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公的機関の「公共料金」が3倍になることが
ありえるであろうか。
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「公共料金」というのではなく、「 公共施設の利用者負担(*) 」の概念
であるから、「利用しない市民が、(利用者以外の負担を)税という負担」で
補填するのは当たらない・・・
利用料は、利用者のみが負担すべきであるというものである。
< (*)公民館、動植物園、スポーツ施設など52施設の使用料金 >
//////
これは、個人的な目的で施設を利用する場合には言える論理である。
民間施設との競合もあるのだから値上げしても良いだろう。
しかし、我々高齢者達が、団体で利用できる市民テニスや、
若い人も参加できる早朝市民テニス、地域スポーツ振興を目指す団体についても
3倍に一挙に値上げするのは、どう考えても間違った地方行政のような気がする。
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これらの団体は、施設を共同で利用し、多くの老若男女の健康を守るために
指導者を配して社会に寄与している。
個人の娯楽のための利用ではなく、さらには、
運用面でも関与している。
たしかに、値上げとなっても個人レベルでスポーツ施設を利用する場合に比べると
そこまでは高くないかも知れない。
しかし、個人申し込みや、市民団体の利用に配慮しないで一律に3倍値上げする
のは自由競争社会では当たり前でも、福祉社会を目指す市としては
相応しくないようにおもう。
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市民団体は早朝には公園であるテニスコート周辺の清掃を行い、
コート周りの草を引き抜き、ハードコートのヌメリの原因の苔を雨天時に
こすり取ったり、コートフェンスの壊れたところを補修したりもする。
このように自前で維持補修協力を行っている部分もある。
先日も雨天後のスイーパーの器具が壊れかけていたので修理しようとしたが、
車輪留めのワッシャーがすり減り、交換を薦めたくらいにコートの維持補修に
気をもんでいる。
市は3年後にスポーツセンターを移転する予定であり、
現在の設備にはあまり興味がないかも知れない。
しかし、一大移転を構築するくらいの予算があれば一挙に3倍も
利用料金を上げなくてもいいのではないだろうか。
少なくても市民団体の健康目的の利用においては、市民の健康増進で
医療費の市負担額は減るであろうし、老人の介護費用も先延ばしできるであろう。
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話はかわるが・・・
ギリシャ政府はEUと協力関係がギクシャクしている。
ギリシャは1995年には ジニ係数 が日本より高かったが、
高所得者などに対するEUからの締め付けもあったのか、
2010年には低くなった国である。
( 税・所得再分配後のジニ係数 で見た場合である。)
この財政赤字の国は、日本よりも相対的な不平等が少なくなり、
大半が「より平等に貧しさの厳しさ」を感じているかのようである。
この国では、チプラス首相が、詭弁とも取れるような、
対内的にはEUの締め付けを押さえさせるような「諸要望」をアッピール、
対外的には、経済移民に批判的なEU諸国のなかで、伊と共に
地中海難民を救助するなどの抜群の人権貢献などを訴えて、
自国民の福利厚生を守ろう
呆けには思える。
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ギリシャでは、当該市のような3倍もの施設利用料金の
一律値上げは通るまい。
すくなくても、貧困者や、高齢者、市民団体などの利用には
便宜が図られるだろう。
なんせ、ヨーロッパ文明以前の「古代文明発祥地」であるから、
施政者は何回も行政方針を判断するべく施政者選挙投票を
行うのだろう。
当該市では、住民投票や市長・市議会選挙も行われずに
「3倍もの値上げ議案」が通っている。
やはり、 ギリシャの方が民主的直接選挙主義的 なような気がする。
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「公共的」な料金の「大幅な」3倍値上げは、
住民投票とするような条例が有ればよいと思う次第。
「利用者負担」というが利用者が不特定な住民団体で
自由参加であるから公共的と見るべきであろう。
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言いたいことは、社会的公正な福祉厚生を目指す市としては、
「 市民団体利用 」には3倍でなく、1.5倍とか
差を付けるべきである。
次の選挙があると言うが、既成事実化してしまう恐れもあろう。
呆けが脱線して仕舞ったようである。
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