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Bloomberg
米CPIコア指数、3ケ月連続で同率の伸びー
インフレ抑制朝踏み
Molly Smith
2024年11月13日 22:43 JST 更新日時
→
総合CPIは前年同月比2.6%上昇、3月以来の伸び加速、
→
住居費は0.4%上昇と9月より大きな伸び、帰属家賃も
0.4%
上昇
米国のインフレは10月も引き続き堅調な伸びを
示した。
<キーポイント>
●変動の大きい食品とエネルギーを除くコア消費者物価指数
(CPI)は前月比0.3%上昇-3カ月連続で同率の伸び
●市場予想に一致
●前年同月比では3.3%上昇-予想と一致
●総合CPIは前月比0.2%上昇-4カ月連続で同率の伸び
●市場予想に一致、
●前年同月比では2.6%上昇-予想に一致
●3月以来の伸び加速
ブルームバーグの算出によると、コア指数は過去3カ月
の年率ベースでは3.6%上昇し、4月以来の高い伸びとなった。
エコノミストはインフレトレンドの指標として、
総合CPIよりもコア指数の方が好ましいと見なしている。
総合CPIの前月比上昇率の半分以上は住居費が占めたと、
統計発表元の労働統計局は説明した。
インフレとの闘いが足踏み状態となっていることを
今回の数字は浮き彫りにしている。
インフレは全般的には下方傾向をたどりながらも、数カ月に
わたって横ばいで推移することもある。
財の価格が過去1年にわたって低下した後、上昇し始めており、
住宅コストは堅調な伸びが続いている。
自動車保険は小幅に低下したが、2022年の年初以降では
2度目のマイナスにとどまり、消費者の負担が軽減するには
至っていない。
米金融当局は今後数カ月にどの程度速いペースで利下げを
すべきか議論を進めている。
強い消費や経済成長も踏まえると、今回のCPIを受けて
当局は慎重姿勢を維持する見通しだ。
労働市場が冷え込みつつある中、インフレの鈍化が
当局の利下げ論拠の重要な要素となってきた。
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