無題

『氷壁』最終回

(4)

テーマ：どんなテレビを見ました？(79831)

カテゴリ：連続ドラマ

それぞれが自分らしく生きられる場所を選んだ。

ってことなのかな？

土曜ドラマ　『氷壁』　最終回(全６回)　「山男の伝説」

　◆キャスト◆

奥寺恭平　　…　玉木宏

八代美那子　…　鶴田真由

北沢彰　　　…　山本太郎

八代智之　　…　武田真治
北沢ゆかり　…　吹石一恵

工藤敬一　　…　高橋克実
南部大介　　…　伊武雅刀
北沢秋子　　…　吉行和子

八代哲夫　　…　石坂浩二

　◆スタッフ◆

原　作　　…　井上靖『氷壁』

脚　本　　…　前川洋一

演　出　　…　長仲渉　土屋勝裕

制作統括　…　佐野元彦　青木信也

→公式サイト(NHK)

第５話の日記はこちら。

●美那子、家を出る。
裁判で奥寺への想いを告白した 美那子( 鶴田真由 ) はバッグ１つで家を出た。
走り回って美那子を探す奥寺。
奥寺( 玉木宏 ) は美那子を見つけ、
黙ってバッグを持ち部屋に連れて行った。

奥寺はアウトドア用のコンロでココアを入れた。

「出て来ちゃった。何もかも捨てて来たの。ホテル代もなくて。。」
「ここに居てください。俺が守ります。」

解ってるだろうに。。
わざわざ「ホテル代もなくて。。」と口にする美那子にしたたかさを感じてしまうんだけど。。
実際ああいう状況なら。。言うと思う。。

●奥寺、登山を捨てる？
朝、寝袋で寝ている美那子の横で、登山道具を用意している奥寺。
奥寺が向かったのは 森脇( 石丸謙二郎 ) の登山用品店だった。

奥寺は登山道具を売った金で生活用品、布団を一組買って部屋に戻った。

●二人での生活。美那子の生きがい。
奥寺は 南部( 伊武雅刀 ) の元に行った。
南部は奥寺が「戻りたい」ということを察して先に切り出す。
奥寺は美那子との暮らしを南部に打ち明けた。

二人で風呂屋に行き夕食。
美那子は奥寺との貧乏暮らしを楽しんでいた。が。。
奥寺は美那子の「ネイルサロンは生きがいだったの」の言葉が気にかかった。

やっぱり銭湯だよなぁ。。
貧乏暮らしの定番。。
っていうか二人分で千円かかってないって。。そんなに安くないような。。
ビール含めてなら安いけど。。

私はフロは毎日入りたいなぁ。。
風邪ひいても、余程じゃないとフロは入る人だから。。
どんなに酔っ払って帰って来ても顔だけは洗って寝る人だから。。

●八代の想い
コンビニでパートをする美那子。

そのことを知った 智之( 武田真治 ) 八代( 石坂浩二 ) に、
「離婚してください！　そして証言台に立って美那子さんの不倫を証言してください」と。。
そこに奥寺が現れ。。
「美那子さんと離婚してください！」
「離婚はしない。玄関の鍵はいつも開けておく。美那子にそう伝えてくれ」

このあたりから、八代の美那子に対する想いっていうのは、
意外とホンモノなのかなぁ。。って気がしてきました。
単に世間体やなんかを気にしたものじゃないな。。っていう。。

●奥寺とゆかり
北沢の妹･ ゆかり( 吹石一恵 ) が奥寺の仕事場に。。
「なんか奥寺さん変わった。普通の人みたい。　Ｋ２には行かないの？」
「…行く。。」
歯切れの悪い奥寺。。

●無理。。嘘。。
美那子が洗濯物を干していると前の道路に車に乗った八代が。。
そこから始まった奥寺お美那子の言い合い。。
お互い相手が無理していると感じている二人。。
その思いをぶちまけながらも、「やめよう。こんな話」と。。
トコトン話し合わなかった二人には"しこり"だけが残った。

●北沢、見つかる！
そこに北沢の母･ 秋子( 吉行和子 ) からの電話。
「外務省から連絡があったの。彰が見つかったって」
雪の中に埋もれている北沢を掘り出す奥寺。
カラビナは。。ロックがかかっていなかった。。
カラビナは壊れていなかった！

そして北沢のブーツの中から奥寺の登攀日記が。。
そこには北沢が記した死の真相が。。
北沢は奥寺の足手まといにならないように自らの命をＫ２に捧げた のだった。。

●そして。。
Ｋ２にに登ろうとしている奥寺に秋子は、
「行かないでね。あの子だけでたくさん！　息子が死ぬのはもうみたいくない！」

ヤシロ社とは奥寺が雑誌に謝罪文を掲載することで和解。

美那子は兄･ 工藤敬一( 高橋克実 ) の元へ。。
ヤシロは敬一の会社との取引をやめなかった。
「八代はああ見えてホントはやさしい人なのよ」と美那子。。
敬一は「これからは丈夫で安全な装備を開発していこう」と気持ちを新たにした。

●室井の記事
室井( 相島一之 ) はヤシロとの約束を反故にし、
唯一人、奥寺を賞賛する記事を書いた。
あくまでも室井にとって奥寺はヒーローだった。

●智之の決断
智之は父に辞表を出した。
父はおろか、奥寺や北沢にも男として敵わないと知った智之は、
「今度は麓から頂上を目指します」と。。
そのあと美那子の前に現れ、父のことを。。

●北沢の幽霊と奥寺。。
奥寺の前に現れた 北沢( 山本太郎 )の幽霊 。
部屋を暗くして北沢との会話を続ける奥寺。。
美那子と北沢の想いの間で揺れる奥寺。。

鮮明になった二人の間の溝。。

このドラマに幽霊が出てくるとは思わなかったなぁ。。
びっくり。。

●それぞれの道
美那子と奥寺の歩く道は別だった。

美那子は八代の元に戻り、八代は美那子を受け入れた。

奥寺は北沢の思いと共にＫ２登頂に挑戦していた。。

→採点表

毎週引き付けられていた『氷壁』が終わりました。

結局、奥寺に振り回されてたって感じだなぁ。。
奥寺っていうのはどうしようもない男だな。。って感じですけど。。
「どうして山に登るのか」「そこに山があるから」
という問答がある通り、理屈では語れない登山家の象徴が奥寺だったのかなぁ。。
って感じがします。

「娘さん　よく聞～けよ　山男にゃ、惚～れ～るなよ～♪」
ってことですかね。。このドラマの言いたかったことは。。
そんな気がします。

来週からは 『繋がれた明日』 。
なんか撮影にあたってNHKがショバ代を払ったとか払わないとか。。

主演の青木嵩高くんは『Ｈ２～君といた日々』で広田を演じてた人ですね。
抜擢って感じです。

『氷壁』は土曜ドラマ復活ってことでNHKも気合が入ってたみたいだから見たけど。。
次回からは見るかは微妙。。
『氷壁』の出来の良さから期待は出来そうだけど。。
これだけ多くのドラマ日記描き続けるのって大変なんだもん。

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