Rheumatic diary

Rheumatic diary

2006.11.22
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カテゴリ: 映画がらみ



 昨日はラッキーに雨も上がった快晴の中、車で30分ほどの109シネマズ佐野へ。「オペラ座の怪人」は3番シアターで、座席数138のうち2つが車椅子席、これがまた最前列のスクリーン真っ正面。行ってみるまでは、どアップでみられるぞぉ~!とよろこんでましたけど、実際その場へ行ってみたら、あまりに近すぎて下から見上げる状態でした。つまり、首がくたびれる角度。そのうえ、カメラが一気に被写体へ近づくようなシーンは目がまわる…というような案配で見づらかったんで、ファントムが出てこないシーンは目を閉じてしのぎました。せっかく映画館に再デヴューしましたけど、また行こうという意欲が萎えますな、こりゃよっぽどでない限り。ですが、映画館でみる醍醐味は音響です、これはじゅうぶん堪能できました。なにしろファントムのあの声は絶品(魂からの叫び!)ですのに、DVDではひじょうに物足りないわけなんです。当初から病み付きになってるファントム患者たちも、みなさんこの声に浸りたくて何度もお出かけになるのですよねぇ。

 もうくり返しDVDで飽きるほど観てるというのに、その時々、心に響きくる場面はちがうものですなぁ。今回わたしの心にヒットしたシーンは、ラストの、鏡を割って洞窟を出るシーンです。どんなにか計り知れない落胆のなか、ファントムは悔しさを力の限り鏡にぶつけてます。これは自分の運命をのろっているようでありますが、わたしには、気持ちを切り変えるためにこれまでの自分を壊しているように想えました。誰からも愛されず、同情さえもない人生だったはずが、クリスティーヌ(たとえ恋敵にもってかれちゃったとしても)だけは、自分を特別に想ってくれていることを知ったからですね。この世にたったひとりでも、理解してくれ忘れずにいてくれるひとがいたら、勇気を持って新しい人生を出発することができると思うんです。その証に、ファントムは生来はずすことなかったマスクを洞窟に置いて出てゆきました。50年のちに、クリスティーヌの墓前に赤いバラと指輪が置いてある、これはファントムがずっとクリスティーヌを愛し続けたことを意味します。そして、このシーンについてジェリーは「これでクリスティーヌはやっとファントムの元へ戻って来たんだ、たとえこの世での生を終えていたとしてもね」と言ったそうです。そう想えるジェリー、すばらしいわ! まことに、ファントムになりきったからこそ言えるコトバですわ! わたくし、なんたって、こんなジェリーだから大好きなんですから。

 天才ファントムが手に入れたくても不可能だったこと、それは生涯の伴侶を得ること。わたしはこの先もずっと、ずぅ~っと、ファントムを「心の友」として生きて行くと想われ…なにしろ、同じ苦悩を知るもの同士だからね、へへへ。







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最終更新日  2006.11.22 13:57:42
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