉱の発見で豊富な資源地として脚光を浴び、
冷戦時の国防上重要地となり、先の米国務大臣の人気は
あがっている。
★
ゴールドラッシュ時代以降の人口増が大きく、
現在の人口71万人の内訳を見ると、
白人66.7%のうちロシア正教徒は7% である。
★
アラスカでは先住民は6部族以外は保留地で
米国の援助で生計を立てており、
ロシアへの帰属問題は起こりえないだろう。
ロシア正教徒は5万人にすぎないから
「共同通信記事にあるロシア帰属10万人署名」 も
難しいものと思われる。
むしろ署名を嘆願すること自体、意味がないことになりかねない。
杞憂となる記事につい囚われたようだ。
海外に移民した自国の元国民が居住権を主張するならば、
その移民先の国の永住権を取得することで
当該国の国民として
貢献すべきではなかろうか。
故国の核心的利益に惑わされることは
移民の目的外行為として
移民先から敵視されるかも知れない。
★
| 項目 |
説明 |
|---|---|
| 購入金額 |
720万ドル |
| 陸地面積 |
1,481,346平方km(全米1位)テキサス州の2.5倍、日本の4倍 |
| 購入単価 |
約5ドル/平方km |
| 現在人口 |
71万人(2010年)<cf.1880年は3万3千人> |
| 人口密度 |
0.4人 |
| 州都 |
ジュノー3万人 |
| 最大都市 |
アンカレッジ29万人(都市圏38万人)、フェアバンクス10万人弱 |
| 州知事 |
シーン・パーネル |
| 人種 |
白人67%、先住民15%など |
| 言語 |
英語85%、先住民語5%, スペイン語3.5% |
| 宗教 |
福音派教会員7.8万人、ローマカトリック 教会員 5.4万人、プロテスタント・メインライン3.7万人。単独宗派では ロシア正教会5万人、 モルモン教3万人、南部バプテスト教会2万3千人など |
| 最大標高 |
6,194m(マッキンリー山=デナリ山で北米最高峰) |
| 平均標高 |
580m |
| 国有地面積 |
65% |
| 産業 |
石油・天然ガスの一大生産地。米国原油生産の1/4を担う。 アラスカ横断パイプラインは日量211万バレル(日本の石油消費量の半分)を油送 |
| 金鉱山歴史 |
1880年ジュノーで金鉱山発見、1898年以降ユーコン、ノーム、フェアバンクス等で大規模金鉱脈の発見でゴールドラッシュ時代を迎えた。現在は、米国ネバダ州に金の主産地を譲る。 |
| 国立公園 |
デナリ国立公園、グレーシャーベイ国立公園など |
| 自然保護区 |
ラッセルフィヨルド |
| 文化遺産保護区 |
ミスティフィヨルド |
| 土地所有 |
国有地65%が大半で、州有地、先住民族共同体が残りのほとんどであり、民間事業者の所有は約1%と、先住民を除いて民間所有地は微少である。 |
| 過去最高気温 |
38度C |
| 過去最低気温 |
マイナス62度C |
| アラスカエスキモー |
もともとは狩猟民族のアラスカ・エスキモー(イヌイットとは別部族)は衣食住援助・地下資源所有権引き替えに「保留地」を受容、移動を破棄。 観光用以外は犬ぞりを使用せず、スノーモービルが主流。 |
| 保留地 |
米国連邦政府認定の部族が連邦条約の下で村落単位に保留地に居住。6部族が認定を拒否されており認定を要望中。 |
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