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昨日は「自由が丘氏の寄稿」を紹介しました。
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以下では、めいてい君が、すこし地元の説明をします。
四国の紀行文に出てくる「窪川高校」は
県立高校で小生の母校です。
前身は県立農業・林業科高校で、
普通科を併設していましたが、進学高校ではありませんでした。
地元では、商業・工業高校は須崎市や高知市の商業・工業高校、高専へ、
県内外の大学進学を目指すなら高知市の土佐高校などの私立進学高校
を目指すのが常識でした。
小生は、勉強は好きでなく、愛犬との山歩きが好きな田舎ものであり、
その常識さえ知りませんでした。
世間の受験生との接点は、通信教育の「増進会」添削くらいのもの
でしょう。 (増進会の愛称はZ会、現在はZ会です。)
養蚕のため屋根は低く、とても暗かったのを覚えています。
当時の運動場は、硬式野球には狭くソフトボールとサッカーの
グランド、校舎の間には軟式庭球コートが遠慮がちにありました。
なぜか講堂だけが立派にみえました。
昔のことであり、現在はコンクリートの立派な校舎が並んでいます。
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自由が丘氏は、わざわざ旅の途中で立ち寄ってくれ、
写真を送ってくれました。
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当時は蒸気機関車が走り、土讃線の終点が窪川駅でした。
道路事情も悪く、九十九坂のような坂が続いて、
運転手泣かせであり、
美空ひばりさんもバス転落事故で
怪我をしました。
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現在は、予土線が伊予の宇和島に向けて繋がり、宿毛市に
向って(四万十市)中村を通る土佐くろしお鉄道が延びています。
予土線には日本一暑い夏を記録した(四万十市)江川崎駅や、
「四万十大正あゆまつり」で賑わう四万十町などがある。
高速道路も本四連絡橋から高知市を経由し、 窪川まで 延伸しており
中村や足摺岬までの路は随分と立派になっている。
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(四万十町)窪川は四万十川のはるか奥の中流にある。
高南台地という、長曽我部元親が開墾した「仁井田郷」の中心で、
昔は大雨や台風の時には、高地であっても「窪地」のために
上流・下流が交錯し、中流でも逆流があったようです。
★
四万十町の物産をあげましょう。
1.仁井田米:高南台地の昼夜の寒暖差が米作に好条件をもたらします。
窪川地区の「香り米」は米の味をいっそう引き立てる名脇役です。
(ただし、小生は昔「香り米」を入れすぎたせいかどうも苦手なのです。)
2.ピーマン:窪川興津地区(峠を下り海辺にある)の施設園芸の2割
3.窪川大豆:有機肥料使用。味噌、豆腐作り
4.窪川豚(ポーク):県内1位。道の駅「あぐり窪川」で「豚まん」はジューシー
(安くて美味しい!)。
5.四万十天然鮎: 「ゆうぱっく」で全国発送可能。
四万十川上流淡水漁業協同組合 Tel:0880-22-1673
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沈下橋とは台風時の洪水で水に流されない工夫
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「生姜」(=ginger)の大生産地なので、捕捉します。
<農協の資料から>
高知県は、国内で最も多く「露地しょうが」の生産を有してます。
中でも窪川地域は肥沃な耕地と、濃霧の発生、夏場の多雨など、
良質しょうがの栽培に適しているうえ、生産基盤が整っていることから、
県内最大のしょうが産地となっています。
しょうが栽培への取り組みは、稲作の減反に伴う、転作作物として導入が進み、
1970年代にピークを迎えました。しかし高齢化や、中国を中心とした
輸入しょうが急増に起因する価格低迷などから、現在は現状維持、
又はやや減少傾向にあります。
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続きは明日にします。
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おっと、野菜で紹介したいものが残っています。
酢の物として絶品なのですが、
小生は東京では全く見かけません。
「りゅうきゅう」という「はす芋」の一種です。
雨の日には傘代わり?で、
「葉っぱに浮かぶ、きらきらと輝く、水滴の移動が面白い」記憶があります。
「茎」が沢山の細胞で出来上がっているような、
大変軽量型の作物で、 斜めに薄く切ると見栄えが良く
魚肉を酢の物にするのに好都合です。
「シャキシャキ」感が涼味を増して嬉しいです。
飲み過ぎ、食べ過ぎないように!
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