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誰でも一つや二つのトラウマは持っているのでは無いだろうか。私にはとても怖かった思い出があり、未だにそれに出くわすと固まってしまうものがある。
今日のナース室での出来事。窓際の机で書き物をしていると、なにやら小さな黒い物がすすすっと近寄ってきた。何気なく横を向くと、う!(○_○)。私は思わずたじろぎ、そのうろうろ動く物から離れたが、とっさの行動は傍にあったシャーレ(皿状のガラスの容器)の蓋をそれにかぶせていた。急に自由を奪われたそれはシャーレの中で一挙に激しく動き回る。(@_@;)
「どうしたの?」、病室から戻って来た看護師が私の指さす方を見て「なあんだ!」と言いつつティシュペーパーでふわっと包んで窓からそれを逃がしてやった。
何を隠そう、とても大きな声では言えないのだけれど「蜘蛛」なのである。σ(^◇^;)
このトラウマの始まりは高学年の頃であった。どこをどう歩いていたかは定かでないが「蜘蛛の巣」の真ん中を通って終ったようだ。(;゜)ウッ!、とたんに顔といい、頭といい蜘蛛の「囲」がべちゃっと張り付いてしまった。(゜ロ)ギョェ、急いで顔を洗ったが、いくら洗っても嫌な感触はとうとう取れず、その時の何とも言えない気持ち悪い思いは、今でも決して忘れることが出来ないのである。これが現在まで続く私の「トラウマ」。
それにしても今日の「蜘蛛」は大きかった。くわばら、くわばら。
夏痩せて嫌ひなものは嫌ひなり 三橋鷹女
