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2008年05月21日
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カテゴリ: カテゴリ未分類
息子はもちろん娘だってもうとっくに私のブログなど読んでいないだろうと高を括っていたら、読んでいたらしい。心配のメールが入った。
だからと言うわけではないけれど、安心召されの日記を書こうと思う。
お日さまにしたたかにあぶられたので、エネルギーの供給がなされたのか。

ものは考えよう、である。
これが結論。全く、適当にお書きになっているやもしれぬ内田大明神のブログをちら見したら、そういう結論になった。
妄想性人格障害に限りなく近い(と私には見える/この私が精神を病んでいると仮定すると、この見立ては誤りとなる)夫と、何のご縁か暮らしている。
もしかしたら、加齢とともに認知機能が衰え…、という可能性もある。これも私の見たて。私の精神が正常か異常かは、自分には分からない。夫は私が「病んでいる」と言う。

昨日の午後、友人達が夫のバラを見に来てほめ讃えてくれたので、バラ=彼の自尊心が満たされることとなり、おとといの強ばった身体と顔から緊張が解けた。
まあDVの理論からいくと、当然の成り行きだけどね。高まっていた緊張が大爆発で放出されたので、おとなしくなっただけのことである。

おやおや、具合悪くなった原因はなんだとお思い? 他人事みたいだよねあ。
晩ご飯も簡単にとテーブルに並べる。こんなときは文句など皆無だから安心して。「今朝もお昼もろくろく食べてないんじゃないか」と心配そうな老夫。食べられないようなったのは何故だったかしら。と心の中で突っ込みつつ、とにかく寝たい。早々と床に就き(「今夜はボク、ここで寝たいんだけど」「いいんじゃない?」私もとりあえずのやさしさで応える)、爆睡した。昨日の午後6時半ころから今朝の6時半まで12時間たっぷり。さすがに疲れの8割はとれた。
朝目覚めると、「ん? 起きれるの」とまたまた優しい声。夫はいつものジェントルな男に戻っていた。
今日はバラの先生と(最近タッグを組むことになって誠に仲がいい。共通の敵が出来たのである。男たちが組織を作る過程、牛耳っていくプロセスがよく分かる)お出かけなのでご機嫌のようだ。昨夜、半ば眠っていたが、かかってきた電話を聞くともなく聞いていると、「いや、家内が具合が悪くてね、今も寝ているんですよ。だからちょっと拾ってくれませんかね」と、その先生にアッシーくんのおねだりをしている。おお、他人に物を頼むのは大嫌いなのに。しかも私は明日も具合が悪いことになっている。こうやって彼は便宜的なウソを適当について自分に都合の良い状況をつくっていくんだな。さすがキビシイ競争の中、社長にまでなった人だ。組織の中で他人をけ落としていく能力は半端じゃないことがよく分かる。私など赤ん坊同然だ。
その話になった。
「あんたも一緒に行く?」
ほう、一応、聞くんだ。
「いや、私、今日は遠慮しとくわ」
電話で言ったのと微妙に違う文脈で夫が語るので、私は言ってやった。
「あ、昨日の電話、聞こえてたよ」
「起きてたのか」といやーな顔。「いや、今日もあんたは具合が悪くて運転するのは無理かなと思ってね」

「あ、そうだったね」夫、あたふた。「思いやりだよ。運転は大変かなという」
ああ、登場した「思いやり」。
はるか昔、彼が嫉妬妄想で勝手に怒って私を責め続け、その間違いが立証されると必ず彼はこう言った。「思いやりだよ、思いやりがほしいんだよ」私に思いやりが足りないという結論になる。
嫌味のひとつも言ってやれ、と私は思う。
「ねえ、私が、どうして具合悪くなったと思ってるの?」

「そうやって、いつもいつも人のせいにする。病んでるよ。病気だよ。いつまで被害者やってるんだ」
おう! これか。私が自ら「もう被害者はやめる」と宣言したことを逆手にとられた。
私は言いたい。私が被害者であることをやめるといった中身はこうよ。
妻が夫から離れると夫は嫉妬妄想を起こして爆発する、という被害「妄想」(とあえて言ったんだけど)をストップさせることにした。この妄想から恐怖が生まれるのだから。もう、これからは自らの想像で恐怖心をあおることはしないよ、という宣言だったのだ。
しかし、おととい私が感じた恐怖は、妄想、いや正しくは想像によって生み出されたものとは少し違う。いやおおいに違う。
肌で、皮膚で感じるリアルな恐怖だった。「怖い。だから、同じ部屋で寝ることはできない」と言った。それには夫も同意して別室で寝た。
私の呼吸もすべて、彼の周りに張り巡らされた強固なバリアで跳ね返されてくる。こんな緊張状態に堪えられない私の弱さも確かにあろう。しかしこの破壊力は、豹変した彼と遭遇してみなければわからないだろう。
空気を伝ってくるいわく言いがたい恐怖、というものは確かにあるのだ。
夫が私を殴ったとか、椅子を投げつけたとかの「爆発」なら、分かりやすい。他人にも理解してもらいやすい。
しかし、これほど私がダメージを受けるような行動は、実際にはなかった。
罵る、これは当然ある。
「うそをつくな。ごまかすな。本当のことを言え。素直になれ」と言い募った。これに私がヒステリックに反応した、と彼は言う。「うそもついていないし、ごまかしてもいない。本当のことを言えって、何を言わせたいの?」と必死に抗弁するいつものパターンに陥る。いや、いつもの、ではない。この日は久々に強いダメージを受けた。あの、水をかけられ、鉄製の椅子やアイロンが飛んできた事件以来である。ぐったりと全身のエネルギーが消費しつくされた状態になった。
あの時のように物が飛んできたわけでもないし、激しい言い合いも長時間にわたったわけではない。では、なぜこんなに消耗したのか。私が弱っているのか。
最近の私たちの諍いは、彼の無言の圧力に対して私の反撃がかなり力を持っていたようだ。彼は「ごめん」と謝ったりもした。しかし、今回の爆破力はすごかった。嫌がらせの毒が半端じゃなかったのだ。その毒の挑発に私が乗ってしまったのか。自分ではよく分からない。今回のようなダメージを再々受けるようなことがあるなら命がもたない、と思うほどの打撃だった。
一点だけ、救いがある。
私がヒステリックになっているから話ができない、と彼が言う。
「じゃあ、その私がウソをついていてごまかそうとしていると決めつけるのはやめて」と私は言った。決めつけとか思いこみが「病」の兆しだと私が話したことが効いているのか、彼はその「決めつけ」をやめた。おかげで、私は少し落ち着いた。こうして書いていると、自分では見えなかったことが表れてくるような気がする。まだ、よく分からないけど、書き残しておくね。

「あなたの顔が目(大きくてぎょろりと睨んでいる)が怖い、顔が黄色くなってる」と恐怖のさなか私は言った。そのことを気にしたらしい。
今朝、夫に「病気だ」と言われて「そうなった原因を反省もせずに、私を勝手に病人にして自分はいたわる夫というストーリーにしてしまってるじゃない」と返すと、彼の反論はこうであった。「あんただって顔色が悪いとか、人を病気にしようとした」。大いに道筋がはずれた話になる。
「私が具合が悪くなったのを、私が心が病んでいるせいにするのはやめて」私はなおも言う。「あなたとのトラブルがなければ、私は具合が悪くなんてなっていないの。自分が仕掛けた喧嘩なのに、反省もしないで、妻が病んでいると責めるの」
そう、夫はトラブルの発端が何であるかを、あえて「忘却」しようとしている。
彼の毒入り嫌がらせが始まりだったのだ。
しかし彼はその「毒」などないと言い張るだろう。ただちょっと「サルサは腰を振って踊るあれだろう」と言っただけなのに、妻が過剰反応した、と言うだろう。
今朝の言い合いで私は心理学用語など使っていないつもりだが、喧嘩のなれの果てに彼がいつも言うのは「心理学かなんか知らんが、分析ばかり」と憎々しげにいう。
私が困っているのは、あなたが自分に非がないと思っている点です。
ここまで書いてきて、おとといの諍いのいきさつがよく見えてきた。
嫉妬妄想、がほんとにないのなら、こんな夫婦喧嘩は山とある。
世の亭主族は、自分が怒ったり怒鳴ったりすることで相手を威嚇し、縮み上がらせることで従わせるテクニックを、自覚していないようだ。
いや、知ってて使っているのかな。
犬をしつける、子どもをしつける、すべて、「痛い思いをさせて怖がらせれば言うことをきく」というやり方だ。この究極のあらわれが、幼児虐待なのにね。
妻を恐怖におののかせて、自分の思い通りに動かす、これが夫が再び手にしようとしている権力の姿である。
私が「恐怖さよなら宣言」をしたから、ガツンと一発お見舞いされたのかしら。

こうして書いてみると、おとといの恐怖はすでに和らぎ、昨日の疲労感脱力感も回復してきた。このまま記憶のかなたに葬り去られるのだろうか。再び、三たび、彼が爆発によって私を震え上がらせるまで。DVのパンフにはこの繰り返しのパターンに一定の決まったサイクルがあると書かれていたようだったが。

娘を安心させようと書き始めたのに、わが家のDVの記録みたいになった。
DVと口にするのを夫が忌み嫌うので、DVとは表だっては言わないが、ここに書いておこう。異性関係にことさら執着を見せる男、である。私の夫は。妄想性人格障害かなにか、ほんとのところは知らない。でも、男女関係、いわゆるヤラシイことに異様な関心がある。ジェントルな彼が「あの女子高生は○○されている」と殺人事件の報道を見ると必ず言う。違和感を感じる私がおかしいのか。

「ものは考えよう」に戻る。
とりあえずの危機は去った。
着のみ着のまま、家出をし…という愚考はするまい。
彼が妄想しようがなにしようが構わない。
ただ私を脅かして恐怖に陥れ、妻が神経を病んだかのような話にもっていかれるのは困る。それが困るから、こうして書いている。友だちにも話している。私が完璧に正しいとも、どっこもおかしくないとも、言っていない。読んだ人が判断してくれればいい。強力な政治力を有した夫によって一方的に「病人」にされてしまわないための保険である、このブログは。
であるから、私の生活は表面上は今まで通りに続けられるだろう。
フィットネスにも行って、骨を増産しよう。サルサも、ちょっと怖いけど明日は行くつもり。靴を頼んであるからね。

ほんと、ブログには感謝だ。
「書く」という行為が、夫婦の密室から解放してくれる。







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最終更新日  2008年05月21日 11時38分25秒
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