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【柚】よく解らないけど、ママは今、道明寺さんと一緒にいるらしい。何でかな?仲直りしたのかな?久しぶりに再会して、再熱したかな?でも、ママと道明寺さんの恋模様なんてあんまり想像つかないなぁ~…。それはさておき、あたし達は何でまた道明寺さんのお家にいるんだろ…あたしと拓は、花沢さんの車に乗った。それで……あたしはすぐに寝ちゃったんだ。その間拓と花沢さんの間で何があったかよく解らないけど、少しは仲良くなったのかな?あたしが起きたのは、車のエンジンが止まったときだった。側で拓が、『でっけぇ家…。こんな馬鹿でかい家に住んでどうすんだよ…。ここ、類んち?』なんて花沢さんに訊いてた。始めは寝ぼけてて何処か判らなかったけど、何かどこかで……と思ったら、道明寺さんちだったんだ。「…ねぇ、花沢さん… あたし達、何で道明寺さんちに来たの?」あたしは、色々ウダウダと言っている拓を無視して、予てからの疑問を花沢さんに投げかけた。拓も気になっていたのか、口を噤んで花沢さんの方に視線を向けた。西門さんも、花沢さんの返答を待っているみたいに見える。「別に大した理由じゃないよ。 司に電話したときに、来ても良いって言われたんだ。 司、拓から連絡がこなくて先日は沈んでるみたいだったけど、今日牧野に再会して浮上したんじゃない? 気持ち悪かったし。」「今日!?司の奴、今日牧野と再会したのかっ!? いつ、どこで、何で!?」「うるさい、総二郎…。 なんでも、牧野が秘書とか言ってたけど。」「秘書!?牧野がか?似合わねー!」言いながら笑う西門さん。…まぁ、あたしも似合わないかなと思うけど。っていうか、新しい会社って道明寺さんの会社だったの!?あー…だから渋ってたのか……。あれ?でもママって、経理のお仕事してるんじゃなかったっけ?経理の仕事してるのに、秘書として引き抜かれるって変な話…。拓も不思議に思ったのか、眉間に皺を寄せて首を捻っている。―――――――ガチャ。突然ドアが少し開いたと思ったら、道明寺さんが訝しそうな表情をした顔を出した。あたしと目が合い、道明寺さんは目を見開いた。…と思ったら、次にママの声が聞こえてきた。「ちょっと道明寺っ! 急に話を途切れさせて、なにドア開けてみてんのよ? まさか逃げる気じゃないでしょうね!?」「…お前、見てみろ。」「はぁ?ドアの向こうに何があるってのよ。 不思議の国があるわけでもあるまいし……」ブツブツ言いながら、不機嫌そうな顔をしたママが姿を現した。そして、あたし達の姿を収めると、一気に青くなった。「ゆ、柚…拓まで! あんたたちこんな所で何してんのよ!?」「え、特に何も」「柚も拓もちょうど良いところに来たな。 お前らの母親が何か変なこと言ってるから何とか言ってくれよ。」「別に変なことなんて言ってないでしょっ! あたしはここに住むつもりはないし、この子達だって同じよ! それに、2人の父親は道明寺じゃないって言ってんのっ!!」ホントだ…ママったら変なこと言ってる……。あたし達のお父さんは道明寺さんじゃなかったの?拓だって道明寺さんにそっくりじゃない。他人のそら似だって言うの?でも、ママ達は付き合ってたんだよね?それでも違うって言うの…?まさかママ…浮気とか……ううん、ママはそんな人じゃないって信じてるよ。彼氏がいるのに他の人とそんなことするわけないよね?あたしは、無意識のうちに、拓の方に向き返った。拓は何を考えているのかよく解らなかったけど、難しい顔をしてママ達の方を見ていた。花沢さんだってそう。眉間に皺を寄せて、あたしの前じゃ見せたことがないような表情をして、ママ達を見守っていた。最後に西門さんの方に目を向けると、少しビックリした表情をしていた。以前西門さんの家に行ったとき、あたし達の父親は道明寺さん以外に心当たりはないと言っていた。もう、わけ解んないよ、ママ…。気付かぬ間に、暖かいものがあたしの頬を伝い落ちた――――――。続く。。。*あとがき**I've~*久々かも…。人多すぎて厄介な展開;↓良かったらランクリお願いします♪
2006.07.21
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【総二郎】俺は、少し前から気になっていたことを調べた。別に疑っていたわけじゃないけど、何となく気に掛かっていたから。この調査結果が無駄になったって別にそんなことはどうだって良い。ただ、牧野がシラを切るためのネタに使いかねないとは思っていた。久々に、平日に司の家を訪れた。ここで初めて柚ちゃんに会った日以来、司とは会っていないし、まともに連絡も取っていない。ちょっとした近況報告でもしようと思い、茶会の帰りに立ち寄ってみた。玄関で、昔馴染みの使用人に挨拶された。司の居場所を尋ねてみると、『2階の東の角部屋で牧野様とご一緒です』と返された。“牧野様”、だと?彼女は、柚ちゃんのことを言っていたのだろうか…それとも、まさか牧野つくしのことか?気にはなったが俺は敢えて訊かずに、東の角部屋へ向かった。部屋の前まで来ると、なんだか緊張してきた。もし、“牧野様”というのが、牧野つくしのことだとしたら―――――そう考えると、嫌でも緊張してくる。逆に、柚ちゃんのことだとしても緊張感に襲われる。だって、おかしくないか?柚ちゃんと司のツーショットなんて…。暫く連絡を取らなかった間に、2人の間に何があったというのだ?一呼吸置いて、ドアノブに手を掛けた。そして、いざ―――――― っと思った瞬間、中から微かに怒鳴り声が聞こえてきた。この声は…牧野か?柚ちゃんの声はもう少し高かった気がする。あいつら全然変わんねぇなぁ…。もう少し穏やかに事を運ぶことは出来ないのかよ。それにしても、いつの間に再会したんだ?再会したならしたで、俺たちにも教えてくれたって良いじゃないか。司にとって牧野は至極大事な女かもしれないが、俺たちにとっても大事なダチなんだ。居場所が判って会える状態なら、俺たちだって会いたいに決まってる。それを秘密にしやがって……全く司って奴は………ところであいつら、何を怒鳴ってんだ?俺は2人の会話の内容を聞き取ろうと、耳をそばだてた。「総二郎、そんなところで何してるんだよ?」いきなり呼ばれ、俺はかなりビックリした。大声を出しそうだったのを、手で口を覆って何とか抑えた。振り向くと、類が訝しげな顔をしながら俺を見ていた。が、次の瞬間、笑い出しやがった。「類!何が可笑しいんだ、お前っ!」「ぷっくく…総二郎のそんなに驚いた顔、久しぶりかも。」「お前なぁ~…人を驚かせといて笑うなんて、失れ…」言いかけて、俺は固まってしまった。類から少し視線を外し、類の後方を見てみると、そこには俺の予想だにしなかった奴がいたから…。「柚ちゃん…!それに、拓まで……。 類、どういうことだ…?」「たまたま街を彷徨いてたら、2人を見つけたんだ。 で、一緒に食事でも…と思って車で移動してるときに、司に電話掛けたんだ。 あいつ上機嫌でさ。気持ち悪いなぁと思ったら、原因は牧野だった。」「あぁ…お前は知ってたのか。 司の奴、今、牧野とこの部屋の中にいるらしいんだ。」「みたいだね。 総二郎は何してるの?気を利かせて2人きりにしてあげてるの?」「別に、そう言うわけじゃねぇけど…」類と話しながらチラッと拓の方を見遣ると、司顔負けの不機嫌そうな顔をしていた。何がそんなに不満なんだろうか…。「拓…?」「なんだよ、このナンパオヤジが。 人のこと気安く呼び捨てにしてんじゃねぇよ。 つーか、お前らの言う“牧野”ってのはお袋のことだよな?」「え?ママ、道明寺さんと再会したの?」子供達の様子から推測するに、類は事情を話さずに2人をここに連れてきたのか…。「あいつ今、この部屋の中で司と一緒にいるのかよっ?何やってんだよ!?」「拓、なに野暮なこと言ってんの。 16年以上離ればなれだった恋人同士が再会したんだよ? 2人っきりになったのなら、やることは決まってるじゃない!」「はぁ!?柚、お前正気か?親だぞ、親! キモいこと言ってんじゃねぇよっ!」「親である前に2人は男と女なのよ!」柚ちゃん…顔は牧野そっくりなのに、言うことは随分違うなー…。でも残念ながら、部屋の中の雰囲気はあまり良いものじゃないと思う。さて、どうしたものか…今、俺たち4人が部屋の中に入っていったら、牧野と司はどんな顔をするのだろう……?*あとがき*久々の総ちゃん♪最近、自分自身で話が判んなくなってきました…;長いと不便だorzそして、未だに双子のキャラが、自分の中で確立してない気がしますorz↓良かったらランクリお願いします♪
2006.07.12
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【拓】ヤバい…キレそうだ。胃がむかむかする……。目の前で繰り広げられている情景は、俺にとっては目に余るものだ。―――― 両親が仲睦まじいことは、とっても微笑ましくて良いことだよ。…と、小学生の頃の友達が言ったことがあった。だが、俺には父親がいたことはなかったから、そんなことはよく解らなかったし、どうでも良かった。だけど、今は違う。おふくろが認めた以上、司は俺の実の父親だ。そんな司がおふくろを抱きしめ、あろう事か、俺たちの目の前で長ーいキスをお披露目しやがった。とてもじゃないが、直視なんて出来やしない。確かに仲が悪いよりは良い方がいいに決まってるけど、度が過ぎるとヤバい。ラブシーンは2人っきりの時に勝手にやってろってんだ。ふと柚を見遣ると、さっきまで泣きべそかいてたくせに、今度は目を見開いている。…さっきはあんなこと言ってたくせに、実際に目の当たりにするとビックリするんじゃねぇか。「司も牧野も程々にしときなよ。子供達が困惑気味だよ。 言っとくけど、俺だって見たくないよ。」「そうだぜ、まったくよ~。 司、こうなりゃ全員に収集掛けようぜ。」俺たちを見かねてか、類が助け船を出してきた。ついでに、総二郎とか言うオッサンも。つーか、“全員”って何だ?携帯を取りだして、次々に色んな奴に電話を掛けている。一体、誰が来るんだよ?「ちょ、ちょっと離してよ、道明寺っっ!」「ちっ、しょうがねぇな…。とりあえず今は離してやるよ。」やっと正気に戻ったようなおふくろが、顔を真っ赤にして司から逃れようと藻掻いた。一方司は、余裕綽々の表情でおふくろを離した。“今は”、って……別に良いけどよ。頼むから今度からは俺たちの目の届かないところで、密に頼むぞ…。ん?“今度から”って何だよ、俺…。ていうか、おふくろも司も、今後どうするつもりなんだ?もしかして、ヨリを戻すのか?んで、果ては結婚…?まぁ、結婚は大いに結構だが、気が早いか。「あたし、こんな広い家に馴染めるかしら…」柚がボソッと呟いた。……こいつも相当気が早いらしい。「メイドさんも沢山いるのよ。お嬢様とか呼ばれたら照れるっ! ね、拓!」「…お前が“お嬢様”ってガラかよ…」「なによ、拓だって“お坊ちゃま”ってガラじゃないわよっ!」「おー、そりゃ嬉しいな。」“お坊ちゃま”なんて呼ばれたら鳥肌立つっつーの。「あんた達、一体何の話してんのよ…」おふくろが、決まりの悪いような表情で俺らの元へやって来た。司はと言えば、類達の方へ行ったみたいだ。「ママ!ママ、やっぱり嘘ついてたんじゃないっ!」「う…えと……、色々ゴメンね…」「ううん、良いの。ね、拓?」「え、あ、まぁ……」「…ありがとう……」ま、おふくろを責める気はないさ。きいてみなきゃ判らないが、それなりに訳があったんだろ。それにしても、司が俺の親父…これまでだって、なんとなくは判ってはいたことだけど、イマイチ実感がなかったからなぁ…。続く。。。*あとがき*あんまり書くことないです…。早く終わらないかなぁ。((何↓良かったらランクリお願いします♪
2006.08.07
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【柚】花沢さんと西門さんが部屋から出て行った。あたし達だけで話せるようにと、気を利かせてくれたみたい。あたし達と彼らとは距離があったし、あたしは拓と話してたから、あっちの話が全部聞こえてたわけではないけど…道明寺さんが喚きだしてからの会話は、だいたい聞いていた。なんか、あたしの名前とか出てたし。ママも、勝手に余計なこと言わないでよねっ!「柚……」そうこう考えている内に、ママと道明寺さんがやってきた。道明寺さんは、やって来て早々あたしの名前を呟いた。なんだか緊張する。実の父親だということが明らかになったからかな?これまでだってお父さんだろうとは思って接してきたけど、やっぱり真実が伴うと、気持ちの重みが増すのね…。「なに…?」無意識に、道明寺さんから目をそらして俯いてしまいそうだった。だけど、そこを堪えて、怖ず怖ずと道明寺さんの顔を見上げた。すると、そこにあったのは、何となく不安げな顔……。「ど、どうしたの…!?」あんまり不安げな表情の道明寺さんって見たことがないから、ビックリした。「…お前、俺のこと嫌いか?」はぁ!?……あぁー…さっきママが言ってたことを気にしてるのね。そんなこと言ったって、自業自得じゃん。あんな態度取っといて、好印象求めようってのが無理な話なのよ。「あれは…ほら、単なる第一印象であって… その…、今は別に嫌ってない、よ。」「…柚、遠慮しなくたって良いのよ。 どうせこいつ、昔も今も変わらず自己中で俺様なんだから!」「牧野っ!お前、余計なこと言うんじゃねぇ!!」確かに…余計なことだわ。今この状況で話を拗れさせてどうすんのよ…。せっかくのお話タイムがなくなっちゃうじゃん!あたしは、目でママに訴えかけてみた。…が、鈍いママは、あたしの想いに全く気付かず。「何よ、ホントの事じゃない。 だいたいね、さっきのことにしたって何なのよ? こっちはあんたの都合に合わせていちいち引っ越しなんて出来ないっつーの!」「「引っ越し?」」呆れ顔で黙って見守っていた拓が、久々に口を開いた。…しかもハモった。「2人だって、いきなり引っ越せとか言われたら困るでしょ? しかも、ここに越して来いって言うのよ。意味解んないわよねっ。」「何言ってんだよ、東京越してくるときよりも大分マシじゃん。 田舎育ちの俺としては、東京って憧れないでもなかったけど、実際来てみるとなんかなぁ…。 アパートは前に住んでたとこより狭くてボロいしよー…。 それに比べてここは部屋も広いし、庭も広くて良くね?」「何言ってんのよ、拓! そんなこと言ったら、道明寺が調子に乗るでしょ!!」「俺は自分の気持ちを述べたまでじゃん。 つーか、柚も“お嬢様”になる気満々だったぞ。」あ、あたし!?別になる気満々…ってわけでもなかったんだけど……ちょっと想像してみただけって言うか……。「ほら、聞いたかよ。 お前だけじゃん、嫌がってんの。」「そんなこと言われたって… そもそもあたしだけ反対してると言っても、うちじゃあたしが1番権力強いんだからっ!」「お前は子供の夢も聞いてやれねぇのかよ。」「子供の夢をいちいち叶えてやってたら、あんたみたいなワガママになるのがオチでしょうが!!」いやいや、夢…って程でもないんだけどね。ちょっとした憧れよ!「でもお前、そろそろ諦めろよ。今更ウダウダ言ったって遅いぞ。」「……それ、どういう意味よ……?」「さっき言っただろ?今日中に荷物届くって。 アパートの部屋だって、今頃引き払われてるよ。」道明寺さんの勝ち誇ったような表情とセリフに、ガクッと項垂れるママ。それにしても道明寺さんってやっぱり凄いのね。だけど、他人名義の部屋を勝手に解約したりしちゃって良いのかな…?まぁ、いっか。あたしだって、自室というものが欲しかったんだもの。ママと同室じゃ、少なからずプライバシーというものが侵されてるわ!あたしは、今夜から始まるであろう新生活に胸を躍らせていた。続く。。。*あとがき*…うあ、3週間振りだよ、これ更新すんの(((;´Д`)))アワワワワ...しかもくだらねー…。60話書いたのいつだろう……随分昔な気がする(´・д・`) ぇ↓良かったらランクリお願いします♪
2006.09.09
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【つくし】気付いたら何故か道明寺家に連れてこられていた。確か…仕事の終わり際に、道明寺に『飯でも食いに行こうぜ』と言われて……あたしは…初めはハッキリ断った。だってさ、なんていうか…心の準備が…ね。だけど、いつまでも逃げ続けるわけにもいかないんだよね。だから、渋々道明寺の車に乗ったんだ。なのに…なのにどうして道明寺の家なの!?どこかで外食でもするんじゃなかったの!?そりゃ、寝てて気付かなかったあたしもあたしだけど…。困惑しているあたしを余所に、道明寺はあたしの腕を掴んでズンズン進んでいった。すると、目の前に見覚えのある人が……「タマっ!?」道明寺が叫んだ。そう、あれはタマ先輩だ。良かった…まだ元気なんだ……。ていうか、先輩って今何歳なんだろ………。「タマ!お前何でこんなとこに…」「おやおや、相変わらず冷たいですね。 坊ちゃんが帰宅されたと聞いたんで、わざわざ出迎えに来たっていうのに。 それにしても坊ちゃん、良かったですね~つくしが戻ってきて。」先輩が、道明寺からあたしに視線を移して、ゆっくり近づいてきた。「タマ先輩…」「まったくあんたは人騒がせなんだよ…。 もう1人で勝手にどこかに行こうなんてするんじゃないよ!」「…はい……」あたし達は、涙ぐみながら言葉を交わした。道明寺は気を利かせてか、『先行ってるから』と言い残し行ってしまった。あたしは…タマさんまで心配させてしまったみたい。ごめんなさい……。「……ところでつくし。」「はい。」「柚はあんたによく似てるね。」「え、そうですかね? ………って先輩!柚のこと知ってるんですか!?」「あんた聞いてないのかい? あの子、あたしの部屋でお茶していったんだよ。」「うああ………」そういえばそういえば。前に花沢類がうちに来たとき、柚を道明寺に会わせたとか言っていた。柚もいつだったか、花沢類の友達の家に行ったと言った。…と、言うことは。多分、柚があの時言っていたのはやっぱり道明寺家だったんだ。しかも、どういう経緯でそうなったかは定かじゃないけど、タマさんの部屋でお茶したんだ…。「あわわわわ………」「何言ってんだい、変な子だね。 それにしてもつくし。柚に坊ちゃんの武勇伝を聞かせてたらしいじゃないか。」「武勇伝って…そんな、別に………」「まぁ、語り聞かせるのは自由だけどね。あんまり嘘偽りを交えるんじゃないよ。 嘘でなくても、あまり脚色せず、まんま聞かせた方が良い。 でないと、普段の坊ちゃんを見たとき、イメージが崩れるよ。 実際柚も坊ちゃんのこと相当非難がましく思ってるみたいだったしね。」「…いや、でも………」嘘なんて…言ってないはず。だけど、多少脚色はしたのかな…?うーん……。ていうか、そうは言われても…柚と道明寺が出会うなんて考えたこともなかったんだもの!……普通に生きてたら、あんな世界が違うようなとこで暮らしてる道明寺になんて関わらないでしょ…。「それからね、いい加減父親のことも教えておやりよ。 どんな事情があろうと、子供が父親のことを何も知らないってのは悲しいもんだよ。」「……先輩も…柚の父親は道明寺だと………?」「おや、違ったのかい?」「…………」「…まぁいいさ。 さ、坊ちゃんがお待ちかねだ。さっさと行くよ。」「…はい。」やっぱり…みんな子供達の父親は道明寺だって感づいてるんだ。魔女も、先輩も、花沢類も。そして、道明寺本人も。あー、そういえば拓もだっけ……。柚も、かな…?あたし、誰にも言ってないのに。でも、子供達の年齢を考えれば判って当然か。当時付き合ってたのは紛れもなく道明寺だし。あたしが浮気でもしてない限りは、彼の子だと思われ当然だわ…。おまけに拓のあの容姿!昔の道明寺そっくりだもんね…。……あたしもそろそろ腹をくくるべきか?続く。。。*あとがき*言葉がわかんないです。((意味不語彙が語彙が語彙が……っ。((汗↓良かったらランクリお願いします♪
2006.06.30
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【つくし】「…お前、何が不満なんだよ? ここに住めば、お前だって色々楽だろ。」まったく、こいつの頭ん中は単純で羨ましいわ。「あんたもちょっとは世間体ってもんを考えてみなさいよ。 あんたのような男が子連れの女と暮らすなんて、スキャンダルになるに決まってんじゃない!」「はぁ?それの何処が問題あるんだよ。 確かに子連れだけど、子供は俺の子なんだから問題ないだろ。」違う。道明寺の子供だから余計に厄介なんだ。「道明寺、考えてもみなよ。拓と柚は、言わばあんたの隠し子なんだよ?」「隠し子?……ああ、そうだな。2人とも、お前やババァに隠されてたしな。」「そ、そう言う意味じゃなくてさっ…」「解ってるよ。でも、それがどうした。何か問題あんのかよ?」あー……話が進まないっ!「だいたいお前、スキャンダルだの隠し子ってうるさい。 子供達の前でそんな話すんじゃねぇよっ!」「あ、ご、ごめん……」あたしったらなんて無神経な…。1番微妙な立場に立たされてるのは、子供達なのに……。徐に拓と柚の方を見遣ると、拓はなんだか難しそうな顔をしていた。一方柚は、不思議そうに首を傾げながら、口を開いた。「ねぇ、ママ…」「な、何……?」「道明寺さんと結婚するんじゃないの?」「はあぁ~??」そんなキョトンとした顔して、何とんでもないこと言ってんのよ、この子はっ!16年以上のブランクがあるっていうのに、そんな簡単に結婚とか無理に決まってるじゃないっ。ただでさえ問題が多いっていうのに……「お、お前、なんだその反応はっ!? まさか、俺と結婚する気ねぇのかよ!?」「…………あのねぇ……」ほんと、頭が痛い。何でこう、みんなして結婚結婚って言うのよ…。だいたいあたし、「…プロポーズとかされてないし。」「あぁ、そうか。すっかり忘れてた。 じゃあ牧野、結婚しようぜ。」「………無理。」「はぁ!?お前、プロポーズしたら結婚してくれるんじゃなかったのかよっ!?」誰もそんなこと言ってないし。「道明寺、あんたは何でこんな急に結婚とか決められるわけ? あたし達、16年以上も会ってなかったんだよ?」「急じゃねぇよ。 俺は昔っから結婚するならお前しかいないと思ってたし、お前が見つかったらすぐにでも結婚するつもりだったんだぜ?」「いや、でもさ……」「でもじゃねーよっ!お前は勝手すぎるんだよ!俺の子身籠もってんのに勝手に消えて!! 何で何も言わなかったんだよ!?」「だって……道明寺に迷惑かけたくなかったんだもん…」なんだか、段々涙声になっていく…。あの頃は…道明寺はNYに留学する予定だった。それに、魔女から許された期間はたった1年で、その後のことなんて判らなかったんだもん……「牧野…そんな泣きそうな顔すんなよ……。 ……確かに、時期は悪かったかもしれない。 だけど、なにもお前ばかりが辛い思いをする必要はなかったろ? いつもいつも1人で抱え込みやがって…。少しは相談することを覚えろよ。」「…うっ…」「そもそもお前、前提がおかしい。 俺に迷惑掛けたくない?俺がいつ、子供が出来たら迷惑だっつったよ? お前との間に子供が出来たら、嬉しいに決まってるだろ? 時期的にはあまり良いとは言えなかったけど、そんなことどうでもいいくらいに。 それにな、子供出来て困るようなら、避妊するし。」「ごめんなさい…あたし勝手に…… って、あんた、何言ってんのよぉっ!」もうっ!なにニヤニヤしてんのよ、バカ男っ!子供達の前で、あたし達の性事情を仄めかすようなことは言わないでっ!!続く。。。*あとがき*すっごい久々の更新…。これ書いたのいつだろ……3~4ヶ月くらい前!? 何何かヤダ、意味解んない('A`)ぐはっ(読み返してないけどw藁 ぇ)どこかに隠れたい[]ヘ(ヘ ̄△ ̄;)テテテッ↓良かったらランクリお願いします♪
2006.11.04
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なんだかんだ言っといて、結局放置しすぎ自分今度は気付けば秋になってました…夏休み丸々すっ飛ばした感じ夏休みは2ヶ月あるように見せかけといて、実際あんまり休めるようなものじゃないです私は毎年…今年も毎年同様度重なるサークル行事に加え、バイトやインターンシップ、実習などなどあって、忙殺されました勉強は全くしませんでした。オワタ。秋と言えば、食欲の秋ですね食べるの大好きです…でも太りやすい体質なんですたらふく食うくせに痩せ型の彼氏が妬ましい。←好きなものを好きなだけ食べても体型を維持できるってのは、本当に羨ましいです。。そういえばポケモン黒買いましたたまに誰かとすれ違うと面白み感じるまだあまりやってなくてクリアに至ってないですが、ちまちま頑張ろうと思います
2010.10.12
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【司】柚と拓の父親は俺ではないと言われ、一瞬固まってしまった。が、俺じゃないわけがないじゃないか。牧野の奴は何を言ってるんだ、まったく。「フン。」「な、何よあんた!なに鼻で笑ってんのよっ!?」「お前があまりにも下らないことを言うからだぞ。」「下らない!?下らないってなによ! あたしは大事な話をしてんのよっ!?」牧野がギャアギャア叫んでいる中、俺は廊下で誰かが話してる声が微かに聞こえた。牧野を無視してドアの方へ行き徐に開けると、そこには不自然な面子が揃っていた。だが、ちょうど良いから、柚と拓からも牧野へ何とか言ってもらおうと思った。だけど、事情を話すと、突然柚が涙を流すものだから、俺はギョッとしてしまった。「ど、どうしたの、柚っ!?」驚いたのは牧野も一緒だったようで、牧野は慌てて柚に駆け寄ろうとした。…が、拓が行く手を阻んだ。「…なに、拓……恐い顔しちゃって」「なにじゃねぇよ。てめぇこそ何なんだよ!? 変なこと言ってんじゃねーぞ!!」「はぁ!?あんた親に向かってなんて口の利き方してんのよ! だいたい、あたしは何一つ変なことなんて言ってないわよっ」「…おい、お前ら落ち着けよ。柚ちゃんも大丈夫か? とにかく、ちょっと部屋ん中入ろうぜ。」見かねた総二郎が、皆を部屋の中へと促した。誰1人文句言う者はなく、全員黙りこくったまま部屋の中に入った。「牧野、何であんなこと言ったの?」部屋に入って最初に口を開いたのは類だった。有無を言わさぬ鋭い瞳を牧野に向ける類…。普段気丈な牧野も、少々腰が引けているように見える。「…あんなことって何よ…みんなして何だってのよ…… あたしは本当のことを言ってるだけじゃない… 何でみんなしてあたしを責めるのよっ!」「じゃあ、双子の父親は司以外にいるわけだ。 拓と司がこんなに似ているのに違うと言い張るんだから、誰だか判ってるんでしょ? ……誰?」「誰って…」二の句が付けず黙りこくる牧野。ほれ見ろ、やっぱり俺しかいねぇだろ。変なことばっか言いやがって。「牧野、沈黙は自分を不利にするだけだよ。」「そうだぜ牧野。いい加減吐けよ。 んでもって、さっさとここに越してこい。」つーか、キャンセルの連絡入れてねぇから、そのうち牧野家の荷物はここに届くと思うけど。「なぁ牧野、もしかして2人の父親は、あの司のイトコのフリをしていた国沢亜門とかか?」総二郎の発言に、その場にいた全員が固まった。………はぁ?何だって?今度は総二郎が意味不明なことを言ってるぞ。「お前…ふざけんなよ?」「…総二郎、何言ってんの?」「おい、国沢亜門って誰だよっ?」「西門さん…?」何も言わずボー然としていた牧野は、急にハッとして、ペラペラしゃべり出した。「そうよ、そうなのよ! 道明寺には悪いなぁと思ったんだけど、つい亜門の大人の魅力にやられちゃったって言うか~。 でもねー、ホント、みんなには間違えられても仕方ないと思うよ、うん。 だって亜門の顔ったら、双子かってくらい道明寺そっくりだったじゃ――――」――――――パチンっ…俺は、思わず牧野の右頬を叩いてしまった。牧野は驚きの表情で、俺の顔を見上げていた。「…これ以上適当なことを言うな。」「適当…て……、何よ、適当ってっ!? また撲ったわね!あたしは暴力ふるう男が大嫌いなのよ!!」「うるせぇっ!お前がそこまで頑なに俺を父親と認めないのは何でだよ!?」「違うもんは認めようがないでしょ!!」何で、何でだよ……もう俺、わけわかんねぇ………続く。。。*あとがき*私ももう意味わかんねー。 爆…穴があったら入りたい心境('A`)あう↓良かったらランクリお願いします♪
2006.07.26
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【司】会社からの帰り道。車の中で突然電話が掛かってきた。「もしもし」《あ、司?》「ああ、類か。」珍しいな…こいつから突然電話を掛けてくるなんて。《今何処にいるの?》「仕事の帰りで車ん中。もうすぐ邸に着く。」《ふーん。随分早いね。》「ん?…まぁな。」今日は…なんか上の空で、仕事にあんまり集中出来なかったからなぁ…。そんなわけで、予定より早めに切り上げたんだ。それに俺は、牧野と話をしなくちゃならねぇし。「なんだよ。俺に何か用か? 今良いところなんだからよ~。邪魔すんなよ。」ヤバい。どうしてもニヤけちまうぜ…。心なしか、声も上ずってきたような……。《……なんか司、キモチワルイ。何かあったの?》「気持ち悪いってお前…。 まぁ、今日のところは許してやるけどよ。」《なんだかご機嫌だね、何かあったの?》「それが、急に新しい秘書とやらが来たんだけどよ。 なんとそいつ、牧野だったんだぜ!」《え、本当?》「で、今、牧野も一緒なんだ。 どうしてもって言うんなら、お前も牧野に会いに来て良いぜ。」《……あぁ、わかった。じゃあね。》………切りやがった。あいつ、一体何で急に電話なんてしてきたんだ?『用か?』っつったのに結局スルーされたしよ…。ま、あんな奴今はどうでも良いか。つーか…牧野はどうしてこうなんだ?変わってないのは嬉しい気もするけど、再会したばっかなんだぞ?俺たち…。仕事中はまともに会話できなかったしよ。仕事が終わってからは…と思っていたのに。牧野は車に乗って、車が動き出すやいなや寝てしまった。やっぱりというか何というか…がっくりだぜ。だいたい、あんだけ乗るの嫌がってたくせに、乗ったら乗ったで緊張感のカケラもねぇのかよ?とは言え俺は、久々に見る牧野の寝顔に見入っていた。無防備な奴だぜ… 襲ってくれと言わんばかりじゃねぇか。…いやいや、今は耐えろ、俺…。今襲ってしまえば、後々何を言われるかわかんねぇ。16年以上離ればなれだったんだ。ここはじっくりと時間を掛けて……。俺が悶々としている間に、車は邸に到着した。車が止まっても、牧野は相変わらず寝ている。「おい、起きろよ…」軽く揺すってはみるが、軽く唸っただけで全くと言っていいほど効果はなかった。「おいこら、牧野っ!いい加減起きろ!」ガンっ――――――「~~~っ!いったぁー…。な、何なのよ一体っ!」やはり頭突きは効果覿面だったらしい。だが、勢い余って、俺も相当なダメージを受けたぞ。「やっと起きたか。もう着いたぞ。さっさと出ろよ。」「ど、道明寺っ!? あたし、確か道明寺の車に乗って………あたしったらまた寝ちゃったのか…。 それにしても着いたって、ここ何処…?」「いいからさっさと出ろ。ここは俺んちだ。」「俺んち、って………道明寺家!?なんでそんなところに!?」寝起きで初めはボケッとしていた牧野も大分覚醒してきたのか、ギャアギャア騒ぎ出した。「まぁとにかく、入ろうぜ。」「あ、ちょっ……!」こんなとこじゃ埒があかねぇ。ってことで、俺は無理矢理牧野の腕を掴んで家の中に引っ張り入れた。玄関先では、いつものごとく使用人達が出迎えた。牧野ときたら、お辞儀している使用人1人1人に丁寧に頭を下げている。使用人達は俺が1人じゃなく、女を連れていることに驚いているようだった。牧野を凝視している者もいた。そんな使用人達を過ぎると、誰かが廊下のど真ん中に突っ立ってんのが見えた。続く。。。*あとがき*急遽加筆した所為で微妙…です(〃-д-)司視点、久々…かなぁ?司視点はつくし視点の次くらいに難しく感じるんですよね…。。肝心の2人が難しいなんて…((汗↓良かったらランクリお願いします♪
2006.06.23
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