赤組☆へべれけ観戦記

赤組☆へべれけ観戦記

2011年10月02日
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【J2第30節】
 ◇日時  2011年10月2日(日)13:03
 ◇場所  岡山県津山陸上競技場
 ◇観衆  4,111人
 ◇天候  曇 22.5℃ 40%

                0-1 
  ファジアーノ岡山   2       4  サガン鳥栖
                2-3 

 ◇得点 

   【鳥取】池田(04分)、池田(49分)、金(56分)、キム(66分)

◆公式記録◆


 ホームゲームといえども、アウェイの鳥取戦で経験した密集したゴール裏の熱気とも違うし、また、いつものホームのkankoスタジアムの温度とも違う。微妙な温度というか、テンションがあがりにくい。
それは、いつも、カンスタでは、選手紹介の前に、大型ビジョンに映し出されるサポにとっての煽り映像があり、それを見ると、これまでの歴史などを思い起こし、自ずからテンションが上がるんだけど、それがない影響は、案外大きなことかもしれない。




 津山市長の挨拶は、今年は、つつがなく終わり、キックオフの時間を迎える。
 メインスタンドは、3割くらいの入り。






 バックスタンドの芝生席は、4割くらいの入りだろうか。






 ホームゴール裏が一番、人口密度が高い。


 さて、今日の試合は、背番号が7の倍数の4選手の活躍が鍵を握ると思っていた。
 1年に1度のゲームで、アウェイのような、0-6の試合は出来ない。

 試合経過は、 山陽放送のサイト に詳細があるので、深くは触れないし、触れたくはない。





 キックオフ後直後、攻め込まれ、やばいと思ったロングスローの1本目は凌いだけれど、2本目であっけなくやられた。
 最近、デフォルトとなった、 0X分 の失点。これで、4試合連続となる。
 サポーターとしては、試合前から気持ちを徐々に高揚させてきたが、こういう試合の入り方になると、出鼻をくじかれて、どうしても、テンションが一時的に落ちてしまう。
 そして、一度落ちたテンションを立て直すのに、かなり時間を要することになる。


 しかし、その前の10試合を見ると、成績は4勝3分け3敗だけれど、なんと1試合も、前半に失点をしてない!完封試合も3つある!!
 逆に、開幕からの14試合のうち、無失点の3試合を除く11試合では、前半を無失点で耐えたのは、徳島戦の1試合のみという事実も。


【参考】今シーズンのファジアーノの最初の失点の時間

★は09分までの失点、☆は前半の失点

●湘  南(A) 0-5  07分 ★
  ●京  都(A) 1-2  03分 ★
  △大  分(H) 0-0  ───
  △栃  木(H) 2-2  21分 ☆
  ●草  津(A) 1-2  40分 ☆
  ●千  葉(A) 1-2  36分 ☆
  ○横  浜(H) 1-0  ───
  ●札  幌(A) 1-2  40分 ☆
  ○北九州(H) 3-0  ───
  △徳  島(A) 2-2  64分
  ●水  戸(H) 0-1  37分 ☆
  ●東京V(A) 0-4  06分 ★
  ●FC東京(H) 0-2  40分 ☆
  ○愛  媛(A) 3-2  05分 ★


△湘  南(H) 1-1  66分
  ○北九州(A) 2-1  72分
  ●草  津(H) 1-2  66分
  △栃  木(A) 0-0  ─── 
  ○熊  本(H) 4-0  ─── 
  ●V東京(H) 0-4  56分
  ●大  分(A) 0-1  54分
  ○札  幌(H) 1-0  ───
  ○岐  阜(A) 3-1  64分
  △鳥  取(A) 1-1  69分


●鳥  栖(A) 0-6  03分 ★
  ●千  葉(H) 0-1  07分 ★
  △水  戸(A) 1-1  07分 ★

  ●鳥  栖(H) 2-4  04分 ★


 先制は許したものの、ファジアーノは、千明選手がボランチに入り、ボールはなんとか、つながっている。



 しかし、あまりグルグルとタオルを回す機会、つまり、チャンスは、ほとんどない。




 鳥栖に、両サイドを深くえぐられ、何度もピンチを招いたが、何とか2点目を取られずに、前半を終了。後半の巻き返しに期待する。



 サポーターもハーフタイムで気合いを入れ直し、応援を始めた後半1分、何ともあっけなく同点ゴールが、ファジの応援席の目の前で決まる!
 右サイドを完璧にえぐった澤口選手のクロスを、ゴール前の山崎選手が頭で決めてくれた。
 重苦しく押さえつけられた気持ちが、一気に解き放された感じで、スタジアム全体が熱気に包まれ、ゴール裏も、大興奮!
 今日の試合の中で、一番、幸せな時間帯となった。しかし、その幸せな時間の余韻を味わう間もなく、3分後に、鳥栖に2点目が入った。ファジは、一気に逆転を狙って、少し、前のめりになりすぎたのかもしれない。
 しかし、ゴール裏は、「取られたものは、取り返す」という気力にあふれていた。

 同点に追いつく手応えを感じながらの応援が続く。しかし、7分後の後半11分には、あっけなく3失点目で2点差に。しかし、撃ち合いでは負けないぞという気迫は、失っていない。

 その6分後の後半17分、コーナーキックからのゴールで、再び1点差。スタジアム全体が、同点に追いついたかのような盛り上がり。
 久木田選手のヘッドに見えたけれど、公式記録はオウンゴール。

 その幸せな時間も、わずか4分で終了。後半21分に、4点目を奪われ、再び2点差に。

 まだまだ、時間は、後半の半分残されてる。これから、ドラマが起こる期待を胸に応援を続けたけれど、ファジアーノは、徐々に勢いを失い、そのまま、試合終了。






 メインスタンドにも、鳥栖サポさん、意外にいたようだ。
 遠くから駆けつけた甲斐があったようだし、鳥栖にとっては、足下をすくわれなくてよかったということだろう。



 結局2点差の敗戦。勝機はあったけれど、そのチャンスを活かすことが出来なかった。
 もちろん、敗戦は悔しい。でも、2点入ったし、見せ場はあった。1年に一度の津山のゲームで、0-1とかのしょっぱいゲームにならなくてよかった。、


 さて、7の倍数の話に戻すと、7番、14番、21番は、本来の輝きを取り戻していない感じだけど、35番は光っていたように見えた。


 試合中のファジのゴール裏の温度の推移をグラフに表すとこんな感じになりそうだ。

 ※開始(00分)0-0
   00~04分[04]■■■■■■

 ●失点(04分)0-1
   05~46分[42]■■ 

 ○得点(46分)1-1
   47~49分[03]■■■■■■■■■■

 ●失点(49分)1-2
   50~56分[07]■■■■■

 ●失点(56分)1-3
   57~62分[06]■■■■

 ○得点(62分)2-3
   63~66分[04]■■■■■■■■■

 ●失点(66分)2-4
   67~90分[24]■■■■■■■■

 ※終了(90分)2-4
   91~∞分[∞]■■

 90分を終了し、結果として「負け」となると、その気持ちが、次の試合まで続いてしまうのだろうか。
 挫折を知らないクラブはない。今は、試練だ。そんなことを考えながら、気持ちを切り替えていくしかないのだろう。 


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Last updated  2015年09月19日 14時52分15秒
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