男の羅生門 ‐ Guitar&Bike Life ‐

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May 23, 2025
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カテゴリ: 六弦黙示録

※Brush eight ホームページより画像拝借


プロからすこぶる評価が高い “Brush eight(製造元)”の珠玉のオーバードライブペダル “Drive X” 。
これをベースにこだわりのヴィンテージパーツや配線材/はんだを使いマッチングさせ、更に深みのある音色とレスポンスを追求したペダルがP to P。※通常の “Drive X” との違いは下記とのこと。



・ヴィンテージのカーボン抵抗は数種類のメーカーのミックスで誤差5%以内。
 抵抗をテスト中 誤差がすごいので前後の数値も測定し使える抵抗の中から厳選して使用

・ヴィンテージハンダは 何十種類の中から選んだシークレットハンダを使用。
 Brush eightのシールド(ケーブル)に使用してるハンダとはまた別のヴィンテージハンダになります。

・VWSC を元に全てハンドワイアード(ポイント トゥ ポイント)
・ヴィンテージパーツはVWSC と同様ながら、線材は専用に厳選して製作方法にもこだわりが。
・ヴィンテージ線も何十種類の中からテストして厳選しました。




外観はグリーンのペイズリートーレックスで覆われ上品でお洒落。見る角度でギラっと表情を変えます。

歪みは適度な荒さを持っていて、ゲインはパリッとしたクランチのまま厚みが増してくるような利き方、上げても一定のヌケは維持されています。
ペダル自体は特別な個性や癖が無くナチュラルで違和感なく、原音の質感を損ないません。元のトーンをワンランク引き上げてくれるような感じ。
スピーカーから一枚板の様に出る平たい音ではなく奥行き・余韻とでも言いましょうか・・・俗に言うエアー感(立体感)があるのもGOOD!
リバーブ無しなのに、かかっているような・・・恐らく複雑な倍音がこの立体感を生んでいるのではないかと。




元々、ファズの様にゲインを少し強めにかけておいて、ギター側のボリューム/トーンで歪み量や抜けを変える使い方が好きなのですが

良いとされるペダルは試してきましたが、総じてこのペダルの良さは扱い易さ、ほぼ確実に自分の好みの音にもっていける汎用性が強みだと思います。




ギターとの相性に関しては所有器の場合 P-90 か PAF系 しか無かったので何とも言えないのですが
恐らくはシングルコイルや出力の低いタイプの方が、味わいを殺さず太さが出るので合うと思います。

特にクランチ寄りの分厚いドライブトーンが一番格好良いなと感じました。
太くクリアで適度にいなたく暴れたトーンがスピーディーに反応します。




実は購入して感動したのは別のところにもありました。それが梱包や書類の扱い方の丁寧さ。
売買書類は高級感のある封筒に収められ、お礼の手紙も直筆&名前入りで同封されていました。
購入者全員に行っていると思うと誠意を感じるというか、意識を高く持っている会社なんだなと感心しました。 日記のプレビュー





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Last updated  May 23, 2025 08:00:07 PM
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