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めいてい君のブログ

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Mar 20, 2020

米国の諸問題を一括表示　（Tsunami氏） & COVID情報世界7ヶ国の感染者が各1万人越え、世界の死者が1万人越え

カテゴリ： Tsunami氏寄稿、SCRAP記事、写経・感想など

☆

賢明なる諸兄へ

　　　　From Tsunami氏

「１」後期高齢期を迎える
　　米ドル基軸通貨体制

　日経朝刊コラム「オピニオン」に、
「 基軸通貨７５年　ドルへの不安 」
と題する記事があり、
基軸通貨としての米ドルの現在の立ち位置と
中国デジタル人民元とを対比させる
論評が掲載されていました。

　米ドルが
現在の国際金融体制の基軸通貨となったのは
１９４５年（昭和２０年）の
ブレトンウッズ協定の発効によるもので、
爾来７５年、が経ちました。
　しかし、
米ドルの基軸通貨としての役割は現在も大きく、
世界の金融市場におけるドル建てシェアは
貿易のほぼ半分がドル決済で、

①各国の外貨準備

②証券発行額

③新興国の対外債務の３分の２

等々いずれも ドル建て であり、
さらにはドルを国内で普通に流通させている
新興国も多い、とのこと。

　しかし、 中国が成長 し、
通貨の購買力平価ベースの国内総生産（ＧＤＰ）で
米国を逆転し、２０３０年には市場実勢ベースで
米国を抜くとの予測 もあるそうで、
中国人民銀行がデジタル通貨を発行する、とすれば、
米国の影響下にある現在の国際的な銀行ネットワーク
を通さない、「デジタル人民元経済圏」が拡がり、
通貨覇権を狙う「ドルへの挑戦 」ともみられている由。

　結論として、
論者の見たては、デジタル通貨論議が
「ドル支配への挑戦」という文脈で語られる底流に、
「 米国の経済運営は適切か？… 」という危惧がある、
ということのようです。

「２」米大統領選後のアジア

　3月７日の日経朝刊「オピニオン」に、

シンガポール国立大学リー・クワンユー公共政策大学院

のジェームズ・クラブツリー氏が米大統領選後について、

「Asiaを読む」とする寄稿をしています。

　准教授によれば、アジアではトランプ大統領の再選が

地域の安定と米国との関係の将来にとって何を意味するか、

深く考えられていないと見ています。

准教授は、

新型コロナウィルスの感染拡大が

多国籍企業の中国製部品への依存を浮き彫りにし、

トランプ氏は中国との経済的な相互依存関係の危険

について認識を新たにする 、と見ています。

　さらに、 トランプ氏は他国との同盟関係を、

他国による「たかり行為」とみなし ているふしがあり、

トランプ氏が大統領に再選されれば、

アジア問題の解決者ではなく、

問題を作り出す国にかわるかもしれない、と書き、

トランプ大統領再選がもたらす結果について慎

重に考える必要がある、と寄稿しています。

「３」米大統領選とコロナ危機

日経朝刊コラム「オピニオン」に藤井彰夫論説委員
（昭60早大政経～日経新聞）による時評でも
似た論調を寄稿しています。

　トランプ大統領は、コロナ危機に対する危機認識
の甘さや専門家との見解の違いを批判された末、
株価の急落を受けて先週１３日の緊急テレビ演説で
「政治や党派対立は横に置いて１つの国家、
１つの家族としてまとまらなければならない」と、
「大統領らしく」訴えたが、
これがまたかえって厳しい批判にさらされている由。
民主党の大統領選有力候補バイデン氏 は、
「トランプ氏は静かにしていて欲しい」と
トランプ氏の危機対応を批判 している、とのこと。

①トランプ政権の経済・金融危機の管理能力に
　　対しては最近の金融市場が動揺し不安が生じている

　②従来の米政権には危機の火消し役になる顔がいたが、
　　トランプ大統領への苦言を辞さない専門家らを排除
　　してきたので、今後の危機対応でそのツケが回って
　　くる

　③また、従来の危機では米国はＧ７、Ｇ２０、ＩＭＦ
　　などを主導し国際的な危機対策網を築いてきたが、
　　トランプ政権下ではこれらの多国間協調や国際機関
　　を軽視。

　④自国優先を掲げるトランプ政権は、コロナ問題でも
　　欧州や中国との亀裂を深めてきた。

　⑤さらに、トランプ大統領はオバマ政権下で実施した
　　医療制度改革（オバマケア）撤廃を主張し、疾病対
　　策センター（ＣＤＣ）の予算を削減してきている。

　こうした米国内外の見地から、
今回の危機は１１月の大統領選で再選を目指す大統領選
にとって、試練になるとみています。

from　Mr.Tigers

今回のコロナウィルス蔓延の危機は　
長引くほど経済に大きな影響が出てきます。
　米国の大統領選挙も
トランプ氏が、必ずしも有利ではなくなりました。

　どうなりますか。
　老人にとって　興味が段々大きくなりました。
　脳の活性化には良いのでしょうか。。。

　本日貴兄の指摘するポイントは　
もっともだと思います。

☆

＜めいてい君の追加欄＞

１． 寄稿者のファイルは「PDF形式」
　　なので
　　Tracker社のPDFXCViewerなどで
　「JPG形式」に変換してあります。

２．＊文字が見辛い方は、

（１）．PCでは
　　　「CTRL」＋「＋」を押して拡大
　　　　できます。
　　　　3回で十分です。
　　　　あとで、「CTRL」＋「０（数字）」を
　　　　１回押して、元に戻してください。
（２）．スマートフォンでは、
　　　　二本指で拡大できます。
（３）．「HAZUKI ルーペ」なら問題なし。

３．Tsunami氏が米大統領が抱える諸問題
　　を矢継ぎ早に発信しましたので
　　ここに纏めました。

４．COVID感染者数
・Reuters　3/20 11:00

　　　　国名　　　　　　死亡率
１．中国・・・・・・4.0%
　　２．イタリア・・・・8.3%
　　３．イラン・・・・・7.0%
　　４．スペイン・・・・4.6%
　　５．ドイツ・・・・・0.3%
　　　　　ホームドクター（Hausarzt）制度
　　
　６ ．米国・・・・・・1.4%
７ ．フランス・・・・3.4%
　　が感染患者1万人越え