里山暮らし、ときどきヨーロッパ・ロングステイ

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rimin（リミン）

日本と海外で田舎暮らしを試みようと、やっと見つけた日本の本拠地！！ ★丹沢に囲まれたウチの裏山「弘法山」 ★鮎が泳ぐウチの下の金目川、 ★四季の花咲く秦野盆地の散歩道、ここを拠点に出かけて行きます！ヨーロッパ田舎暮らしでございます。

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2012年07月11日

イタリア・ウンブリア州アメリア町にあるバール

バールはイタリアの象徴だ。
どこの街にも、教会があり、広場がありそしてバールがある。

イタリア全土で１６万軒あるといわれるこのバール、
単なる喫茶店ではないようだ。

パンやサンドイッチが並ぶカフェであり、
お酒も飲めるバーにもなり、町の情報サロン、
煙草、お菓子やロトも買える雑貨店、
バスの切符売り場や待合室にもなる町のよろずやさん、
お年寄り達の溜まり場にもなる。

不動産の情報から身の上相談までなんでもござれと聞く。

誰もが町のバールを中心にご近所仲間と井戸端会議ならぬ
バール談義でその日が暮れる。

ゲームセンターもコンビニも無いが、
人と人が顔を見合すコミュニケーションの楽しさが
バールを支えているようだ。

松下家さんの囲炉裏端.jpg

秦野市・松下家の囲炉裏端

昔は、ご近所仲間と、いろりばた談義をしていた？‥
嫁の愚痴、姑の愚痴から始まって、うわさ話から
村にとって大事なことの会議まで‥

それにしても、飲み食いなしの寄り合いなど

日本人にとってバールの機能は囲炉裏かもしれない。

『寄りあいでの話し合いは、物を議決するというよりは
一種の知識の交換がなされたようで、個々の言い分は
百姓代や畔頭 (くろがしら) 達によって統一されて
成文化されたという。』 (宮本常一・忘れられた日本人より)

●速報！
「スローフードベルリンからのお客さま」いよいよです！
・・秦野の【食】をめぐる旅・・

● 両丹日日新聞 2012年7月10日のニュースに掲載されました。
「日本文化を学ぼうと藍染め、紙漉きを体験
　ドイツから中学校教師ら来日」

スローフードジャパン・東京/神奈川ブロックでは、
ベルリンからのお客さまの旅(秦野～東京)を、
映像作家：小出忍さんの映像で追いかけます。
●スローフードベルリン Welcome 実行委員会
SF秦野/中川璃々、SFすぎなみTOKYO/掛川正幸、SF東京/黒川陽子、SFよこはま/江川正己　

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