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2013年09月08日
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今日は秦野の火祭り、
我が家から徒歩5分の氏神サマ「健速神社」(タテハヤジンジャ)の
「火渡りみこし」でございます。

というわけで、本日の記事は2006年に取材したものを
多少編集を加えてあります。ご了承下さいませ。


祭り太鼓が、地響きのように轟きわたる。
期待は、いやがおうにも高まって‥

静まりかえっていた神社の境内も
今夜は、燃え盛る火が、天空を突き上げて‥
道の両側に、神輿を迎える「迎え火」が燃える!
男たちは、火を蹴散らして神輿を担ぎ、熱気と激しい太鼓の音に
場内は昂奮に包まれた!

火渡り神輿.jpg

祭りの太鼓打ちは加速して、怒涛のような歓声と白煙の中、
火の粉が舞い、祭りはクライマックスを迎えます!

火渡りみこしB.jpg

火まつり.JPG

「火」というのは不思議です。
見つめていると、身体の芯から何かが突き上げて、
叫びだしそうな衝動に駆られます‥

はるか太古の昔から、人類は、燃え盛る炎の中に、
見えざる者への畏敬の念を感じ取り、跪き、そして祈ります。

吹き出す汗と共に、悲しみ、苦しみ、憎しみ、怒り、慟哭、
全ての負の感情を吐き出したのかも‥。
そのせいなのでしょうか、火祭りの終わった後というのは、
なぜか、スッキリ身体が軽くなる気がします。

滝のように流れ落ちる汗と共に、百八つの煩悩が自分の中から
抜け落ちてしまうのかもしれません。

心地よい疲労と、祭りの後の脱力感。
汗をぬぐいながら歩く私たちの頭上から、
月が、夜道を照らし‥
火祭りの夜は更けて行くのです。





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最終更新日  2013年09月08日 12時03分33秒
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