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「保険はたくさん入った方が安心」
昔はそう思っていました。ですが、『お金の大学』を読んで、日本の社会保障制度をきちんと知ったことで、その考えが大きく変わりました。
結論から言うと、
日本では“ほとんどの人が民間保険に入りすぎている”
というのが、かなり合理的な見方だと思います。
日本の公的社会保険は想像以上に手厚い
まず知っておくべきなのは、日本の公的保険制度の強さです。
つまり日本では、
「病気になった=人生終了」にはなりにくい制度 がすでに整っています。
この前提を知らずに民間保険を検討すると、
「不安だから」「みんな入っているから」という理由で、必要以上に保険料を払ってしまいがちです。
医療保険は本当に必要か?
医療保険について考えるときのポイントは、
という点です。
高額療養費制度があるため、医療費が何百万円になっても、自己負担は数万円〜十数万円で収まるケースがほとんどです。
つまり医療リスクは、
「起こりやすいが、致命傷になりにくい」リスク。
ここに高額な民間医療保険を重ねると、
支払う保険料の総額の方が、受け取れる可能性のある給付金を上回ることも少なくありません。
この意味で、
「医療保険は必須ではない」という主張は、かなり合理的です。
それでも入った方がいい保険がある
一方で、「これは入った方がいい」と言われる保険もあります。
共通点はとてもシンプルです。
起こる確率は低いが、起きたときの損失が人生を破壊するレベル
① 死亡保険
自分が亡くなったとき、残された家族の生活はどうなるか。
遺族年金だけでは足りない家庭も多く、これは自分ではカバーできないリスクです。
→ 掛け捨ての定期死亡保険は合理的。
② 火災保険
火事は頻繁に起こるものではありません。
しかし、家が燃えたら数千万円単位の損失になります。
→ 火災保険は「ほぼ必須」。
③ 自動車保険(対人・対物)
交通事故で人を死なせてしまった場合、賠償額は数億円に及ぶこともあります。
これは個人で背負える金額ではありません。
→ 任意保険は事実上必須。
保険の本当の役割とは?
ここで大事なのは、
保険は「安心を買うもの」ではない ということです。
保険の役割は、
👉 確率は低いが、起きたら人生が詰むリスクを回避すること
逆に言えば、
このタイプのリスクに、過剰な保険をかける必要はありません。
まとめ
保険は敵ではありません。
ただし、「よく分からないから全部入る」のは、最も高くつく選択です。
私自身、これからは
制度を理解したうえで、足りない部分だけを補う
という考え方で保険を見直していこうと思います
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