里山暮らし、ときどきヨーロッパ・ロングステイ

里山暮らし、ときどきヨーロッパ・ロングステイ

PR

プロフィール

rimin(リミン)

rimin(リミン)

コメント新着

人間辛抱 @ Re:あの日‥3.11(03/12) どうもお久しぶりです。 新型コロナウイル…
タウンライフアフィリエイト運営事務局@ タウンライフアフィリエイト運営事務局でございます 平素は大変お世話になっております。 タウ…
秦野市民@ Re:あの日‥3.11(03/12) 訃報を聞いて、ショックです。あまりのシ…
morikana5625genkimorimori @ Re:介護保険★手づくりの幸せレシピ パート2(03/07) 医師の常識は世間の非常識。医師の非常識…
花(*^^*)@ Re:あの日‥3.11(03/12) リミンさんの事 大変驚いております  …

バックナンバー

2024年09月
2024年08月
2024年07月
2024年06月
2024年05月
2024年04月
2024年03月
2024年02月
2024年01月
2023年12月

キーワードサーチ

▼キーワード検索

2007年01月23日
XML

自分で書いた本を大事そうに抱えてやってくる。
大切に書かれたこの世にたった一冊の本が、
安住の居場所を見つける不思議な図書館。

閲覧、貸し出しもしていない。
安住の地を見つけた本同士、
夜ごと、ひそやかな小声で語り合っているらしい。

図書館に住み込んでいる館員の(私)は三年も外に出ていない。
そんな(私)が恋に落ち、外に出ることになった…。

愛のゆくえ 」です。

ブローディガンの翻訳はそのほとんどが晶文社から出ていて、
「晶文社」といえば「ウッド・ストック」を知っている世代にとっては、
格別な思い入れがあるのです。

当時は、植草甚一‥ワンダーランド(宝島)‥晶文社の
ラインでしたから。

地下新聞やコミューン華やかし頃のあの時代、
この出版社から出る本なら、私たちは喜んで買ったものです。

私自身は、それまでアメリカ文学は、
あまり興味がなかったのですが、
ブローディガンはわりと好きになりました。


そこに在るのに、そこに無い。
曖昧な匂いが好きでした。

時代はいつしか移り変わり、
60年代カウンターカルチャーや70年代ヒッピー文化も昔話になりました。

多くの仲間は、

長い髪を切り、企業戦士として組み込まれていきました。

思い出は常に、音楽に縁取られた「あの時代」と
オーバーラップして心の中で鮮やかに蘇ります。

「あの頃は良かった」などと言うつもりはありません。
私たちは本気で走ったのですから。

行き着くところは、それぞれ違っても、
真っ只中を駆け抜けた、誇りともいえる僅かばかりの自負は
きっと、みんな持っているでしょう。
もしかしたら、ほんの少しの悔恨をない交ぜにしながら‥。

※写真はイギリス、ウェストン・スパー・メアの街角

....................................................................................
ところで楽天ブックス倉庫の在庫が品薄状態!
 メーカー取り寄せしてますが、お買い求めはお早めに!
  リミンの「 幻の処女作 」となる日も近いかも?!

里山暮らし、ときどきスペイン 】太陽出版 1,260円(税込)
本の表紙.jpg
楽天ブックスの買物カゴはコチラです♪

・または お近くのセブン・イレブンでお受け取り♪
       送料無料&手数料無料はこちらです」






お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう

最終更新日  2007年01月24日 00時03分01秒 コメント(24) | コメントを書く


【毎日開催】
15記事にいいね!で1ポイント
10秒滞在
いいね! -- / --
おめでとうございます!
ミッションを達成しました。
※「ポイントを獲得する」ボタンを押すと広告が表示されます。
x

© Rakuten Group, Inc.
X

Design a Mobile Site
スマートフォン版を閲覧 | PC版を閲覧
Share by: