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もしもサボテンをあまり育てたことがない人がホームセンターで縮玉を買ってきたら、と仮定して記事を書きます。もちろんこれがすべてではありません。湿度が高い地域や積雪がある地域ではずれると思います。仮定条件はベランダもしくは無加温の場合です。~必要なもの~最高最低温度計(サボテンが曝された温度を出来るだけ知るためです。)水差しまたはじょうろ(私は水差しのほうが狙いが定まるので好きです。お好みで。)液肥(原液タイプ)スポイト(液肥計量用)霧吹き(どうしても水をやりたくなった時の自己満足用)鉢は午前中だけでも直射日光が当たる環境に置いてください。照り返しで40度以上になるという場合はティッシュを被せたり、人工芝を敷くなどして高温になりすぎないようにしてください。このとき最高最低温度計が役に立ちます。透明なカップの底に穴を開けたものに植え込めば土の乾き方や根の張り方が見てわかるので腐らせにくくなります。ただし普段はカップに黒い紙などを巻いておかないと苔が生えます。初めての用土は市販のサボテンの土でもいいですが、腐葉土が多く混ざったものはやめておいた方がいいでしょう。保水性がいいのと菌が多いせいか根腐れしやすくなります。~通年の対応~1月…サクラが咲く頃まで水はやりません。出窓などがあれば出窓に置いてください。できるだけ日光に慣らしてあげてください。2月…根の状態が気になるなら植え替え時です。ただし植え替えてすぐに水をやってはいけません。明るい窓辺で春を待たせてください。3月…そろそろ水をあげたくなる頃です。14日以上間隔を開けるならやってもいいでしょう。植え替えにいい時期です。植え替えてすぐに水をやってはいけません。4月…買ったときに用土が湿っていたら2週間は水をやらずに様子見をしてください。最低気温が10度を超えるようになると生育適期です。根も刺も出始めます。5月…花がついていても水やりは1,2週間ぐらいが目安です。根が伸びていくのを見られると励みになります。6月…順調に刺を出しているなら水やりは1週間から5日に1回ですが、強い刺を出させたいと思うならもっと間隔を開けてもいいです。梅雨時は雨に当てないように注意してください。7月…花が終わり根をしっかり張って冬への準備です。もう植え替えはしない方がいいでしょう。8月…最低気温が25℃を超えると成長が鈍ります。水のやり過ぎに気をつけながら毎夕軽く霧吹きしてクールダウンしてやるといいでしょう。9月…最低気温が25℃を下回るようになり再び新刺をだす頃だと思います。水やりは5~14日間隔が目安です。10月…秋の成長期とも言える時期ですが根は弄らないようにした方が無事に冬を越せます。11月…最低気温が10℃を下回るようになると水をやっても縮玉は吸水しにくくなります。下旬から水をやるのをやめます。どうしても水をやりたくなったら晴れた暖かい日に霧吹きをして欲求不満を解消してください。12月…凍るのが心配なら室内に取り込んでください。水をやるときはたっぷりと。肥料は液肥を2000倍に薄めたものを4~11月に月一度程度やるといいです。元肥はなくても平気です。肥料をやらないと生育適期に元気よく育ちません。逆に育たない時期に肥料をやっても吸い上げません。~一日の対応~冬場は昼間だけ外に出して日光浴させるのがベターですが、忙しい人は窓際で日光浴させてください。雨が降ったら取り込んでください。または普段の水やりの間隔を遅らせて、濡れた分が乾くのを待ってください。強風や台風が来たら室内に取り込んでください。~植え替えの仕方~抜いたら根を手で揉みほぐして古い根を落としてください。もし太い(太さ2~3ミリ以上の)根を切った場合は3~7日ほど陰干しして切り口が乾いてから植え込んでください。湿っていた場合は陰干ししてから乾いた土に植え込んでください。何かの事情であまり根がない場合はほぐさずに乾いた土に植え込んでください。自分の体験から言えるのはこんなところです。実際は置き場所に気をつければ夏場に1ヶ月水をやらなくたって平気なので、他の園芸植物よりは手が掛からなくて気軽に始められると思います。水のやり過ぎで腐らせるのと照り返しで温度が上がりすぎて「日焼け」する以外はそんなに失敗することもない品種です。
2012年10月30日
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豹頭 Neochilenia napinaです。最新の分類だとエリオシケ属ですが便宜上ネオチレニアとしておきます。薄オレンジ色だけど見る角度によっては薄ピンクにも見える、なんとも言えない色合いの花弁です。銅板にグラインダをかけたときのような色、といっても伝わりませんね。灰色がかった姿と花のギャップがたまりません。買ってきてまだ一年経ってませんが、成長期は春だけのようであまり成長していないようです。子苗は疣サボテンのようにみえます。花は梅雨明けから彼岸過ぎまで2~3週間おきに咲きました。Cactus artより引用。Habitat: E. napina grows in one of the most arid areas in the world, among rocky crags and sand dunes in sandy-clayey soil in a vegetable formation called “Costal desert of Huasco,” a typical “desertic mattoral” that is just spectacular and impressive when it displays the phenomenon of the “flowering desert”. Altitude around 200 m.雑に訳すと自生地:E.ナピナは世界でもっとも乾燥した地域の一つ"ワスコの海岸砂漠"と呼ばれる砂泥質の岩石砂漠に生息し、花が咲くと印象的で壮観です。海抜200m。(desertic mattoralとかflowering desertってなんて訳せばいいんでしょう?)もっと真面目に英語勉強しておけば良かったチリ共和国のこの辺だそうです。
2012年10月14日
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~写真比較、エキノフォスロカクタス(ステノカクタス)~Echinofossulocactus crispatus(=kellerianus, lamellosus,grandicornis)ホームセンターで売っている縮玉は実は龍玉=剣恋丸=縮稜玉の顔をしているようです。稜が肉厚な感じがするのと紙刺なのとmulticostatusより稜が少ないのが共通点です。一つのアレオーレに7~9本程度の刺が出ます。子苗の時はこの限りではありません。上記三枚の写真はcrispatusの一群と思います。ただし、過去に日本国内で交雑している可能性は高いです。花の色では分類できないそうです(佐藤氏談)。「日本サボテン史」(日本カクタス専門家連盟)の303ページによると剣恋玉ではなく剣恋丸が正しい和名です。多稜類って昭和一桁の頃には日本に入ってきてたんですね。 振武玉Stenocactus lloydii ぱんさ氏に「種小名がiiで終わるのは発見者の名前か献名」と教えていただきました。そこで新たな疑問が。ロイドさんって誰なんでしょうか?カウボーイの札には「槍穂玉Echinofossulocactus hastatus」と書いてありましたが、私はこれが五刺玉Echinofossulocactus pentacanthus(=obvallatus)としか思えません。槍穂玉はこちら(英語)に写真があります。リンク先はたまに明らかに違う写真が入ってることがあるので要注意です。多縮玉・多稜玉multicostatusの特徴を持った株。花はピンク色でした。下の千波万波と比較してみてください。千波万波Echinofossulocactus erectocentrus(=zacatecasensis,multicostatus)です。Echinofossulocactus zacatecasensis SB492 こちらが正真正銘の縮玉です。雪渓丸Stenocactus albatus(=Echinofossulocactus vaupelianus秋陣営・血槍玉・黒紫龍・白刃丸・白鳳玉)です。これはこれで綺麗です。龍剣丸Echinofossulocactus coptonogonus 子苗です。こういった分類が詳しく整理された本というのを知りません。記述に誤りがございましたら忌憚なくお知らせください。
2012年10月07日
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当地の最低気温が20℃を下回るようになったのが9月中旬でした。夏に成長の止まったサボテンが再び新刺を出し始める一方でまったく動かない種類もあります。(尖紅丸、テヌイスなど)最近の簡易温室は最低気温=天気予報と同じ、最高温度=晴れの日は43℃前後・曇りの日は外気温と同じです。日較差が20℃あるとサボテンは元気そうに見えます。現地の環境に近いのかもしれません。そういえばマミラリア・紫丸が本来咲く時期でない9月に開花していました。原因は冬に寒かったことぐらいしか思い当たることがありません。なんでしょうね。まさか、このまま寿命が来て枯れてしまうとか?どうなることやら。同じマミラリア属の明星が蕾をつけているのを見つけました。例年より3ヶ月ほど早いように思います。どこかなー どこかなー?チラッ!蕾はぐるっと一周ついています。これは開花が楽しみです。でも、刺色に似たうす黄色の小さい花なのであまり目立ちません。続いてこちらは碧瑠璃鸞鳳玉。ヘキラン。この程度で錦と呼ぶのはおこがましいので斑入りと呼んでます。赤斑ですが、毎年夏場だけ斑が黄色くなります。今年もまた赤くなってきました。紅葉ランポーというわけではないんです。~実生苗の様子~フライレア・士童これで3ミリぐらいです。冬場は室内に置いた方がよさそうです。ステノカクタス(エキノフォスロカクタス)縮玉 サボテン団地系と二和園で買ったものの交配です。一番成長が早い苗で径が6ミリ(写真)です。遅いものはまだ2ミリほどです。丈夫で育てやすいものを残して「特頑丈美花縮玉」とかできないかなー。雨ざらしの軒下で育つような。ステノカクタスは刺の長いものもいいですが、短い刺のものも花サボテンとして楽しめて良いです。ただし、学名が混乱しまくってて区別がつきにくいのが難点です。
2012年10月05日
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