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2009年03月11日
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カテゴリ: 頭にきたこと

 あ~あ、国民にとっては底無しに悲惨な状況ですね。自分達に都合の良いように、やりたい放題、したい放題。運営が成り立たないって、そもそもこんな協会必要あんの?

農水天下り先の社団法人 補助金で債券95億円 特会の資金流用

2009年3月11日 東京新聞朝刊

 農地売買事業を行う農林水産省の特別会計(特会)をめぐる巨額剰余金問題で、特会から補助金を受けている同省の天下り先の社団法人「全国農地保有合理化協会」(東京都千代田区)が、二〇〇七年度残高で国債を中心に約九十五億円の債券を保有・運用していることが、東京新聞の調べで分かった。同協会は各地の農業公社に農地購入資金を無利子で貸し付けているが、補助金のかなりの部分を使わずにため込んでいた。 (「農は国の本なり」取材班、関連<26>面)

 旧農業経営基盤強化措置特別会計(現食料安定供給特別会計)をめぐっては、〇七年度に農水省が四百六十七億円の剰余金の一部を麦の輸入などに流用していたことが発覚したが、補助金の一部も本来の事業に使われていなかったことになる。

 全国農地保有合理化協会は一九七一年に設立され、農業に関する複数の補助事業を行っている。〇一年度からは都道府県の農業公社が離農した農家などから農地を購入・賃借する際、必要な資金を無利子融資する事業を展開した。

 〇七年度までの七年間では、特会から農地買い入れ用の約六百三十四億円を含む約八百二十二億円の補助金を受けた。〇七年度は八十七億円の補助金を受け、二百十三億円を貸し付けた。

 同協会は、補助金や各公社からの返済資金などで「担い手支援貸付原資基金」を組成、基金から各公社に融資を行っている。基金の〇七年度残高は九百四十二億円。内訳は各公社が購入した農地に対する貸付残高約五百六十四億円、預金約二百八十三億円で、このほか基金の10%に当たる約九十五億円の債券があった。

 同協会の説明では、債券は基金で購入。半分近くが国債で、ほかに東京都の公募公債や道路債券など。保有期間が五年や十年の中長期債券が中心。〇七年度は二億七千万円の運用収入があり、人件費などに充てた残りは基金に入れた。

 基金を債券で管理することは融資事業に関する農水省通達で認められているが、会計検査院は〇五年の検査で「補助金の効率的使用の観点から問題がある」と指摘していた。

◆通達に基づき保有

 全国農地保有合理化協会の話 債券の保有は農水省の通達に基づいて扱っていて、協会が勝手にやっていることではない。債券の運用益は出るが、基本的には基金に入れていて、使いたい分を農水省に承認をもらって業務費にしている。いろいろな業務経費まで、すべて国の世話になっているわけではない。運用利息を稼がないと協会の運営は成り立っていかない。






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最終更新日  2009年03月11日 16時58分49秒 コメントを書く
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