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2026.10.06
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テーマ: 鉄道(27739)
カテゴリ: 鹿児島本線





田代駅(たしろえき)佐賀県鳥栖市桜町にあるJR九州・鹿児島本線の駅です。
駅番号はJB14。
九州鉄道開業時より現存する九州最古の駅の一つでもあります。(九州最古の駅・6駅、博多駅・二日市駅・原田駅・田代駅・鳥栖駅・久留米駅)
駅裏に鳥栖貨物ターミナル駅を併設しています。

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1889年(明治22年)12月11日、九州鉄道が開設。
1984年(昭和59年)2月、荷物扱い廃止し駅が無人化される(その後、駅員再配置)。
かつては日清製粉・鳥栖工場への専用線もありましたが、1980年代に廃止されています。
2015年(平成27年)3月、再び駅が無人化される。

相対式ホーム2面2線を有する地上駅です。

かつては木造駅舎でしたが2002年(平成14年)1月に解体され翌2月には”とんがり屋根”を持つ小さな駅舎が完成しました。
2024年(令和6年)の1日平均乗車人員は527人です。



田代駅の駅名の由来は、開業時の地名(基肄郡田代村)が由来となっています。
「田代」の「田」は「田畑」、「代」は「小平坦地」を意味する言葉で、鎌倉時代に開墾された古い土地だそうです。
江戸時代には「田代領」となり、長崎街道の宿場町の一つである「田代宿」として大いに栄えました。
また、この田代駅が建設された当初、長崎本線はこの田代駅から分岐予定でしたが、後に鳥栖駅に変更された経緯があります。


弓削信夫氏の「九州の鉄道 おもしろ史」では、この付近で鉄道が建設されていた明治時代中頃、田代村はハゼの木が多く、ハゼの実から作る木蝋の産地として有名でした。
このため長崎本線の分岐点となって広い土地を買収されると、ハゼの木が減り、木蝋の生産が減るというのが分岐点拒否の理由だったそうです。

鉄道を建設していた九州鉄道が困っていると隣の轟木村(今の鳥栖市)では、地主で実業家の八坂甚八という人が、田代村とは逆に長崎本線は鳥栖駅から分岐させるようにと誘致運動を行い、そして田代駅・鳥栖駅ができてから2年後の1891年(明治24年)に長崎本線は、田代駅からではなく鳥栖駅から分岐され佐賀駅まで開通しました。

鳥栖駅は長崎本線の分岐駅となったため乗り換えの乗客で大賑わいし、それ以後、付近には機関区・車掌区・保線区・鉄道病院などたくさんの国鉄現場機関ができ、最盛期には働く国鉄の人々が3000人ほどもいました。
鳥栖は高速道路でも九州北部の分岐点となる”鳥栖ジャンクション”があり、鉄道でも車でも交通の要衝となっています。

九州の高速道路・九州自動車道の分岐点も”鳥栖ジャンクション”ではなく”田代ジャンクション”になり佐賀県鳥栖市ではなく佐賀県田代市になっていた可能性は十分にあったと思います。

九州の鉄道おもしろ史 明治・大正・昭和[本/雑誌] / 弓削信夫/著









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最終更新日  2026.10.06 20:23:59
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