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産経新聞って、お笑いタレントのコントに擬した代弁記事で、真意である政権お追従をするくらいには、まだ恥を知っているのかと思っていたら、報道機関としての矜持も捨て去り、政権、権力の太鼓持ちとしての立場を高らかに宣言し続ける姿勢を変えるつもりは無いようです。
こここまで偏向報道を露骨にやるアホな新聞は早く消えて亡くなれと思いますけど、憎まれっ子世にはばかるというか、何時の権力にお追従してるわけだから、自公政権がある限りは消えることはないんでしょうね。で、こんなアホ新聞を信じる無垢な国民も多いのかなあと思うと、余計に腹立ちが強くなる今日この頃です。
党首討論 麻生氏、西松事件で攻勢 安保など根幹、置き去り
2009年5月28日(木)8時0分配信 産経新聞
麻生太郎首相と民主党の鳩山由紀夫代表の初対決となった27日の党首討論は、西松建設の違法献金事件をめぐり、首相が攻勢をかけ、鳩山氏は防戦を強いられた。前代表の小沢一郎氏を代表代行に残したことにより、民主党がなお事件の暗い影を引きずっていることを露呈したといえる。一方、安全保障など国家の根幹にかかわる議論はほとんど交わされず、消化不良の感も否めない。(石橋文登)
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「私どもには確かに西松の事件があり、反省の中で結論を出しました...」
お互いのエール交換から始まった討論は、鳩山氏のこの発言から様相が変わった。鳩山氏は事件を自ら切り出し、企業・団体献金の全面禁止を呼びかけることでピリオドを打とうと考えたようだが、首相は容赦しなかった。
「国民の関心事は西松事件ではないのか。十分説明責任を果たしたと思っているのか。責任を取られた方が代表代行になったことは国民目線ではなかなか理解できないのではないか」
鳩山氏は「聞き捨てならない」と顔をこわばらせ、まくし立てた。「自民党は同じことをしてもおとがめなし。これが検察官僚のやることか。そこでわれわれは官僚国家に歯止めをかけないといけないと真剣に思っているんです」
「脱官僚支配」は鳩山民主党のスローガンだが、これでは、検察の「国策捜査」を止めるために脱官僚支配を目指していると受け止められかねない。
ここからは完全に首相ペースとなった。「(政治資金の)制度が悪いというのは論理のすり替えだ」「『一心同体』と言ってた人が代表になるのは話が違うんじゃないか」-。
首相の挑発に鳩山氏は「小沢氏の説明責任の話ばかりするのはおかしい。こういう一方的な国のあり方に対し、国民目線に立った政治を作らないといけない」と妙な理屈で打ち切ったが、攻勢に転じる時間は残されていなかった。
鳩山氏は討論後、「議論を楽しむことができた」と胸を張ったが、内心はじくじたる思いではないか。友愛社会の理念はともかく、「脱官僚」を掲げ、天下りの実態やバラマキ予算を丁寧に追及していけば、存在感を示せることができたに違いないからだ。
一方、首相は「鳩山氏の友愛の理念は間違っていないが、具現化するのが政治家の仕事だ。そこがさっぱり見えなかった」と余裕を見せた。ただ、社会保障と安全保障で具体的な議論に踏み込めなかったことが残念だったようだ。内容的には不満も残るが、長く途絶えていた党首討論の復活は喜ばしい。党首が国家をかけて白熱した議論を続けることこそが、真の二大政党制への近道となるからだ。